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第五話 高橋知里と田中美鈴

高校時代の俺は、青春とか恋愛とか、そんな言葉には無縁だった。
教師になるために、結構ガリ勉していたのもあるが、今思えばそれはただそれしかしらなかっただけ。
クラスの男子の半分以上が、女の話を常にしていて、そんなクラスメイトを俺はバカにしていた。
お前達はサルか。
それしか話題がないのか。
そんな事を思っていて、そういった奴らとは友達にはなれなかった。
大学に進学した頃もそれは変わらなかった。
「女ゲットしにいこうぜ!」
何となく話していた、友達とは言えない友達が言った当たり前のような一言。
俺は腹が立った。
なんとなく、自分の友人の女の子達が、物扱いされているような悔しさ。
完全に女性を下に見ている言葉。
なぜだか俺には、仲良しな女友達が沢山いた。
だからもちろん、女性にも同じような事を言っている人がいる事を知っている。
それでも、それは言ってはいけない事のように思えて、そんな事を言う奴らとは仲良くなれなかった。
そんな中、教師を目指していた俺に、初めての教育実習。
その頃、俺は先生に向かって進んでいる実感を得ていた。
だから学校の勉強だけでなく、先生に必要な事を考えるようになっていた。
テレビで、乱れる性教育の事を知った。
よく考えたら、こういった指導も先生の仕事だ。
しかし俺は、今までそう言った知識を得る場がほとんどなかった。
チラッと聞いたりもしたが、信じられず記憶の奥にしまっていた。
そこで改めて勉強した。
友達の言っていた事は本当だった。
20歳を越えて、初めて子作りのしかたを知った。
あれほど高校時代のクラスメイトをバカにしていた俺だったが、クラスの奴らと同じように、エッチの為に女が欲しいと思うようになっていた。
まもなく目的は達成したが、後にはむなしさが残った。
好きでもない、いや、好きだった女であったのだろうが、エッチの為につきあっていたような気がして、罪悪感から分かれる事になった。
その後も何人かの女性を好きになり、そしてつきあったが、相手にエッチを求められたところで、俺の恋は冷めていった。
それが目的で俺に近づいてきたのかと思えてならなかった。
30歳を越えたくらいから、急激に俺の周りから女性がいなくなっていた。
共に遊びにいったりするだけの女友達もいなくなっていた。
義経だった俺は、その後40歳になるまで、結局結婚もすることなく・・・
今俺が思う事。
18歳以下禁止の雑誌やネットサイトがあるが、年齢制限は廃止したほうが良いと思う。
今少子化とかさわがれているが、もし俺がもっと若い頃から全てを知っていたら。
できちゃった結婚で、結婚していたかもしれない。
女性を女性として、素直に好きになることができたかもしれない。
どうしても本能からの恋でなく、心からの愛を先に求めてしまう。
逆に思える事ができたかもしれない。
いや、そもそも別に考える必要はなかったのかもしれない。
だから俺は友人に、人生やり直すなら何時がいいかときかれて、高校生とこたえたのだろう。
今俺は星崎達也として高校生をやっている。
今度は素直に生きてみようと、そんな事を考えていた。

森学にきてから、1週間がたっていた。
クラスメイトの名前と顔が、ようやく一致するようになっていた。
元女子校だったから、クラスは圧倒的に女子の方が多い。
男子はたったの5人だけ。
そんな状況だから、特に好きでも仲良しでもないけど、自然とつるむ男子は決定していた。
てか、全員なんだけど。
そして、そんな男子が集まった時に話す話題。
俺がかつて嫌っていた話題だった。
 山田「こんなに女子のが多いんだから、誰かゲットできねぇ~かなぁ~」
 吉田「彼女なんて今は必要ないでしょ。」
 山田「そうか?まあ彼女とは言わないから、やらしてくれるだけで良いんだけど」
 倉本「山田に賛成~!」
 鈴木「でも最低限のレベルは必要っしょ?」
俺はボーっと4人の話を聞いていた。
倉本君も鈴木君も、もちろん宮校からの編入者。
クラスも違ったし、つき合いも全くなかった奴らなので、記憶喪失に関しては、あまり気をつかわなくていい奴らなので割と話しやすい。
 山田「たっちゃんは高鳥妹と早速仲良くなれていいなぁ」
山田君が不意に俺に話しを振ってきた。
 鈴木「確かに高鳥さんは美人とは言い難いけど、カワイイよね。合格ラインだよ」
 吉田「きららとかって、呼び捨てにしてるしね」
 達也「あーまあ、少し仲良くなれたと思うけどね。カワイイし」
俺は極力興味なさげにこたえた。
生まれ変わっても、結局俺は俺だなぁと、心の中で苦笑いした。
 倉本「いらねぇなら俺にくれ!」
 達也「いや、俺の物でもないしあげられないよ」
少し語気を強めて俺はこたえた。
倉本君がきららを物扱いしているような言葉に少し腹がたった。
しかしみんなには別の意味にとらえられたようで、俺をひやかし始めた。
 倉本「ああ、星崎が狙ってるのか。じゃあいいや」
 吉田「へぇ~ああいった感じの子が好きなんだ」
 山田「たっちゃん頑張れよ」
 鈴木「僕のストライクゾーンでは無いし、君にゆずるよ」
俺はため息がでた。
生まれ変わっても、結局こういった話にはうんざりした。
というか、軽すぎて何処まで本気なのかわからない会話がいやだった。
だから、どうでもよくなり、何となく俺は頷いていた。
 達也「ああ・・・」
そらした視線の先に、きららの姿があった。
俺の視線に気がついて、きららは俺に手を振ってきた。
少し照れくさかったが、俺も軽く手を振り返していた。

本日の全ての授業は終了していた。
しかしまだこの後、あるイベントがあった。
クラブ活動紹介だ。
基本的には新入生勧誘の為のイベントだが、宮校からの編入者もいるので、今年は2年生以上も見ることができた。
俺はとりあえず、何かクラブ活動するのも面白そうだったので、足を運んだ。
講堂に沢山の生徒が集まっていた。
壇上ではそろそろ最初の紹介が始まるところだった。
俺は手近な椅子にすわって、紹介を聞くことにした。
紹介は何事もなく進んでゆく。
今のところ、特に心惹かれる部活は無かった。
というか、スポーツ部の紹介が行われてきたのだが、昨年まで女子校だった事もあり、男子が参加出来る部活が少なかった。
退屈に、俺は大きな欠伸をした。
 きらら「大きな欠伸発見!」
 うらら「達也くんこんにちは」
後ろから声をかけてきたのは高鳥姉妹だった。
後ろからどうして欠伸が見えたの?っていうツッコミは無しだ。
 達也「おはよう。あれ?お2人さんは、部活入ってなかったんだ?」
この2人相手だと、実に自然に話せる自分を感じつつ、普通に思った事を口にした。
 きらら「うん。まあ別にどこかに入ろうって訳で見に来たわけでもないんだけどね」
 うらら「そそ。幼なじみの後輩が、いきなり同好会に入ったらしくて、それを見に来ただけ」
2人はそう言いながら、俺の横の席に座った。
 達也「へぇ~後輩って事は、同中出身なのかな?」
俺は当たり前に有っても良い質問を、凄くドキドキしながら聞いた。
 きらら「うん。そだよ」
普通の会話の中にある、ごく普通のこたえ。
しかしそれを聞いた俺の心臓は、ドキドキを増していた。
後輩だから1年生、そしてそれは昨年中学3年という事だ。
義経だった俺は去年1年生を受け持っていたから、ほとんど接点の無い奴なのかもしれない。
それでも俺は、きっと良く知った奴だと核心していた。
俺は動揺を出さないよう注意をはらい、もうひとつ質問を続けた。
 達也「その中学から森学に来た人ってどれくらいいるのかな?」
この質問は、普通の流れからはなかなかでてこない質問だ。
何故そんな事を聞くのかたずねられたら、俺はこたえる術をしらない。
しかし俺の不安をよそに、普通にこたえてくれた。
 うらら「ん~私たちの学年だと、私たちだけだよね」
 きらら「チリチリの学年もチリチリだけだっていってたよね」
 達也「チリチリ?」
俺はわからない固有名詞を疑問のアクセントで繰り返した。
 きらら「高橋知里ちゃんっていうんだ。幼なじみの後輩」
やっぱり。
おそらく良く知った奴だろうと思ってはいたけど、その名はまさしく良く知っていた。
俺は中学教師だった時、ある部活の顧問をしていた。
高橋知里、チリちゃんは、昨年その部活の部長をしていた。
1年の頃からその部活に参加していたので、つき合いは2年以上あった。
 達也「ふ~ん」
いろいろ思い出してしまっていた俺は、それだけ言うのが精一杯だった。
少し部活紹介を黙ってみていた。
すると突然思い出したように、うららがつぶやくように口を開けた。
 うらら「後、先輩も1人いるよね」
 達也「ん?ああ、同中出身者ね」
これもまたよく知っている奴だと感じたが、何故か聞くのをためらって黙った。
高鳥姉妹は、楽しそうに紹介を見ていた。
俺もワイワイ騒いでいる2人の会話に時々入ったりしたが、気持ちはチリちゃんの入ったらしい同好会の紹介が気になっていた。
部活紹介が終わり、いよいよ同好会紹介だった。
同好会は、5人未満の会員で担当顧問もいない部活の事だ。
まあ、会員を5人以上にして、担当顧問をみつければ、正式な部として認められるということで、それを目指す集まりみたいなものだ。
まずはスポーツ系同好会が紹介を始めたが、2つだけだったのですぐに終わった。
どうやらチリちゃんは、スポーツ系同好会ではないようだ。
すぐに文化系同好会の紹介が始まった。
正式な部活の紹介と違って、紹介時間はやたら少なかった。
そして3つ目の紹介の時、知った顔を発見した。
となりのきららも
 きらら「チリチリだぁ~」
と、拍手していた。
ゲーム同好会の紹介。
俺が顧問をしていた部活がゲーム部だったから、それに関しては何も驚きはなかった。
しかし、別の事で驚いた。
チリちゃんの横に、もう1つ知った顔を見つけたからだ。
中学のゲーム部創設メンバーで、元部長の田中美鈴だった。
どうやら、この森学でもゲーム同好会を設立したようだ。
少し笑みがこぼれた。
この時、俺はなんとなくこの同好会に入りたくなっていた。
このたった2人だけの同好会に。
俺は冗談っぽく、横で笑っている2人に話しかけていた。
 達也「2人だけの同好会って可哀相だし、一緒に入ってやろうか?」
 きらら「なんだかよくわからないんだけど」
 うらら「うん。ゲームって難しそうだけど」
 皆「楽しそう!」
俺達3人は、ゲーム同好会の一員になる事を決めていた。

いつもよりも遅い帰宅。
と言っても、講堂から男子寮までは5分くらいだし、同じ敷地内だ。
帰宅と言うほどの事でもないし、遅いと言っても2時間くらいだ。
だからまだまだ外は明るいし、街などに遊びに行ってる生徒達はまだまだ帰ってこない時間。
でもまあ俺はする事もないし、きらら達は用事があるといってどこかへいってしまったから、そのまま男子寮へと帰ってきた。
男子寮の前では、いつもと違う帰宅時間になったからだろう。
普段はあまり見かけない山下さんが、パトラッシュ、いやヨシツネとじゃれ合って遊んでいた。
パトラッシュの名前が、ヨシツネだと知ったあの日以来、ほとんど山下さんとは会わなかった。
まあ、管理人の仕事は、俺ら寮生が学校に行っている間にやっているのだろうし、俺もあまり出歩いたりしないからな。
でも今日は久しぶりにゆっくり話せそうなタイミングで会った。
 達也「山下さん、こんにちは」
俺は笑顔で山下さんに近づいた。
 山下「あっ!おかえりなさい」
山下さんはヨシツネとじゃれ合ったまま、チラッとこちらを見て挨拶をかえしてくれた。
おかえりなさいという挨拶は、なかなか良いなと思った。
俺が見ている間も、俺の事はあまり意識していないようで、ヨシツネと遊び続けていた。
まあ以前に俺が嫌みを言ったからなのか、流石に転げ回って泥だらけって事はなかった。
俺はためらっていた。
犬の名前がヨシツネである理由を聞く事を。
普通に考えれば大した理由では無いとは思う。
源義経からとったとか、おそらくそんな理由だろう。
それでも俺は気になっていたので、意を決して山下さんに声をかけた。
 達也「山下さん、聞いてもいいですか?」
 山下「ん?何かな?」
ヨシツネは山下さんの顔をペロペロなめていた。
 達也「ヨシツネ、なんでヨシツネって名前にしたんですか?」
 山下「良い名前でしょ?好きなんだ」
俺は一瞬、好きなんだという言葉にドキッとしたが、もちろんそれは源義経の事なのだろうと勝手に納得した。
山下さんが、少し悲しい顔をしている事には、気がつかなかった。
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