★ 

エッセイ(随筆)&詩&短編

 ★
★ 

ネット小説

 ★

適当に書いた小説をアップしていきます♪

 RSS XML
  • 玄関口
  • 占い診断
  • 萌え辞典
  • オタク遊戯
  • FREECGI
  • NEW秋華
  • 随筆&詩
  • タイトル
--☆INFORMATION☆--
2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
【(*´ω`*)】現在エッセイ&詩以外の更新は休止しています。
2013年1月7日【月】18時48分51秒
【(*´∇`*)】サイトをリニューアルしました。他も徐々に変更中です‥‥
--☆HOTLINK NOW☆--
【Kindle】電子書籍販売★秋華★
【楽天kobo】電子書籍販売★秋華★
【パブー】電子書籍販売★秋華★
秋華エントランス

ダイヤモンド

2013年11月27日【水】20時36分53秒
詐欺まがいの商法にのったフリをする話を、テレビやインターネットで時々見かける。
それで思い出したのだが、私も一度だけ、騙されそうになったことがあった。
いや、正確には分かっていたのだが、『暇だったから話を聞いたことがあった』というべきだろう。
少しその話をしたいと思う。
あの日は暇をもてあまし、某デパートをウロウロしていた。
そしたら1階の宝石店の前で、とある女性に声をかけられたのだ。
当時の私よりもおそらくは年上であろう容姿から、おばさんとしておく。
そのおばさんは、私に笑顔でこう言ってきた。
「お時間ありましたら、お話聞いていきませんか?面白い話ですよ。」
もう20年以上も前の話なので、言葉がこれで正確だったかどうかは覚えていない。
ただ印象としては「私も暇だし、少し面白いお話でもしませんか?」的な感じだったと思う。
そのおばさんは、すぐに宝石店の従業員だと分かった。
私は暇だったし面白そうだったので、少し話をすることにした。
宝石店の中に案内され、椅子に向かい合って座る。
そしておばさんは話しだした。
内容は、『ダイヤモンド』の話だった。
結婚したらどれくらいの大きさが良いとか。
給料3カ月分っていうけれど、早めに買ってローンを組めば良いものが贈れるとか。
そんな話だった。
私はすぐに気がついた。
この人、私にダイヤモンドを売りつけようとしているのだと。
そう思うと、何やらテンションが上がってきた。
全く買う気の無い私は、絶対に買おうとは思わないので、熱心におばさんの話を聞いてあげた。
おばさんもより力が入っているようだった。
話は約30分ほど続いた。
私もおばさんも、十分に体が温まった。
そしていよいよ、勝敗を決する時がきた。
「どうですか?今から買っておきませんか?いずれ必要になるものですし。」
「いえ、買う気は全くないです。」
終了~!!
私はすくっと立ち上がり、軽く左手を上げて立ち去った。
『私を騙そうなんて、100万年早いのだよ!』
そんなことを思いながら、私は勝利をかみしめた。
しかしよく考えたら、私はこの時負けていたのかもしれない。
もしかしたらこの時、この『ダイヤモンド』を買っていたら、未だに独り身ではなかったかもしれないのだ。
その後付き合った彼女にプレゼントなんかして、結婚することになっていたかもしれない。
今は負け組だが、勝ち組になれていたかもしれないのだ。
まあ、どうなっていたかは分からないが、ダイヤモンド、恐るべし。
【<┃】 【┃┃】 【┃>】
このエントリーをはてなブックマークに追加
Ver.5.00 CGIフリー配布サイト