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エッセイ(随筆)&詩&短編

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適当に書いた小説をアップしていきます♪

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2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
【(*´ω`*)】現在エッセイ&詩以外の更新は休止しています。
2013年1月7日【月】18時48分51秒
【(*´∇`*)】サイトをリニューアルしました。他も徐々に変更中です‥‥
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秋華エントランス

セミ

2014年7月28日【月】09時29分40秒
窓からセミが入ってきた。
子供の頃なら平気で捕まえて外に逃がしたものだが、人間歳をとるほど臆病になるもので、少しためらいながらセミを捕まえた。
掴んでみるとどうということはないし、咬みついてきたりするような虫ではないことも理解しているが、何故か咬みつかれそうで、早く放したいと思った。
しかしこれも何故かそのフォルムが格好良いと感じ、恐れながらもマジマジとその背中を眺めていた。
すると少し、背中の辺りが光ったように見えた。
何事かと思いよく見ると、小さな雷のようなものが無数に飛び交っているのが見える。
指を近づけてみると、指に雷が落ちたような動きをするが、痛みは全くない。
しばらくその不思議な現象に見入っていると、今度は逃げようとしているのか、もがきながら何やら吐き出してきた。
炎である。
『えっ?セミって炎を吐くの?』
そんなことを思ったのもつかの間、透けた背中の奥で火を燃やしているのが見える。
セミって実はかなりヤバイ虫のようだ。
うっかり部屋に入ってきたのを放置したら、火事にもなりかねない。
セミはドンドン吐く炎を大きくしていき、百円ライターの調整を全開にしたくらいになった。
どういう原理か分からないが、これって研究する価値があるのではないだろうか。
エネルギー不足の日本を救う虫になるかもしれない。
そんなことを思っている間にも、セミはドンドン吐く炎を大きくしていく。
炎は近くにあったすのこに燃え移った。
これはまずい。
私はあわてて、窓からすのこもろともセミを外に投げ捨てた。
セミとすのこは、草が少し生えた同じ場所に落ち、一瞬のうちに焼けて灰になっていた。
向こう側では、何事もなかったかのように、静かに川が流れていた。
気がついたら、私はベッドで寝ていた。
となりの部屋から、目覚ましの音が聞こえてきた。
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