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2017年2月25日【土】11時13分21秒
【(゚∀゚)】フリー写真館を狛犬画像室にリニューアルしました♪
2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
【(*´ω`*)】現在エッセイ&詩以外の更新は休止しています。
2013年1月7日【月】18時48分51秒
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第四十八話 今はまだ…

なんとなく、なんとなくは気がついている。
俺がチリちゃんをかわいがっていると、決まって夢ちゃんの機嫌が悪くなる。
これはきっと夢ちゃんが俺を好きなのか、少なくとも好意を持っているって事なのだろう。
でも俺はそれを認められない。
いや、認めたくないのだ。
まだ、まだ今は気がつかないでいたい。
今が楽しいから。
だから、ただ誉められたいだけなんだと、自分に言い聞かせて。

 達也「おお!夢ちゃん凄いな」
俺はそう言って夢ちゃんの頭をなでる。
すると嬉しそうに、そして照れながら、夢ちゃんは俺の手を払いのける。
これはいつもの事だ。
まあそれは良いとして、夢ちゃんはマジで凄い。
ラジコンを速く走らせるだけなら、おそらくはもう俺よりもチリちゃんよりも速い。
そうチューンナップしてるからでもあるんだけど。
とにかく我が部で最速だ。
 達也「本当に驚いてしまうな」
そう言いながら、俺はきららとうららの方を見る。
2人も、おそらく影で相当練習したのであろう、スピードだけでなく色々なところで成長著しい。
やはりこの部活には、天才が集まってるな。
まこちゃんだって、悪知恵働かせて、邪魔をするのはかなりうまかった。
 達也「この部、おかしいよね」
俺はなんとなく横にいた美鈴に話しかけた。
 美鈴「うん。類は友を呼ぶって事ね」
 達也「天才は天才を呼ぶと?」
 美鈴「私が設立した同好会だよ?」
ココは、そんなの関係ねぇー!と、否定しなくてはならないところだけど、納得しすぎで何も言い返せなかった。
 達也「俺がいるからな」
それだけ言い返すのが精一杯だった。
しかし意外にも、美鈴は納得していた。
 美鈴「だね。達也ちゃんいなかったら、おそらく全ては無かったと思うよ」
それは言い過ぎだろう。
でもそう言われるのは嬉しかった。
 美鈴「でも、早いうちに結論が必要になるかもね」
ボソっと言った美鈴の言葉。
意味がわからなかった。
大会の事かな?
 達也「ん?大会か?まあ、焦る事もないだろ?」
 美鈴「まあ焦る事もないけど、何時までもこのままって訳にはいかないよね」
また意味が分からなかったから、俺は何も言い返さなかった。
そんな俺をみて、美鈴が少し笑う。
 美鈴「達也ちゃんて、結構鈍感だよね?」
その言葉と視線で、俺は気がついてしまった。
美鈴の視線の先には、こっちを見ていたチリちゃんがいた。
つまりそういう事なのだろう。
夢ちゃんだけじゃなく、チリちゃんも少なからず俺に好意をもってくれているのだろう。
はっきり言ってココ10年以上もてたためしがなかったから、嬉しいのは嬉しい。
ていうか、義経が若かった頃ですら、人からの好意をこれほど感じた事はない。
俺は一体どうしたら良いのか。
まだまだ結論を出すのは不可能そうだった。
体育館での練習も、外が暗くなり始めたので終了の時間だ。
 達也「あー。明日から期末試験1週間前だから、一応部活は無い事になってます」
こんな言い方をするのは、おそらくはみんな部室に集まるだろうから。
 達也「みんな赤点とって補修なんて事にはならないように気を付けて。冬休み大会に参加できるかもしれないから」
俺は一応、格闘フォーミュラの大会参加を申請した。
ただ、関東大会に登録したのだけど、本来この大会に参加するには、小さな大会等でのある程度の実績が必要なのだ。
だからまあ、おそらく無理だろうとは思うけど。
 一同「はーい」
みんなの返事を聞いて今日は解散となった。
 達也「あっ!チリちゃん、ちょっといいかな?」
俺はチリちゃんを呼び止めた。
 知里「どうしたのぉ~」
チリちゃんは、チョコチョコとこちらに走ってくる。
 達也「また、クイズゲーム頼んでも良いかな?今度は1年生の試験範囲でね」
俺はまたチリちゃんにゲーム作成をたのんだ。
チリちゃんのゲームは、前回のがとても好評で、今はちゃんとコンパイルしてネット上で販売までしている。
我が学園のホームページの一部を借りて、そこにゲーム部のページを作成。
そこで、前回のゲームをシェアウェアで100円で販売したところ、すでに2000円売り上げていた。
ちなみにRPGのデータを無料で配布したり、バトルグリードの映像を配信したりもしていた。
 知里「でももう文化祭ないよぉ~?」
 達也「いいんだ。本来の目的はそれじゃなかったから」
 知里「ふぅ~ん。じゃあ、3日後に渡すよぉ~」
 達也「うん。ありがとう」
俺はチリちゃんの頭をなでた。
 知里「へへへ~」
う~む。
こんなに喜ばれると、クラッときちゃうよね。
やばいよね。
流されそうになるよね。
俺はなんとかなでていた手を引き剥がし、チリちゃんと別れた。
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