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第三十四話 麻雀

人は、日常をそう簡単に変える事ができない。
毎日働いていて、突然1週間の休みを得たとしても、それを有効に使える術をしらない。
休みが続き、久しぶりに働いたら、それはもうつかれる。
日本での生活から海外の生活、もう生きていけるかも不安だ。
だから、準備が必要なのだ。
ゆっくりとなれてゆく事が必要なのだ。
美鈴は、「ゲーム部無しの生活なんてできるか!」と言って、今部室に来ている。
 達也「で、なんで麻雀なんだ?」
 美鈴「昨日さ、うじこうじおのアニメ祭りやってたじゃん?」
 まこと「それがどうして?」
 美鈴「ドラねこもんと、チーマンやってたじゃん。」
そう言って美鈴は、ドラとチーマンの牌を指さした。
ドラとは、麻雀での特定のボーナス牌みたいな物で、チーマンとは七萬の事。
 達也「なるほど」
痛いほど気持ちがわかった。
って、わかるの俺だけかな?
そんな話をしながら麻雀をしていたわけだけど。
 夢「ロン」
そんな事はどうでもいいようで、夢ちゃんはマジだ。
どうやら夕飯をかけた事で燃えているようだ。
 達也「ダマかよ」
俺は千点棒3本と、百点棒9本を夢ちゃんにわたした。
役はタンピンドラ1。
 夢「みんな弱いね」
げ!
こいつ言う言う。
 美鈴「そうね」
美鈴からいやな感じのオーラが伝わってきた。
さっき新入部員だと紹介したら、「かわいい子。よろしくね」なんて言って、喜んでいたのに。
今では完全に敵を見る目だ。
 美鈴「今度は私が親よ。みんな覚悟しなさい」
全自動卓があるわけもなく、みんなでガラガラとかき混ぜた後、牌を積み上げる。
さて、今度はどんな手だ?
微妙だ。
麻雀は、運のゲームだと言われるが、そんな事はない。
かといって、運が全く関係無いゲームでもない。
運と記憶力と、経験と計算と、心理戦と観察力と、とにかくあらゆる要素が必要とされる、ゲームの王様。
と言っても過言ではないゲームだ。
俺のプレイスタイルは、計算と心理戦を中心にしたスタイルで、基本的なスタイルに奇策が混じる感じだ。
だから配牌が微妙でも、最短ルートを即座に考え、臨機応変に手を動かすから、言うほど問題ではない。
ちなみに配牌とは、最初に配られた時の牌達。
つまり初手だ。
俺は牌を並べ変えず、そのまま全ての牌を心の中だけで並べかえる。
何故そんな事をするのか。
牌を綺麗に並べると、美鈴が俺の手を見抜いてしまうからだ。
美鈴は、誰が何時ツモ切りしたか、ツモ牌を何処に入れて、何を何処から捨てたか、全て覚えているのだ。
だから時間が経つと、綺麗に並べている人の手は概ね見抜かれてしまうのだ。
麻雀をよく知らない人にとっては一体何を言っているかわからないかもしれないが、とにかく美鈴は、麻雀に勝つために必要な要素の記憶力があまりにも優れているのだ。
 達也「いらね」
俺はツモ牌を見ずに、ウーピンを切る。
 まこと「いきなりそこか・・・」
ウーピンとは、5の丸の事。
で、麻雀の牌の数字は、1から9までで、5というのは真ん中である。
中のほうの牌は、後に他の数字とつながる事が多いから、最初からはあまり捨てないのがセオリー。
ただまあ、状況によっては捨てる事も多々あるが、それを捨てる事で今後が読まれやすくなるので、統計的には捨てる人は少ない。
しかし俺の得意なのは心理戦。
これを捨てた事で、今後俺の手の可能性は徐々に狭められ、最後は特定される事だろう。
それを逆手に取って勝つのが、俺のプレイスタイルなのだ。
徐々に俺の手が、完成系に近づく。
順調だ。
美鈴の、全てを記憶に焼き付けようとする目が気になるが、隙はみせてはいけない。
夢ちゃんやまこちゃんは、美鈴と打つのは初めてだから、綺麗に牌を並べているようだ。
さっきは夢ちゃんに勝たれたけど、最後には俺と美鈴の一騎打ちになっているに違いない。
聴牌だ。
読み方はテンパイ。
てんぱってるって言葉は、この麻雀の後一手と言う言葉から来ている。
ウノで言うウノである。
ページワンで言うページワンである。
とにかく、俺の予定どおりに進んできた。
 達也「おら!俺はダマなんかせんぞ!リーチ!!」
さっき言い忘れたが、ダマとは、黙っているって事。
つまり、後一手で上がりであることを宣言しない事だ。
宣言はリーチと言い、状況によって宣言可能。
出来ない場合もあるが、それは後で気が向いたら。
 まこと「たっちゃんいやらしいから、案外真ん中で待ってたりして」
俺はドキッとした。
俺の手は、最初に真ん中の牌を切って、その後もなるべく真ん中の牌を切っていた。
これは、端の牌で手を作ってると思わせる為だ。
で、上がり牌は真ん中の牌。
ちっ!読まれてるか。
まこちゃんの捨て牌は、七萬。
微妙なところで様子をみやがった。
美鈴は現物。
現物とは、俺が既に捨てている牌の事。
それが当たりである事は100%無い。
何故なら、それで上がるのは反則で、反則金が取られるから。
チョンポって奴ね。
夢ちゃんは、九萬を切っていた。
なんだ?
ノーガードで突っ込んできやがったのか?
俺のツモは九ピン。
ちっ!
違ったか。
俺はその牌をそのまま捨てる。
 夢「ロン」
・・・
またですか?
またなのですか?
 夢「中メンホンドラドラ。たったのハネマンだよ」
 達也「げろげーろ」
何者だこいつ。
俺は12000点を夢ちゃんにわたした。
手つきは素人。
牌もしっかり並べている。
ツモから切る時間もバラバラで安定していない。
ただ、ルールだけは知っている。
そんな感じなのに。
まさにゲーム麻雀。
なのにこの強さ。
 夢「次私親なんだ」
 達也「そんな親、直ぐに終わらせて、俺の親が続くのだよ」
 夢「ごめん。回らないと思う」
・・・
大した自信だな。
今度こそ本気でたたいてやる。
配牌は・・・
かなり悪いな。
俺は確率を計算し、今回はベタ下りも選択肢にくわえた。
運が悪いな。
俺はそう思った。
 夢「テンホウ・・・」
夢ちゃんが手牌を倒した。
全てそろっていた。
麻雀は、運のゲームではない。
しかし、運だけで勝ち続けてしまう人がいる事もまた事実。
初めての人と麻雀をする時、配牌に人間の器の大きさがでると言われている。
どうやら夢ちゃんは、俺なんか比べ物にならないくらいの大物であるようだ。
 夢「じゃ、じゃあ、達也ちゃん、夕ご飯ご馳走様」
優勝は夢ちゃんで、ビリが俺。
俺が夢ちゃんに奢るルール。
 達也「うむ。約束は守ろうぞ」
部活の後、俺は夢ちゃんを引き連れて食堂に向かった。
ガックシ・・・
 達也「それにしても、夢ちゃん強いね。麻雀もだけど、ゲーム全般」
 夢「そう?実際に麻雀したのは初めてだけど」
 達也「もしかしてテレビゲームで?」
 夢「ネットゲーム」
そう言えばネットで、実際の人相手に麻雀が出来るサイトがある。
俺も一時期はまって、土曜日の夜は朝までやった事もある。
結構強い人も多くて、点数的な勝率は6割といったところだった。
まあ平均点よりは少し良い程度。
半年で点数6000ポイントかなんか集めたな。
 達也「あのポイントがもらえるサイトかな?」
俺はそこしか知らなかったので、なんとなく聞いてみた。
 夢「うん。たぶん。100000ポイント集めたから」
一瞬耳を疑った。
俺が半年で6000だったから、100000て事はそうとうやりこんでいるって事だ。
どうりで強いはずだ。
 達也「すごいね。何年やってるの?」
気になってたずねた。
 夢「1ヶ月」
・・・
夢ちゃんは相当な大物か、それとも強運の持ち主か。
夢ちゃんホントにあんたは何者なんだ?
心の中で叫んだ。
 夢「ふあぁぁ~」
俺の心の叫びも届かず、夢ちゃんは大きな欠伸をした。
俺の視線に気がつき、夢ちゃんは顔を赤くして俯く。
大物には見えないな。
 達也「眠そうだね」
マジ、やたらと眠そうに見えた。
 夢「うん。昨日貸してもらったゲーム、朝までやってたから」
 達也「ええーー!!もしかして徹夜?」
 夢「そんな事ないよ。10分寝た」
ええ!
それで、麻雀であれだけの集中力?
俺は確信した。
夢ちゃんはきっと人間じゃないんだ。
ああそうだ。
きっと最近流行ってる金星人だよ。
うんそうだ。
もう俺はその辺りは気にしない方向で夢ちゃんと接する事に決めた。
それにしても、チリちゃんと最強コンビになるんじゃないだろうか・・・
俺達は食堂で適当な定食を受け取り、適当な席についた。
 達也「で、ゲームはどうだった?」
俺は何もしらない夢ちゃんの意見を聞いた。
 夢「ヒロインがおかしい。展開がチープ」
やはりそうか。
3人で描いたストーリーだから、ヒロインのキャラが安定していないのが目立つようだ。
展開がチープなのは、おそらくは俺が描いた部分だろう。
どうも感動ラブロマンスは、俺には描けないらしいから。
 夢「でも、面白いし、音楽いいし、感動した」
少し顔が赤かった。
ああ、そうなのか。
結構はまってしまって、気がついたら朝だったと。
俺は嬉しかった。
いやかなり。
俺は自分のカニ定食のカニカマをひとつ、夢ちゃんの定食のところに移動させた。
夢ちゃんは何も言わず食べていた。
その後の食事は、なんとなく由希と食事していた頃を思い出させるような雰囲気だった。
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ドクダミ

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