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秋華エントランス

第七十七話 よみがえりし記憶

もうすぐ、全てに結論がでる。
舞と2人の時に、俺は舞に伝えていた。
「もう少しだけ、待っててくれ」と。
舞は「15年も20年も変わらないよ」って、笑っていた。

夢を見ていた。
とても怖い夢。
俺は気分転換にひとりで海の見える丘に来ていた。
そこで見てしまう。
女の人が、男の人と何か言い合っていた。
誰が見ても喧嘩している。
でも、それだけじゃ無かった。
女の人は手に包丁を持っていた。
俺は怖かったが、怖くて足が動かず、そのまま様子を見続けてしまう。
包丁は男の人を刺して、男の人は崖から落とされた。
逃げようとしたけど、足がもつれて転けた。
見つかった。
女の人が追いかけてきた。
俺は必至に逃げた。
でも、結局さっきの崖の方に追いつめられた。
女の人は俺を包丁で刺そうとする。
俺は無我夢中で抵抗する。
気がついたら、俺は女の人を崖から突き落としていた。

目覚めは最低だった。
でも、夢は夢だ。
目が覚めてしまえば、今日も部活動がある。
みんなで楽しくやっていれば、きっと気分は晴れてくる。
そして夢なんてものは直ぐに忘れてしまうものだ。
 達也「この会社、今買いじゃね?」
 うらら「PERが現在19倍だね」
 夢「まだ買っちゃダメ。明日SQだよ」
 今日子「私の右腕が、明日の引けに買えと叫んでいるーーーー!!」
 達也「何で右腕が叫ぶねん!!」
俺達の株式投資は、順調だった。
ここ2週間で5万円ほどの利益を上げていた。
最初だから資金も無いし、投資額もかなり抑えている。
それでもこれだけの利益を出せるのは、やはりみんなの力だろう。
 夢「じゃあ、これ売っとくよ」
夢がコントローラーを操作する。
ちなみに、今ではゲーム機でも株式の売買ができる時代だ。
夢にしてみれば株式投資ゲーム。
負ける可能性は限りなく0に近い。
日経平均も、ココ2週間は軟調な展開で、少し下がっているくらいだ。
それで儲けている事を考えれば、自信も持ってしまうって。
でも、俺は朝の夢がまだ忘れられず、気分が浮上しなかった。
浮上しないどころか、ますます夢の映像が鮮明によみがえり、笑顔を作っているのが苦しい。
 うらら「どうかしたの?大丈夫?」
うららが心配そうに俺の顔をのぞき込む。
やばいやばい。
みんなに心配かけてしまう。
 達也「いや、ちょっと嫌な夢を見たから、少しブルーになってるだけだよ。体調はいたって良好だから!」
俺は握り拳を作ってポーズをとった。
 夢「どんな夢?」
聞かれて俺は、驚いた。
記憶が、夢の記憶が、ドンドンと鮮明になる。
俺は必至に平静を保つ。
 達也「いや、人が崖から落ちる夢かな?助けようとするんだけど、助けられないんだ・・・」
嘘だ。
何故か本当の事が言えない。
俺は結局、気分がすぐれないと、部活を途中で抜け出して部屋に戻った。
ベットに横になる。
もう夢の映像がはっきりわかる。
行った事の無い場所だけれど、どこだかわかる。
人もわかった。
女の人の名前は華澄。
名字は思い出せないけれど。
義経が25,6歳の頃に付き合っていた、華澄。
つき合いは4ヶ月くらいだったけれど、わりと深い関係までいった相手だ。
結婚の話も少ししていたと思う。
何故彼女が、この夢に出てきたんだろう。
わからない。
わからないけれど、夢の中では人を殺し、そして俺に崖から突き落とされる。
俺は震えた。
怖い。
夢なのに、現実感がある。
そう言えば、この崖、この丘は、俺のお気に入りの場所だったような気がする。
 達也「あっ!」
嫌な推測だ。
この夢は、星崎達也の記憶なのでは?
呼吸が苦しくなった。
冷静に、冷静に。
俺は心の中で唱える。
少し落ち着いてきた。
考えもまとまってくる。
人間、辛い事は忘れてしまうように出来ている。
実際にそういった友達がいたから、疑う余地はない。
その友達の場合は、その辛かった時期の記憶だけ抜け落ちていた。
でももしかしたら、星崎達也は、この記憶を忘れる為に、全てを忘れてしまったのではないだろうか?
あまりに辛い記憶。
こんな事例は、調べれば過去にいくつもあるはずだ。
そして今、その部分だけ思いだしている。
そう考えると、この夢は事実かもしれない。
俺はいてもたってもいられなかった。
PCを立ち上げ、ネットで過去の新聞記事を検索する。
記憶喪失が、2年前の7月1日以前。
とりあえず、6月20日から探してゆく。
6月にはそれらしい記事は無い。
7月、既に記憶喪失になっている日付。
 達也「あっ・・・」
あった。
崖から落ちた2人。
2人は元夫婦で、離婚した直後だったようだ。
男には刺し傷。
でも2人の死因は溺死。
財産の事でなにやら争いがあったらしい。
それが原因でもみ合いの中、2人が崖から落ちて死んだとされていた。
俺の事は全く書いていなかった。
その後何日かの記事も探したが、この事に関する記事はこれだけだった。
もう一度記事を見る。
男性、丸山昇、女性、片山華澄・・・
そうだ。
片山華澄だ。
 達也「えっ?!」
俺の脳裏に、ゲーム部の片山華恋の顔が思い浮かんだ。
もしかして、華澄の娘?
俺に似ている華恋が?
俺と付き合っていた時期を計算すると、丁度付き合っていた頃の翌年に生まれた子。
ちょっとまて。
そんな事が。
しかし、何故俺が、星崎達也になったのかを考えれば・・・
最後のピースが、今はめ込まれようとしていた。
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