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第三十七話 デート

偶然とは単なる偶然のはずである。
そこに何か意志があると考えるなんて、それは間違いなはずだ。
それを偶然と呼ぶなら。
でもそれが偶然でなければ。
そこには意志、いや、遺志があったのかもしれない。
日曜日、俺はうららと、うららが大会でゲットした割引券でポケアニの映画を観るため、渋谷まできていた。
ココまで来るのに約3時間。
映画だけならもっと近場があったはずなのだけど、これは予定として決まっていた事らしい。
らしいと言うのだから、この行動は、俺が決めた事ではないという事。
そう、それは高鳥姉妹が決めていた事なのだ。
きららが突然の体調不良により、俺がかわりに行く事になっただけ。
寮の前のベンチに座っているきららを見つけたのは、単なる偶然のはずだ。
で俺に、かわりに行ってくれと頼まれたわけだけど。
義経の頃、俺は映画が嫌いだった。
映画はデートの為のネタだと思っていたから、女の子と2人で観にいった事はほとんどない。
中でもアニメを見に行くような歳の頃には全く無かった。
だから歳が40近くになった時、そんなデートもしてみたいとは思っていた。
義経の遺志が、偶然という名の必然を起こさせたのだろうか。
 うらら「きらら大丈夫かなぁー」
うららは今日きららとは会っていない。
 達也「たぶん大丈夫だと思うけど。熱も平熱より少し高い程度だったし」
無理すれば行けなくは無い程度に見えた。
 うらら「あ、ココだね」
気がついたら映画館の前にきていた。
夏休みも終わっているので、観に来る人も少ないと思っていたけど、結構人が多かった。
てか子供が。
俺は少し入る気が無くなってきた。
てか恥ずかしい。
 うらら「じゃあならぼう」
うららの笑顔には、恥ずかしいなんて感情は無かった。
子供達のお仲間さんですか。
もしかしてきららは、観に行くのがはずかしかったから、俺に代わりを頼んだのかも。
なんとなくそんな気がした。
割引券があったので、ひとり500円で入る事ができた。
更にはピカネズミの携帯ストラップも貰った。
俺達は早速それを携帯につけてみた。
うむーはずかしい。
 うらら「かわいいー」
そんな笑顔を向けられたら、俺はこれを外す事ができないではないか。
 達也「そうだね」
携帯に余計な物を付けるのは嫌いなのだが、このストラップははずせそうに無かった。
館内はほぼ満員だった。
俺達は真ん中やや後ろ目のところに陣取り、ポケアニ映画を鑑賞した。
初期の頃の映画はいくつか観た事があったけど、最近のは久しぶりだ。
俺の目は釘付けになっていた。
感動だ。
これが子供向けアニメ?
最近のアニメはこれほどにも素晴らしいものなのだろうか。
大人が観ても泣けてくるぞ。
流石に泣くのは恥ずかしかったので、俺は我慢した。
横のうららを見たら、泣いていた。
エンドロールが流れる中、俺達は余韻に浸った。
うららは鼻水まで流していたので、顔はひどい状態だったが、その顔がとても可愛く見えた。
うららもきららも、一般的な見た目は、美形とは言えない顔だと思う。
でも性格からくる雰囲気は良いと思うし、結構俺好みの顔だった。
 達也「うらら、可愛い顔がますます可愛くなってるぞぉ~」
俺はそういうと、ティッシュをうららに渡した。
 うらら「可愛くないよー」
少し複雑な表情をしたうららは、ティッシュをうけとると、鼻かみぃ~の、涙ふきぃ~のした。
一応男とのデートなのだから、もう少し恥ずかしさとかあっても良さそうだと思ったが、うららはとにかく無防備だった。
これはきっと、男としてみられていないのだと思ったが、なんとなく嬉しかった。
落ち着いてから映画館を出ると、なんとも不思議な感覚が襲った。
夢から突然リアルになった感じというのだろうか、なんとも心地よかった。
 うらら「おなかすいたねー」
うららは既にデフォルトに戻っていた。
 達也「だな。そういや俺朝飯も食ってないからな」
 うらら「だめだよー!朝ご飯食べないと死んじゃうよ?」
いや、死にはしないと思うけど。
 達也「ういうい。ちゃんと食べるよ」
そんな話をしながらファミレスに入った。
食事をしながら、ポケアニの話をしていた。
 うらら「ホント最後感動だったよねぇー」
 達也「俺はピカネズミがカミナリネズミに進化したところが一番感動したな」
 うらら「うんうん。とうとうカミナリネズミになっちゃったと思ったよね」
主人公サトルが、ピカネズミを呼ぶ声に俺は震えた。
 うらら「でも、最後のルギルアが再び眠りにつくところも感動だったよ」
最後は泣きそうだったので、俺はしっかりと映画に集中していなかった。
 達也「うん。まあ、そうだな」
曖昧な返事を返した。
 達也「それよりもさ、最初ポケアニの名前ってさ、名前からどんな動物か想像しやすかったけど、最近のってわからないよね」
俺は少し話を逸らした。
 うらら「そうなの?ポケアニって始まった頃は、私生まれてなかったかも」
そう言えばそうだ。
生まれてはいたとは思うけど、とにかくうららから見れば記憶にあるはずもない頃の話だ。
少ししまったと思ったけど、うららはたいして不思議には思ってはいないようで安心した。
 うらら「達也くんって、時々凄く大人に感じるね」
全く不思議に思っていなかった訳ではなかったようだ。
 達也「そう言えば、記憶喪失になってから、なんだか大人っぽくなったかも」
少し動揺して、適当な事を言ってしまったが、うららは何故だか納得しているようで、今度こそ安心した。
ファミレスから出た後は、門限に間に合うギリギリの時間まで、買い物に付き合わされた。
これが、ココまで出かける事になった理由。
洋服だとかバックだとか、まあ色々アドバイスを求められた。
俺は嘘がつけない性格でありたいと思っているので、全て正直にこたえた。
店員の冷たい視線は気になったが、うららは満足したようだった。
帰宅し、部屋に戻った後、楽しいデートだったと思った。
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