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第四十九話 格闘フォーミュラ予選開始

金持ちが金持ちになる。
ひとつの分野で活躍する人は、他の分野でも活躍する。
その意味を俺は身をもって実感していた。

期末テストは、部員のみんなが納得いく成績を収めた。
あの夢ちゃんですら、チリちゃんのゲームのおかげで平均点で70点以上。
やはり教え方、勉強の仕方で変わる物だと実感した。
まあ俺だって、歴史の勉強が嫌いだったけど、漫画にして渡してくれれば、きっと良い成績を残す事ができたと確信している。
とにかく補習が必要な部員はいない。
で、格闘フォーミュラの大会なんだけど、見事参加が決定していた。
理由は、我がゲーム部の過去の実績。
バトルグリードとRPGつくったるでの事は、ラジコン発売会社の人もよく知っていたようで、それを評価されての参加。
うまくいっている時には、全てがうまくいく理由を悟った。

テスト休み中は練習に励み、終業式の次の日、俺達は新宿の会場に来ていた。
美鈴と舞は出場しない。
出場は部員8人の4チームだ。
今日行われるのは、8レースとそれぞれの決勝。
1チーム2戦する事になる。
最初の1レースは、4チームが一緒に走り、上位2チームが決勝へ。
その後決勝で4チームが一緒に走り、1位だけが全国大会へと行ける。
今年の全国大会は大阪での大会が決まっていた。
関東からは4チームが参加する。
組み合わせは、一応同じ学校では当たらないように配慮されているので、うまくいけばみんなで全国の可能性もある。
まあ、そんな事はありえないけど。
いくら天才ぞろいのゲーム部でも、そんなうまい話は無い。
1チームでも行ければ、まあ上出来だ。
 達也「てか、バトルって、チームタイマンじゃ無かったんだな」
はっきり言って、これは誤算というか、俺の失敗だ。
 夢「関係ないよ」
 うらら「多い方が、勝ち方を考えるのが楽しいし」
我が部の業師と軍師は、どちらも頼もしい言葉だ。
 まこと「当たって砕けろだよ!」
まこちゃんは、まあ、暴れん坊?
記録ではなく、記憶に残る戦いをしてください。
レースが始まった。
1レース目は誰も出走しないので、とりあえず見学。
 達也「うーん。やっぱり数が変わると、戦い方も変わるな」
2台で頭を押さえながらレースを運ぶチーム。
とにかく全てを再起不能にする事を目指すチーム。
スピードでかき回すチーム。
1台がゴールを目指し、1台が妨害する正統派チーム。
最初のレースに出ているチームはそういったところか。
 知里「達也ちゃん、ちょっとくるまの装備かえてくるねぇ」
チリちゃんは、レースを見て思うところがあったようだ。
一応、必要そうなパーツと、はんだごて等の道具は持ってきてる。
待機所のテーブルで、チリちゃんは作業を始めた。
チリちゃんは、我が部の魔女だな。
なんとなく思った。
視線をコースに戻すと、既に1レース目が終わっていた。
2レース目は、うららとまこちゃんのチームが出走する。
果たしてどこまでやれるのだろうか。
この2人が全く勝負にならないようだと、おそらく俺達は苦戦するだろう。
始まった。
うららが逃げて、まこちゃんが妨害するスタンダードな戦術だ。
1周目はなかなか順調。
うららが2番手でスタートラインを通過。
 うらら「まこちゃん、黄色いの次の周で押さえて」
 まこと「おっけぇー!ぶっつぶす!」
暴れん坊まこちゃんを、軍師うららがうまく使ってる感じ。
三国志で言えば、あれだ。
徐庶が張飛をうまく使ってる感じ?
そう言えば、昔友達とそんな話しをしていたな。
なんとなく思いだしたので、我が部員を三国志の登場人物に当てはめてみる。
うららは徐庶で、まこちゃんが張飛、きららは馬超、夢ちゃんは関羽かな?
美鈴が趙雲で、チリちゃんは諸葛亮、吉田君が姜維で、新垣さんは馬岱かな。
夢ちゃんがちょっと難しいな。
武力だと呂布なんだけど、あいつバカだし。
そういや俺は昔、諸葛謹だって言われてたな。
となるとチリちゃんと兄弟か。
そんな事を考えている間に、うららが2着でゴールしていた。
確実に2着を狙っていたから、予定どおりの2着だろう。
流石軍師。
 達也「まずはおめでとう」
戻ってきたうららとまこちゃんに声をかけた。
 うらら「うん。ありがとう」
 まこと「計算どーり!」
 達也「うららの計算だろうけどな」
まこちゃんが考えてやっているわけがない。
これが純粋なラジコンのぶつけ合い壊しあいだったら、まこちゃんが一番だけどね。
3レース目を見た後、4レース目には吉田君と新垣さんが出走だ。
我が部では一番弱かったけど、この2人のレースは泣けてくる。
吉田君が一生懸命新垣さんを守る姿は、一見の価値有り。
でも、やはりこの2人では勝負にならなかった。
勝負には負けたけど、吉田君は勝ったよ。
5レース目が始まったところで、俺はチリちゃんのところにいった。
 達也「もうすぐ出番だけど、どう?」
チリちゃんに声をかけると、オイルが少しついた顔をこちらに向けた。
チリちゃんて、はまるとリアルメカニックも出来てしまうんだよな。
正直脱帽だ。
 知里「うん。じゃあとりあえずこれでいいかもぉ~」
チリちゃんは、俺のラジコンを差し出した。
 達也「俺のもいじってくれてたんだ?」
 知里「うん。ちょっと作戦を変えようと思ってぇ~」
どうやら1レース目を見て、複数チーム対抗戦用に、何か思いついたのだろう。
 知里「本当はもう少し調整したかったんだけど、2着までならいけると思うよぉ~」
 達也「おう。で、作戦はどうするんだ?」
俺はチリちゃんに作戦を聞いて、6レース目の出走場所にラジコンを置いた。
そしてコースが一望できる場所に向かう。
チリちゃんの作戦は、今までバトル専門だった俺に、ただゴールを目指してという事だけだった。
俺達のレースが始まった。
俺はとにかくダッシュ。
おっ!
スピードはバトル用にチューンしていた機体よりは速い。
しかし完全にバトルを放棄している機体に比べれば遅い。
まあ実に中途半端な感じだ。
これはきっと、両方に対応できる機体なのだろう。
でもとりあえずは、チリちゃんの作戦どおり、とにかくゴールを目指す。
チリちゃんの機体は、俺よりも速い。
トップは赤い車体のチームにとられてはいるが、2,3位は俺達がとっていた。
で、ほかの機体は後方でつぶし合い。
とりあえず、つかみはオッケーって感じだ。
1周目はそのままスタートラインをすぎる。
さて、問題は2周目以降。
周回を遅らせて邪魔をする奴らがいるはずだ。
目の前を何台かが塞ぐ。
チリちゃんが左側からかわしにかかる。
それに向かって敵機が妨害を決行。
だったら俺は右。
俺は簡単に敵の群を抜けた。
チリちゃんは妨害されはしたけど、直ぐに俺の後についてくる。
小回りが効いて、立ち上がりが速い。
なるほど。
複数のチームでやるときは、妨害よりも先を目指す方が有利なようだ。
もちろんそれなりのチューニングが必要だけど。
ファイナルラップの3周目、先頭を行く赤い車体のチームが妨害に苦しんでいた。
その脇を俺とチリちゃんはうまくすり抜けて、1,2フィニッシュを飾った。
なるほど、少し前を別の機体に走らせておけば、後ろからかわしやすいのか。
それなりのテクニックが必要だけど、それなりに俺達は練習してるからな。
これだけ楽勝で、しかも戦い方も勉強できた。
俺達は最高のレースができたといえるだろう。
チリちゃんの凄さを改めて思い知った。
レースの後のチリちゃんは、また調整に入った。
さっきのはまだまだ未完成だったらしい。
7レース目が終わって、8レース目、いよいようちのエースの登場だ。
機体の操作だけなら、おそらく我が部の最強コンビ。
中でも速く走る事には強い。
1周勝負なら絶対に勝てると思う。
ただ弱点がある。
言ってしまえばそれだけなんだ。
1対1のチーム対戦ではかなりの強さを発揮したけど。
そして一番の弱点が・・・
レーススタート直後、夢ちゃんの機体が動きを止めた。
 夢「なんでー!」
そうなのだ。
整備が苦手なコンビ。
仮に俺が整備してあげても、無茶な操作で直ぐに機体に負担がかかり、何レースももたない。
 きらら「えーー!!夢ちゃーん!」
それでもきららは1周目1位通過。
後2周逃げ切れるか。
2周目から邪魔が入る。
敵の数が多すぎる。
1機だけならなんとかなったかもしれないが。
もしくは夢ちゃんだったら。
流石にきららひとりでは辛かった。
最後まで頑張ったが、0.1秒とどかず3位。
 達也「残念だったな」
 夢「むむむ。機体が私についてこれない」
まあそういう事だろうな。
テレビゲームだと、ダメージは全部数値化されるけど、リアルだと無いからな。
 きらら「夢ちゃんの機体の調整難しいよー」
なるほど。
きららが整備担当してたんだな。
おそらくはかなりの無理を言われて、全てを言うとおりにしたら動かなかった。
まあそんなところだろう。
こうして午前の部は終了した。
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