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2017年2月25日【土】11時13分21秒
【(゚∀゚)】フリー写真館を狛犬画像室にリニューアルしました♪
2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
【(*´ω`*)】現在エッセイ&詩以外の更新は休止しています。
2013年1月7日【月】18時48分51秒
【(*´∇`*)】サイトをリニューアルしました。他も徐々に変更中です‥‥
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第二十七話 絶体絶命

カンセイでの勝利は、必ずしも嬉しい勝利では無かった。
アイのサポートがあっても、同盟軍は半数を失っていた。
それに、敵を殺さないよう頑張っても、力の差が無い戦いではそれは不可能だった。
その後、神木の破壊を伝えられた面々は、さらに意気消沈していた。
 *ムサシ*「あの神木が倒れるなんて、無茶苦茶やなぁ~」
その中で、1人あっけらかんと、ムサシは言葉を吐いた。
 *シャオ*「これはおそらく、俺達が大陸間移動魔法で逃げる事を阻む為だろうな。それとこちらの戦力が上がる事を止める意味もある。」
シャオのそんな言葉も、皆あまり聞いていないようだった。
 *シャオ*「でもまあこれで、トキョウが急に戦場になる事もなくなった。イニシエの使い手が、しっかりとやってくれる事もわかった。」
シャオは沈むアイ達に話しかけるが、皆はただ頷くだけだった。
それにこちらの戦力がアップしたわけでもないし、不利な状況は変わらない。
部隊長3人と1000人ほどの戦力を削る為に、こちらは同盟軍5000人を失ったのだ。
それでもやらねばならない。
ただやらねばならないと、シャオ達は思った。
そんな中、シャオ達はしばしの休養の日々を送った。
10日が過ぎた。
シャオ達の気持ちも少し落ち着いたようだ。
そんな中、ヒサヨシからの使い、リュウイーが飛んで来た。
ローラシアの聖騎士団とエリート部隊が、北のルートの西の街、エベレストに入ったという事だった。
これでエベレストには、今は第二部隊と第六部隊が2500人、聖騎士団500人、エリート部隊2500人が滞在する。
人数では五分だが、今まで以上に戦力の差は大きい。
ローラシア本国には精鋭部隊が2000人と5部隊7500人が残る。
トキョウに残るのが、雄志軍100人とカンセイ軍が5000人。
そして新撰組が30人程度。
シャオ達のカンチュウに援軍を送る余裕は無かった。
もうシャオには、相手を想って手加減する事もできない。
皆も同じ考えだった。
ローランドが私利私欲の為に戦争している人物でなければ、全てを差し出しても良かった。
その方が被害が無い。
しかし一般国民に、過酷な生活を強いるローランドの言いなりにはなれなかった。
そして2日後、再び戦いは始まった。

北のルートから、聖騎士団、エリート部隊、そして第二第六部隊が侵攻してきた。
こちらの被害を最小限にする為、シャオは最初から全力で相手に攻撃魔法を浴びせた。
シャオは飛翔により上空から敵に攻撃する。
それを同じく上空でムサシが補佐する。
地上で入り乱れるお互いの戦力の中で、アサリとアサミが戦う。
後方ではアイが全てをサポート。
それを守る形でシュータが戦っていた。
それを後方から眺めている聖騎士団の団長「レクサス」は、しばらく戦況を分析していた。
 *レクサス*「ふむ。敵の戦力はあの6人が中心。シャナクルは我々聖騎士団が抑える。後は頼みますぞ。」
レクサスは、横にいたエリート部隊隊長ファルコンに笑顔を向けた。
 *ファルコン*「ええ。お任せください。あの程度、僕たちの相手ではありませんな。」
その会話を、隣でイーグルとラビットはただ聞いていた。
 *ファルコン*「あなた方は、僕たちの華麗な戦いぶりを、この辺りで観ていてください。」
ファルコンは、少し嫌みな笑顔をイーグルとラビットに向けた。
 *イーグル*「わかった。」(くそ!!このボケの言うとおりにしないといかんのか。)
イーグルは少し苛立っていた。
この場の最高指揮官は、聖騎士団団長。
次がエリート部隊隊長ファルコンだった。
イーグルは今まで自分がこの地の最高指揮官だっただけに、この状況はつらいものだった。
聖騎士団500人は、レクサスと共に、上空へとでた。
目標はシャオだけだ。
シャオと共に上空にいたムサシが、まずは聖騎士団と向かい合う格好になった。
 *ムサシ*「こいつらメッサ強いんちゃう?それがこの人数。相手にできんのか?」
ムサシは剣を構えたまま、レクサスを睨みつけた。
 *シャオ*「本気でやる!!ムサシは地上に降りて、みんなを助けてやってくれ。この状況じゃ、1人の方がやりやすい。」
 *ムサシ*「わしは戦力外通告かい!!まあせえぜえ死なんようにがんばれや!!」
ムサシはそう言うと、地上で入り乱れる、同盟軍とエリート部隊の中へと向かった。
 *レクサス*「シャナクル、ひさしいのぉ。」
レクサスはシャオに話しかけた。
 *シャオ*「ああ、あの時の副団長か。」
そう、シャオがローラシアに侵攻した際、シャオが追いつめられた聖騎士団。
あの時の団長はジークフリードだった。
ジークフリードが、滅びの結界を使った事で死んでからは、レクサスが聖騎士団を指揮していた。
 *レクサス*「我々があなたの国に敗れ、私たちはブリリアに下った。それなのに又、あなたと戦う事になるとは、おかしな事もあるもんですな。」
 *シャオ*「俺は死んだ事になってたからな。全てローランドに奪われたよ。」
 *レクサス*「しかしそのおかげで、我々にリベンジのチャンスが訪れました。今日は確実に勝たせていただきますよ。」
 *シャオ*「俺様も負ける気はないよ!」
 *レクサス*「それでは、いざ勝負です。」
レクサスの言葉を最後に、シャオと聖騎士団の面々は魔力を高めた。
500人の聖騎士団の面々が、ゆっくりと広がり、シャオを囲んだ。
地上ではムサシがファルコン相手に苦戦していた。
1対1なら勝負にもなるが、エリート部隊からの攻撃もあり多対一。
アサリとアサミも同じような状況だった。
アイも同盟軍全てに手が回らす、シュータの補佐に終始していた。
同盟軍の者達は、ドントンとその数を減らしていた。
このままでは負ける。
そんな状況だった。
シャオはアイスレインで聖騎士団を一斉に攻撃する。
しかし、能力の高い聖騎士団の面々は、それをあっさりとしのいでいた。
 *シャオ*「くそっ!1人ずつ殺るしかない!」
 *レクサス*「あの頃よりもこちらは強くなっているのですよ。そんな魔法では通用しません。」
レクサスは余裕で聖騎士団を指揮していた。
 *シャオ*「テラボルト!」
シャオの魔法は、聖騎士団の1人をとらえた。
1人は地上へと落ちていった。
 *レクサス*「そんな上級魔法。500回続けるつもりですかな?」
レクサスの言うとおり、上級の魔法を続けるには、莫大な魔力を必要とする。
そんな事は、流石のシャオでも不可能だ。
 *シャオ*「これならどうだ。デススペル!!」
シャオの言葉と同時に、数人の聖騎士を球状の結界に閉じこめた。
そしてその中で爆発が起こった。
 *シャオ*(はあ。これでも3人か。。。)
3人の聖騎士が地上へと落ちていった。
その間も、聖騎士達がシャオを剣や魔法で襲う。
それらをかわしながら上級の呪文を放つシャオ。
かなり過酷な戦闘が続く。
それでも聖騎士団の数は、徐々に少なくなっていた。
 *レクサス*「なかなか粘りますな。」
状況は、シャナクル王としてローラシアに攻め入った時と同じような状況になっていた。
しかしあの時より、聖騎士団の数は倍以上だ。
あの頃のシャオなら、既にやられていたかもしれない。
しかしシャオもかなり成長していた。
余裕は無いが、まだ戦えた。
そんな時、地上から悲鳴が聞こえた。
 *アイ*「きゃあ~!」
アイの悲鳴だった。
 *シュータ*「アイ殿、大丈夫ですか?!」
 *アサミ*「アイ!!」
 *シャオ*「アイ?!」
シャオはその悲鳴の方向に顔を向けた。
シュータとアサリとアサミが、アイを守るような形で敵と対峙していた。
 *シャオ*「大丈夫か。。。」
アイはとりあえず大丈夫なようだ。
しかし、シャオのその隙を逃すレクサスでは無かった。
シャオの周りは結界に包まれていた。
 *シャオ*(しまった。これは滅びの結界。)
 *レクサス*「私の命はこれまでですが、シャナクル、あなたも終わりです。この世には既に神木は存在しない。よって、あの時と同じように、大陸間移動魔法で逃げる事も不可能。このまま魔力を全て失って、死んでもらいます。今回の任務は、あなたを確実にしとめる事。これで任務完了ですな。」
シャオは結界の中で、魔力を少しずつ失ってゆく。
飛翔を維持するのも限界だ。
周りは全て、強力で脱出不可能な結界。
落ちる事も出来なかった。
 *シャオ*「くっ!限界だ。」
シャオの耳には、地上からの皆の声がかすかに聞こえてくる。
シャオ助けようとしているようだが、それはエリート部隊に阻まれていた。
空が暗くなる。
もうダメだとあきらめた時、上空から強力な魔力が接近してきた。
それは滅びの結界にぶつかり、結界を無効化した。
 *シャオ*「助かった?!」
シャオはコントロールを取り戻した魔力で、再びオーラを纏った。
 *レクサス*「なんだ?どうした?うっ!」
そう言ったレクサスは、そのまま地上へと落ちていった。
滅びの結界を使った事で、魔力がもう残っていなかった。
 *ブルードラゴン*「クセンシテイルヨウダナ。」
上空から、ブルードラゴンがシャオの横まで降りてきた。
 *シャオ*「あの時のブルードラゴン?」
そう、南の大陸でシャオが倒したブルードラゴン。
シャオにやられて倒れていたが、自己再生魔法によって復活していた。
 *ブルードラゴン*「ワシヲタオシタヤツガ、ナニヲヤッテイル。マアイイ。スケダチスルゾ!」
ブルードラゴンはそう言うと、聖戦士達にブレスを吐いた。
更には爪や尾、魔法も唱え、聖戦士達を倒してゆく。
 *トムキャット*「シャナクル様、私も助太刀します!!」
ドラゴンの上に乗っていたトムキャットが地上へと降りていった。
 *シャオ*「トムキャット!?」

あの神木が全て無くなった日、トムキャットは、海上を中央大陸へ向けて、船を進めていた。
南の大陸の北を航行している時、ブルードラゴンと出会った。
ブルードラゴンは、幻影でシャオの姿を映し、シャオのいる場所まで案内するようトムキャットに言い、そして共にこの地にきたのだ。

トムキャットは地上のファルコンに斬りかかる。
 *ファルコン*「裏切り者め!」
ファルコンはトムキャットに視線を向けた。
 *ムサシ*「うらぁ!!」
その隙をついて、ムサシがファルコンを斬った。
 *ファルコン*「ぐあ。。。」
ムサシの剣は確実にファルコンをとらえ、ファルコンを地にたたきつけた。
 *シャオ*「とりあえずこいつらをたたく!」
シャオはブルードラゴンの魔法とブレスの魔力を踏み台に、コールド系最大呪文を放った。
 *シャオ*「アイスブリザード!!」
シャオの魔力は広範囲を包み、その中を氷の嵐が吹き荒れた。
上空の全ての者が、その魔力の中にいた。
 *ブルードラゴン*「ワシマデイッショカ。」
その中でブルードラゴンも暴れた。
ブルードラゴンは、コールド系には耐性があり、逆にその力を活性化する。
ブルードラゴンがシャオの魔力を高め、シャオの魔術がブルードラゴンの力を高めた。
 *聖騎士達*「レジストできない。」「魔力が強すぎる。」「うあぁぁ!!」
シャオとブルードラゴンのコンビネーションで、聖騎士団の全てが、地上へと落ちた。
 *シャオ*「はあ、はあ、やったか。」
 *ブルードラゴン*「コレクライハヤッテクレナケレバナ。」
ブルードラゴンは、シャオを背に乗せた。
 *イーグル*「あんなの相手にできるか!!引くぞ!!」
イーグルは撤退の合図に、魔力を空へと放った。
ローラシア軍はすぐに撤退を開始し、そして去っていった。
その時それを追える者は、こちらには残っていなかった。
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