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第十九話 ローランド来訪

シャオがドラゴンと戦っていた頃、東の大陸ローラシア大国の王ローランドが、トキョウへと来ていた。
受け継ぐ者の本を手にしているローランドは、その中に書き記された大陸間移動魔法を使って、トキョウへとやってきていたのだ。
ローランドがこの地に着いた時に鳴り響いた衝撃音に、トキョウの面々はローランドの元、神木の元へと集まってきていた。
「ロ、ロ、ローランド‥‥」
口の達者な3人組、自称トキョウの三羽烏、バレッド、ブルータス、グーズリーはすぐにローランドと分かった。
その言葉に、一同息をのんだ。
「これはこれはトキョウの方々、お出迎えくださるとは恐縮です。わたくしローランドと申します」
ローランドはいつもの笑顔だった。
そこに殺気は全く感じられない。
しかし漂う雰囲気から、皆警戒せずにはいられなかった。
それでもアキラは平静を装ってローランドに話しかけた。
「これはこれは。私はこの地の長アキラです。東の大国であるローラシアの王が何用ですかな」
「ちょっとした散歩ですよ。ここトキョウの神木とはどんなものか、見たくなりましてね」
ローランドは神木に手を触れながら、それを見上げた。
「それにしても大きいですね。これは凄い」
一同はただローランドを見ていた。
「みなさん、今日はただ神木を見に来ただけですよ。戦うつもりはありません。でも‥‥」
ローランドはアキラの方を見た。
その目は今までと少し違って、何かを伝えようとする意思が感じられた。
「でも、なんですかな?」
アキラは訊ねた。
何となくだが、アキラにはその続きの方向が予想できていた。
体が硬くなるのを自身感じていた。
「でも、この神木は欲しいですね。見ると欲しくなってきました」
ローランドの表情は笑顔のままだったが、徐々に殺気が大きくなるのが皆に伝わってきていた。
緊張が走った。
剣士は剣を握ってオーラを纏い、魔法使いは魔力を高めて身構える。
今にも何かが爆発してしまいそうな空気に変わってきた。
「それはどういう事ですかな。この神木は人類すべてにとって大切なものです。個人的に私がどうこうできるものでもありません」
「この神木は危険だ‥‥すぐにでも手に入れたい‥‥」
ローランドにはアキラの言葉が耳に届いていないようだった。
再び神木に触れたローランドからは、更に強い殺気が伝わって来た。
そして黒のオーラがローランドを包み始めた。
皆危険を感じた。
ローランドの魔力は強大で、禍々しい雰囲気も持っていた。
「私が何かを手に入れる時、それは全て力ずくです。欲しいと思えば今回も例外ではありませんよ」
ローランドは神木から手を放し、ゆっくりとアキラの方へと歩き始めた。
一同気圧された。
アキラは、ローランドが話ができる相手ではないと悟った。
「気が変わりました。私はこの神木を今日いただきたいと思います。歯向かわず従うのなら、生かして差し上げますよ。はぁ‥‥しかしどうやらあなた方に従う気はなさそうですね。ならば此処で死んでもらいましょうかね」
ローランドの顔から今までの笑顔がスッと消えた。
そしてゆっくりと右手を前に突き出し掌をこちらに向けた。
一同完全に戦闘態勢に入った。
「アキラ殿、下がってください」
シュータが前に出て灰のオーラをより強くする。
「前は任せる。皆も気をつけろ!敵は只者ではないぞ!」
アキラが言い終える前に、ローランドはアキラへ向けてメガメテオを放った。
巨大な火球がアキラたちに向かって飛んできた。
シュータはそれを回避して、ローランドの左に回り込む。
アキラたちは前方に魔法防御を展開した。
ギガメテオの魔法による火球は、魔法防御にぶち当たるとほどなくして消失する。
しかし油断できる状況ではないと皆分かっていた。
ローランドに対して集中を切らさなかった。
「これくらは止めますか」
そういうローランドにシュータが斬りかかった。
連続して攻撃するシュータの剣を、軽やかにかわすローランド。
その動きは実に無駄が無く流れるようだ。
「なかなかの太刀筋ですが、実戦経験が不足しているようですね。基本通りの攻撃では読まれますよ」
そう言ってローランドはシュータの背中へショートレンジからのエネルギーブラストをぶつけた。
シュータの体が前へと飛ぶ。
しかしすぐにふんばって後ろを見ずに剣を振った。
それもローランドにはあっさりかわされた。
「くっ」
シュータの体が崩れ、片膝をついた。
「今のをくらってもその程度のダメージですか。やりますね。それにそのオーラ。珍しい‥‥」
ローランドは全ての人へ向けて無数のマジックミサイルを放った。
魔法防御でいくつかは防げたものの、必ず命中すると言われるマジックミサイルとあって、全ては防ぎきれない。
防御の弱い雄志軍の何人かが倒れた。
シュータはマジックミサイルを剣で防ぐと、改めてローランドへと向かう。
かなりのスピードではあるものの、ローランドの方が全てにおいて速い。
「こちらもマジックミサイルで援護だ!」
リュウがシュータを援護する為、5本のマジックミサイルを放つも、ローランドはかわす事なくそれをただ受け止めた。
「やったか?」
期待したリュウだったが、ローランドに全くダメージが無い事を悟ると、驚き唖然とした。
「ゴミが‥‥」
シュータの剣をかわしながら、ローランドは再度マジックミサイルを放つ。
数は先ほどよりも少なかったが、それは全てリュウへと向かっていた。
雄志軍の者たちが魔法防御でリュウを守る。
いくつかは防げたものの、いくつかは防御をかわし、いくつかはそれを貫いてリュウへと命中した。
「ぐあっ!」
急所は外したものの、かなりのダメージを受けリュウはその場に倒れた。
(マジックミサイルでこの威力‥‥なんて魔力だ‥‥)
リュウは意識を失った。
「さて、そろそろあなたにも死んでいただきますよ」
ローランドは後ろへ跳びシュータから距離をとった。
「逃がすか!」
シュータはすぐさま追った。
剣士が魔法使いと戦う場合、距離を取ることは不利になる。
「遅いです」
ローランドの前に魔法障壁が展開され、シュータの接近を阻んだ。
シュータはすぐに障壁を迂回しようとしたが、その時には横も上も、そして後ろにも障壁が展開されていた。
「いかん!結界だ!」
アキラはすぐに無効化魔法をそれに放つが、それよりも早くローランドのギガメテオが結界内へと放たれた。
結界の中が業火で埋め尽くされる。
そこへアキラの無効化魔法がぶつかった。
ほどなくして結界は解除されたが、シュータは黒く焼け、その場に倒れていた。
立ち上がろうと少し動いている事から、生きてはいるようだ。
「ほう、あれをくらってもまだ立ち上がろうとしますか」
ローランドは更に追い打ちをかけようとした。
そこにローランドの左から、強力な魔力が飛んできた。
なかなか威力のありそうなエネルギーブラストだった。
黙ってそれをくらうわけにはいかず、ローランドは薙ぎ払った。
「まったくこの程度の魔法で‥‥」
そこまで言って、ローランドの表情が少し驚いた様子に変わった。
「シャナクル、生きていたのか」
ローランドの視線の先には、確かにシャオの姿があった。
「あなたが生きていたとは驚きですね。そしてこの人たちを助けようとしますか‥‥ふふふ」
ローランドの顔は、再び笑顔に戻っていた。
シャオの後方にある木々の影に、トキョウの三羽烏とミサが隠れていた。
「お嬢ちゃん、言われた通りにやったが大丈夫か?」
「バレるとまずいだろうな」
「その場合はおそらく、俺達に命はない‥‥」
シャオの姿がそこにあったのは、ミサの魔法だった。
そしてこれはミサのアイデアである。
3人に、共同で出来るだけ強力な魔法をローランドに放つよう指示した。
そしてそこに幻影の魔法でシャオの姿を映し出した。
「世界一の魔法使いが出てくれば、たとえあんな強い奴でも逃げ出すでしょ?」
安易な考えだったが効果はあった。
ローランドにできたその隙をついて、シュータが力を振り絞り斬りかかった。
その剣はまともにローランドの肩をとらえた。
「くっ!」
多少ダメージを与えはしたが、致命傷には程遠いものだった。
力を振り絞ったシュータは、そこで倒れた。
それを見たローランドはとどめをさす事もせず、アキラの方を見て行った。
「今日は一旦帰る事にします。またお会いしましょう」
ローランドはそう言うと魔力を高めた。
「それとそちらの木の陰に隠れているお嬢さん、なかなか面白かったですよ」
次の瞬間、ローランドは大陸間移動魔法で空の彼方へと消えていった。
「バレてた?」
シャオの姿がゆっくりと消えていった。
(シャナクルの幻影。あの地で生きていたか。そしてどうやらあの地の者たちと上手くやっているようだ。神も面白い展開を用意してくれていたものだ)
空を行くローランドの顔は笑っていた。
「今日はなんとかミサちゃんのおかげで助かったな‥‥」
アキラはシュータや他の負傷者の治療を指示し、ヒサヨシに遣いを送った。
【<┃】 【┃┃】 【┃>】
ドクダミ

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