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2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
【(*´ω`*)】現在エッセイ&詩以外の更新は休止しています。
2013年1月7日【月】18時48分51秒
【(*´∇`*)】サイトをリニューアルしました。他も徐々に変更中です‥‥
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秋華エントランス

同居

2014年10月15日【水】11時42分54秒
私は、買い物に行くことにした。
一人暮らしをしていたら、買い物も当然自分でやらなければならない。
だからこれは、絶対にやらなければならない私の任務である。

玄関を出た時、太陽の光が射していた。
少し曇っている気配だったので傘が必要かもしれないと思ったが、ほんの10分程度の外出なので、私は大丈夫だと判断した。
しかし、鍵を閉めていざスーパーまでの道を歩き出すと、太陽の日差しはなく、空はどんよりと曇っていた。
先ほどの日差しは、ほんの一瞬、たまたま雲間から太陽が顔をのぞかせただけのようだ。
そしてすぐに、僅かながら雨が降っているのを感じた。
これはやばいか?
引き返して傘を取りに戻るか?
私以外、歩いている人の多くは傘を持っている。
道路には若干雨の降った形跡は残っているが、大部分は乾いているので、直近には降っていないはずだ。
となると、今僅かながらに感じる雨は、今降り始めたのかもしれない。
どうする?
1件目のスーパーまでの道も半分くらいにきていたので、私はこのまま買い物を強行することにした。
ちなみにスーパーは2件梯子する。
1件目では好みのお菓子を買い、2件目では鶏肉を買う予定だ。
1件目のスーパーにつくと、外には傘袋が置いてあった。
どうやら今日の天気予報は雨のようだ。
私は迷わず売り場に直行し、目当てのお菓子を数点掴むと、そのままレジへと向かう。
雨は何時降るかわからない。
一刻の猶予もないのだ。
もうすぐレジだ。
私はそのまま手にもったお菓子をレジに置こうとした。
レジのおばちゃんもそれに対応するような目線だった。
しかし、レジに到達する直前、脇からお年寄りが買い物カートを押して私とレジの間に入ってきた。
何やら商品を見て回っているような感じだったので、レジのおばちゃんも確認する。
どうやらまだ欲しい商品はあるものの、買い物の数が多いのでお会計作業に入ってもらいたいようだ。
レジのおばちゃんは少し戸惑いながらも、私に一声かけてから、そのお年寄りの買い物かごを受け取り、商品のバーコードを読み取り始めた。
かなり数が多い。
雨が本格的に降ってきたらまずいので、正直このタイミングで、しかもまだ商品を物色しているお年寄りの会計準備を先にされるのは、なんとも言えない気持ちになる。
それでも相手はお年寄りだ。
お年寄りは大切にしなければならない。
私は腹を決めて、雨のことは忘れて待つことにした。
商品の半分以上はバーコードを読み取っただろうか。
その頃にお年寄りはもやしを持って戻ってきた。
どうやらこれで買い物は全部のようだ。
それにしても数の多い買い物だ。
どうやってこれらを、お年寄り一人で持って帰るのか疑問に思った。
戻ってきたお年寄りは、鞄の中を探り始めた。
財布を探しているようだ。
まあまだ商品全てのバーコードを読み取っていないので、せいぜいそれまでに見つけてくれればいいさ。
そう思っていたが、最悪の事態のようだ。
財布が無い?
お年寄りはレジのおばちゃんに、商品をこのまま置いといて欲しいとお願いしだした。
レジのおばちゃんは戸惑っている。
どうやらこのレジシステムでは、複数のお客の会計が同時にできない仕組みのようだ。
今度はマイナス会計する為に、商品のバーコードを読み取っていかなければならない。
おいおい、なんてこった!
しかし相手はお年寄り、責めるわけにもいかない。
レジのおばちゃんは、たまらず休憩中であろう別の人を呼び出した。
その後私は、呼び出された別の店員に会計をしてもらった。
雨を心配しながら店を出ると、そこには先ほどのお年寄りがいた。
大きな荷台のある三輪の自転車に乗ろうとしていた。
なるほど、これならあれだけの数でも持って帰れるのか。
私は妙に納得した。
雨は大丈夫だったが、この時私は思った。
三輪自転車があるとはいえ、あんなお年寄りがあれだけの数の買い物に行かなければならない世の中がおかしいのではないだろうかと。
それにレジでのマイナス処理でも分かる通り、社会システム自体、お年寄りには辛いのではないだろうか。

世の中はスピード重視のサービスである。
そして親子が同居する家庭も減っている。
これでいいのだろうか?
年をとった両親と同居して息子が支える、そんな世の中を本当は当たり前にするべきではないのか。
一人暮らしにあこがれていた若かりし頃もあったが、年をとってから感じる。
親子の同居は必要ではないかと。
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