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2017年2月25日【土】11時13分21秒
【(゚∀゚)】フリー写真館を狛犬画像室にリニューアルしました♪
2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
【(*´ω`*)】現在エッセイ&詩以外の更新は休止しています。
2013年1月7日【月】18時48分51秒
【(*´∇`*)】サイトをリニューアルしました。他も徐々に変更中です‥‥
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秋華エントランス

第二話 トキョウへ

今日も、いつもと同じ霧の中にいる。
アイは、今日もいつもと同じ時間に起き、そしていつもと同じ場所で、神に祈りを捧げる。
肌には、突き刺さるような寒さが痛い。
太陽が森の方から顔を出す時間までには、まだいく時かある。
アイにとっては、それがいつも自分が見る景色。
そして感じる寒さ。
四季のほとんどない、人類発祥の地と言われる、トキョウと言われる地。
しかしこの地は、今では人の住む事の出来る地としては、北の限界地。
これ以上北の地は、寒さで人が普通に生活するには無理のある地。
今この地球に住む人々は、そのほとんどが、赤道と呼ばれる帯状の場所に集中する。
それより南北に離れると、寒さで生活は苦しくなる。
理由は、黒い霧。
黒い霧は、赤道を離れた地で、太陽からの光と熱を遮断する。
それは赤道から離れれば離れるほど濃くなり、最南北の地では、太陽を見ることもできない。
トキョウは、そんな帯よりやや北に離れた地にあり、人が住むにはやや辛い場所にあった。
ただ、人類発祥の地と言うことで、僅か数千人の人々がココにとどまり、生活をしていた。
祈りを終えたアイは、閉じていた目を開ける。
そろそろ太陽が、森の方から顔をだすはずだ。
そんな時、アイはいつもと何かが違う、違和感を得た。
 *アイ*(なんだろう?何かがいつもと違う感じ。。。)
綺麗で大きな目をパチパチと瞬かせて辺りをうかがう。
 *アイ*(なんだか、少し暗いような。。。あっ!)
辺りを見回していたアイは、あることに気がついた。
この世界では、ある時に黒い霧が、赤道上にも多く出る事がある。
それは、多くの人々の命が失われた時にでる。
何故このような現象が起こるかはわからない。
黒い霧の存在理由もわからない。
一説には、神が戦いを拒絶していて、それを人々に掲示していると言われている。
また一説には、多くの魔力がはじけ、それらがそうさせているとも。
なんにせよ、多くの命が、黒い霧をほぼ全国に発生させている。
 *アイ*「また、多くの命が失われたんだね。。。」
アイは大きな黒い瞳に涙を浮かべ、その目を閉じてもう一度祈りを捧げた。
黒い霧は少しずつ晴れてきた。
それと同時に森の方から、今日もいつもと変わらない太陽が姿を現す。
その光は、アイの綺麗な顔立ち、そして長い黒髪を照らした。
先ほど流した頬をつたう涙がキラキラ光る。
アイの顔は、その光を浴びて笑顔に変わった。
 *アイ*「よし!今日も一日がんばろう!」
そう言ってアイは、祈りを捧げていた神木の前で立ち上がった。
その神木は、人類がこの地より生まれた時、最初の人々が植えたとされていて、数千年そこにあるとされている大きな木だ。
その高さは、てっぺんが見えないくらいに高い。
祈りを終えたアイは神木を見上げ、すぐに神木に背を向ける。
グッと拳を握り、顔を引き締め、ゆっくりと町の方へ歩き出す。
その時、アイは今日2度目の違和感を得た。
 *アイ*(あれ?なんだろう。また何かが違うような。。。)
次の瞬間、すぐにその違和感の原因に気がついた。
左手、森の方の太陽の光が、何時にもまして明るい。
アイはそちらを見る。
すると太陽のかなり上の方、もう1つの太陽が輝いていた。
いや、正確には、大きな光の固まりが、ドンドン大きくなってこちらに近づいてくる。
一瞬の出来事。
驚きと眩しさでアイは、目を閉じ右手を顔の前にかざす。
大きな爆発音が辺りに響く。
 *アイ*「きゃっ!」
足下が揺れ、アイはその場に倒れた。
音と揺れは、すぐに収まった。
 *アイ*(何が?)
アイは、驚きで閉じていた目をゆっくりと開け、音のした森の方を見る。
低い位置にある太陽の光を、砂埃が遮っている。
砂埃はゆっくりとまわりに広がり、太陽の光がその輝きを取り戻してゆく。
やがて砂埃は重力に引かれ落ちてゆき、太陽は元の輝きになった。
 *アイ*(何かが落ちた?)
そう考えたアイは立ち上がり、森の方へと走り出した。
恐怖もあったが、アイは好奇心が大きく勝っていたようで、全力で走っていた。
 *アイ*(何だろ何だろ。隕石かな?それでいて中から宇宙人が!格好いい宇宙人だったらいいなぁ~)
変であり得ない思いを胸に抱きながら、アイは全力で走り続けた。
ほどなくして、アイは森を少し入った所、その現場にたどり着いた。
辺りの木々は、一点を中心に外側に倒れていた。
 *アイ*「なんじゃこりゃ~!!」
アイは今まで使った事の無いような言葉を発して驚いた。
目の前には大きなクレータ。
半径10mはあろうか。
そしてその中心には、何かが存在した。
 *アイ*(人?)
アイはすぐにそれが人である事に気がついた。
 *アイ*(うわぁ~ホントに宇宙人!)
アイは躊躇無く、その宇宙人らしき人に駆け寄った。
 *アイ*「酷い!」
アイの目に映るその人は少年のようで、頭から血を流し、その着ている大きめ服は、ボロボロに破れ裂けていた。
アイは迷い無く、その少年の額に手を当てる。
目を閉じ、精神を集中する。
体の中の、魔力と呼ばれる生命力が、アイの手のひらに集まってくる。
そして手に、オーラと呼ばれる白い光が輝く。
オーラがゆっくりと少年を包む。
 *アイ*(くっ!かなり酷い傷。。。)
アイは更に集中し魔力を高める。
 *アイ*(これ以上は、私もやばいかも~)
それでもアイは、魔力を高め続けた。

アイは目を覚ました。いつも見る自分の部屋の天井が見える。
 *アイ*(あれ?ココは。。。)
 *ミサ*「アイ。良かった~目が覚めたみたいね。」
いつもよく聞く、親友ミサの大きな声がアイの横から聞こえた。
 *アイ*「ミサ?あれ?私。。。確か。。。あれれ?」
アイは混乱しているようで、ベッドに横になったまま、ミサを見た。
 *ミサ*「あんた大丈夫?なんかボロボロの少年に、治癒魔法を限界まで使って倒れてたらしいじゃない。」
毎日見る親友の顔は笑顔で、気さくな正確がそのまま出ているそれは、アイを安心させた。
 *アイ*「そうだ!!あの子大丈夫?なんか空から降ってきて、ボロボロで血がドクドクで。」
ミサの顔を見て落ち着いたかに見えたアイだったが、少年の事を思い出し、ミサに言い寄った。
 *ミサ*「アイ!!落ち着きなさいよ。大丈夫。あの子、あんたが頑張ったおかげで、なんとか命は助かったみたいよ。」
ミサはアイの言葉に笑顔を崩す事もなく、優しい声で応えた。
 *アイ*「そう。良かった。。。」
その後、ミサが何か言っていたようだったが、安心したアイは、再び目を閉じ眠りについた。
 *ミサ*「アイ?流石に疲れてるか。」(目を覚ました事、おじさんにいってくるか。)
ミサはそういって、アイの部屋から出ていった。
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