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第二十五話 懐かしき時間

ジャンポフェスタ。
これは人気少年漫画雑誌「少年ジャンポ」のお祭りである。
会場には朝から長蛇の列ができて、入場するだけでも大変だ。
このフェスタ限定の商品が売られていたりして、もう漫画ファンにとってはたまらない。
まあ、こんな祭りに我がゲーム部は足を運んだのだが。
 吉田「やっと入れたよ」
 きらら「つかれたね。この後カードゲームの大会に出るんでしょ。もうダメかも」
今ようやく会場に入れた俺達。
そして、この祭りに来た目的。
それは、「遊び王」のカード大会に出る為だ。
本来なら、各玩具屋なんかで予選が行われ、明日は全国から予選突破者が集まるのだが、それ以外にフェスタに集まった人だけの大会も行われる。
俺ときららは、まあ今日行われるそっちに参加なわけ。
大会は13時からスタートなわけで。
10時から並んでいたわけで。
俺達はほとんど始発電車に乗らないと間に合わなかったわけで。
とにかくつかれた。
そして眠い。
 達也「うむ。俺もダメだ。パトラッシュ呼んでくれ!」
俺の一生懸命も、皆には軽く流された。
つかれた俺達は、とりあえず食事と休憩、一部元気なまこちゃん辺りは会場を見て回っていた。
13時にはなんとか少し復活して、俺ときららは大会に参加していた。
「遊び王」は、漫画から生まれたカードゲームだ。
細かい制約、ルールを決める前から、漫画どおりの効果で販売したものだから、最初は糞ゲーと言われていた。
だけど徐々に、発売メーカーの努力により面白いゲームとなり、今では大人気のカードゲームだ。
俺は糞ゲーと言われた頃から、この「遊び王」をやっている。
あの頃は、一般人がルールをリードしていたなぁ。
何となく懐かしくデッキカードを眺めた。
俺のデッキは、あの頃とあまり変わらないカードで構成されている。
一部制限カードの制限が変わっていたり、禁止カードがでたり、少し変わってはいるが。
ちなみに俺が力を入れてやっていた頃は、コンボよりも対応力と単体で強いカードで組んだデッキが強かった。
糞ゲーと言われたのには、その辺もある。
みんな同じようなデッキで、同じカードを使っていたから。
だから、プレイが純粋にうまい人が勝つから、俺は逆に好きだった。
小さな大会には何度か出たが、2回ほど優勝した事もある。
でも、今ではあの頃とは全く違うゲームと言って良いほど精練されていて、俺が優勝できる可能性はほとんどないだろう。
対戦相手と向かい合って座り、お互いのデッキをシャッフルした。
お互い計算機の数字を8000にする。
デュエルが始まった。
勝負はすぐについた。
俺があっさり2連勝。
まあ、冗談のようなデッキで挑まれたら、勝って当然だろう。
こっちは勝つ気でやっているから。
きららも初戦は楽勝だったようだった。
きららは重いモンスターをうまく出して戦う破壊力デッキで、相手の行動をいかに押さえるかが勝負の鍵となる。
でも初戦はそんな事関係無かったようだ。
俺達は順調に2回戦、3回戦と勝ったが、きららは準々決勝で、3年前の小学生チャンプに当たって負けた。
名前は忘れたが、俺の知っている奴だ。
今では中学3年になる彼とは、チャンプだった頃何度も手合わせした。
俺達のデュエルは早く、数分で決着がつく。
それくらい分かり合ってデュエルするくらい知ってるのだ。
まあもちろん今では全くしらない人という事になるわけだけど。
準決勝、俺はその彼とあたった。
あの頃の対戦成績は、若干俺の方が強かったが、さほど力に差は無い。
むしろ少しブランクがあるから、今では彼の方が強いだろう。
俺達の戦いは始まった。
相変わらす素早い動きでカードをさばいていく彼。
俺もそれに合わせてカードの使用宣言をする。
適当にやっているようだった彼の目の色が変わった。
おそらく俺の動きで、強さを感じとったのだろう。
彼は少しペースを落として、慎重にデュエルを進めてきた。
見えるカードは、あの頃と近いデッキである事を伺わせる。
力と力の勝負が出来そうだ。
コンボデッキと言うのは、確かに決まれば爽快だし、破壊力もある。
しかし、言ってしまえばそれだけなのだ。
勝つか負けるか。
俺達のデッキは、それとは逆。
色々な兵器をもって戦い、その場の戦術を楽しむデッキ。
最近ではあまり強くはないデッキだけど、これで戦術を駆使して勝つのが楽しいのだ。
序盤はお互い手札を温存して、チャンスを待つ。
「遊び王」は、お互いのヒットポイントの8000を0にされた方が負けるゲーム。
だが俺達は、それを削られる事よりも手札を温存する事を考える。
カードゲーム全般に言える事だが、手札が多い事が有利になるのだ。
先に動いたのは、彼だった。
瞬間俺は負けていた。
勝てる算段を行って、行けると判断して動いてきた。
それに対応できなかった俺の負け。
次は2回戦だ。
これで負けたら俺の負けだ。
今度は彼も最初から慎重だ。
またもお互い出方を待つ。
今度は俺が仕掛けた。
一気にヒットポイントを削る。
後一息のところで止まった。
やばい。
相手は一気に反撃してくる。
まずいと思った俺は、ドローしたばかりの、お互いにダメージを与えるカードで引き分けに持ち込んだ。
なんとか引き分けに持ち込んで、首の皮一枚つながった。
彼を見ると、なんだか楽しそうだ。
実は、俺も久しぶりのこの感覚にワクワクしていた。
3回戦は、負けても引き分けでも負けである。
勝てば延長戦だ。
お互い手の内を見極めながら慎重に進める。
俺に先にチャンスが訪れた。
手札、場のカード、見てもこれなら勝てる。
俺は勝負にでた。

直後、俺は負けていた。
敗因は、全てのカードを把握していなかった事。
数週間前に発売された、ブースターパック。
この大会は、それの使用が許されていた。
しかし俺はそのカードを知らなかった。
俺の猛攻を防ぐ手だては無いように見えたのに。
仕方ない。
 彼「あんた強いね」
彼は最後別れる時にそう言った。
 達也「お前、3年前のチャンプでしょ?」
 彼「まね。でもあんなのたまたまだよ」
あの頃の彼より、えらく謙虚になっていた。
 彼「あんた、俺の師匠と似た戦い方するね」
 達也「ふーん。師匠?」
俺は少し興味があった。
こいつに師匠なんていたんだ。
 彼「昔よくデュエルしてた、学校の先生なんだけど」
俺の事だ。
あの頃は、師匠なんて言い方もしてなかったし、そんな風に思われてるなんて思ってもいなかった。
ただ単に俺から色々盗んでいただけ。
 達也「ライバルじゃなくて?」
俺はなんとなく聞いてしまった。
 彼「まあそうかな。また、あんたとやりたいな」
嬉しかったが、俺は「気が向いたらね」とこたえてその場を後にした。
終わってみれば、彼が優勝していた。
結局忘れてしまっていた彼の名前は思い出せなかった。
男の名前って、忘れるし、思い出せないよね?
【<┃】 【┃┃】 【┃>】
ドクダミ

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