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2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
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第九話 大戦の初動

アサリとアサミが、すっかりトキョウに馴染んで来た頃、チャイルド国の動きがあわただしくなってきた。
チャイルド国の西に位置するホンコール国が、その南に有る大国、カンセイ帝国との争いにより、その名を消していたからだ。
カンセイ帝国とチャイルド国が隣接する事になり、両者の争いは近い未来に起こり得るだろう。
一刻も早くチャイルド国は、トキョウを傘下に治めたいと考えていた。
更には、東の大陸からの移民が、チャイルド国の軍事力をアップさせていた事で、チャイルド国が好戦的になっていた。
そしてこの日、トキョウ最南端国境近辺に、数十人の使い手が集まっていた。
東の大陸より渡ってきた、自称大魔法使いの3人、「バレッド」「ブルータス」「グーズリー」も含まれていた。
 *グーズリー*「俺達は、あのブリリア国で無敵トリオと言われ、ブリリア国をリードしてきたんだぜ。」
 *バレッド*「そうだな。俺達にかかれば、こんな国、攻略に1ヶ月と必要ない。」
 *ブルータス*「ブリリア国も、我々がいなくなって、すぐに滅亡だ。我々の力がわかると言うもの。。。」
3人はそれぞれ、自分たちの自慢話をすると、チャイルド国の使い手達は、頼もしい3人に頷いた。
一方トキョウの国境警備をしてた雄志軍の面々は、既にその動きをとらえており、一報はアキラに伝わっていた。
そしてアキラ、シュータと共に、シャオ、アイ、アサリ、アサミは、そちらに向かっていた。
トキョウ国の町は、国境に近く、さほど時間のかかる距離では無い。
ほどなくして6人は、雄志軍と合流した。
チャイルドの者達は、まだその場を動く気配はなかった。
あちらは、まだこちらに気づいてはいないようだ。
 *シャオ*「どうするんだ?アキラ?」
シャオは、軽くピックニックにでも来てる感じで、気楽にアキラに尋ねた。
 *アキラ*「うむ。とりあえずこちらの体制は整った。無駄かもしれないが、話をしてみるか。。。」
アキラはそう言うと、シャオ達を見回した。
 *アキラ*「アイと雄志軍の方々は、ここで待機しておいてください。」
その言葉に、ちょっと不満があるようなアイだったが、大人しくそれに従った。
他の面々は、ゆっくりとチャイルド国の者達に近づいた。
かなり近づいたところで、相手もこちらに気がついたようだ。
ゆっくりと近づいてくる。
その距離は今までの倍の早さで縮まり、今、普通に話しても声の届く距離になった。
 *アキラ*「私はトキョウの長、アキラだ。いったいどういった理由で、この国境に来ているのかな?」
アキラは相手を見て、既にその理由はわかっていたが、あえて尋ねた。
 *バレッド*「我々は、チャイルド国の精鋭部隊で、私が部隊長のバレッドだ!」
バレッドは、自分に酔っているかのごとく、さも偉そうに応えた。
 *ブルータス*「でだ。トキョウのアキラ殿、チャイルドの傘下に入るつもりはないかとお尋ねしたい。」
少しすかした感じで、斜に構え腕を組んで、ブルータスが用件を言う。
 *グーズリー*「ああ、力づくでもかまわんぜ。まあ貴様らに、勝てる確率など1%もないがな。」
グーズリーからは、今すぐ戦いをおっぱじめたい気持ちが、ビンビンと感じられた。
 *アキラ*「我々は、そちらの軍門に下る考えは無い。戦いもできれば回避したい。」
3人の言葉に、冷静にアキラは応じた。
 *グーズリー*「戦いたく無いだぁ?そりゃ我ら3人は、東の大陸、ブリリア国の精鋭だった3人だ。やって勝てるはずもないからな。ははは~」
グーズリーの言葉に、トキョウの面々はみな顔を引き締めた。
もしそれが本当なら、シャオはともかく、他の面子では勝負にならないのは明確だ。
力なら、アサリとアサミなら良い線はいくだろうが、それでも勝てそうに無い。
しかし次の瞬間、シャオは笑っていた。
 *シャオ*「くっw」(俺、あんな奴らしらねぇ~し。たぶんこっちに来て、調子に乗ってるタダのバカだな。ありゃ。)
シャオだけは、既に相手の力量を見抜いていた。
 *シャオ*(それでもまあ、アキラやシュータレベルは有るだろう。こっちじゃ貴重な戦力か。。。)
シャオは、チャイルドの面々に背を向け後ろに歩き出した。
 *アサミ*「どうしたのシャオ?」
自分の横を通って下がるシャオに疑問を抱き、アサミはシャオに声をかける。
それでもシャオは足を止める事なく、後ろ手に手を振って、「アサリとアサミに任せる!おまえらだけで十分だ!ああ、殺すなよ!」
そう言うと、後ろに有った木にもたれて座り、腕を頭の後ろで組んだ。
その行為と言葉に腹を立てたのか、グーズリーがほえた。
 *グーズリー*「なんだとキサマ!!」
その言葉と同時に、グーズリーの手に黒の魔力が集まる。
合わせて、バレッドとブルータスも続いた。
後ろで見ていたチャイルドの面々は、とりあえずは静観の構えだ。
その中の1人が、アサリとアサミの存在に気がついていた。
名を「リュウ」と言う。
リュウは一応この部隊の長であり、黒魔術のレベルもそこそこ高い。
 *リュウ*(あいつら。裏切っていたのか。しかしまあ、ここで死ぬ運命だ。でも。。。)
リュウは少し後ろを振り返り、1人に声をかけた。
それを聞いたその者は、ゆっくりと下がり、そして素早く死角からこの場を去った。
シャオだけはその行動に気がついていたが、別に気にも止めなかった。
 *グーズリー*「死にさらせぇ~」
その言葉と同時に、グーズリーの魔力は強力な電気を起こし、こちら側に向かってきた。
 *シャオ*(おっ!ライトニングか。)
ライトニング。
この魔法は、魔力により大気に潜む風の因子を操作して、雷を作り出す。
風の因子を説明すると長くなるが、ようは電気が起きる要因をさす。
その威力は、外因に影響を受けるものの、エネルギーブラストよりも強力だ。
アサミが素早くマジックシールドを発動する。
そして簡単にライトニングを退けた。
 *グーズリー*「なんだと!」
グーズリーの驚きの声に、バレッドがファイヤーボール、ブルータスがアイスサンダーを発動した。
 *シャオ*(バラエティーにとんでるねぇ~ファイヤに、コールドか。。。)
ファイヤーボール。
略してファイヤ。
魔力により、大気の電子運動を活性化させ温度を上げ、魔力をエネルギに炎の玉を作り出す。
そしてアイスサンダー。
コールド系魔術の一種。
魔力により、空気中の水蒸気の電子運動を鈍化させ、凍った水蒸気をライトニングのように相手にぶつける魔法。
どちらも、外因に左右されるが、ライトニングと同等の威力を持った魔法だ。
更に、コールド系の魔術は、他より高い技術が要求される魔法である。
今度はアサミも攻撃魔法を発動していた。
エネルギーブラスト。
単純だが、ほぼノータイムで発動していて、スピードでは圧倒してた。
ファイヤとアイスサンダー、そしてエネルギーブラストは、マジックシールドの前でぶつかる。
一瞬全ての魔法が1つに固まったが、すぐに爆発した。
少しでも力の無い方に、その爆風は向かう。
爆風の全ては、あちら側、チャイルドの面々がいる方へと向かった。
人々の悲鳴が聞こえてくる。
爆風は辺りの木々を揺らし、葉を飛ばす。
 *アサミ*「あっ!殺っちゃったかも~」
アサミの言うとおり、その爆発は、普通の人がくらうと、100%命は無いくらいの大きさだった。
アサミは口の前に手をあてて、状況を見守る。
爆発による砂煙が、ゆっくりと晴れてくる。
するとそこには、たくさんの倒れた人々が見て取れる。
 *シャオ*「大丈夫だろ。レベルは低いが、魔法防御を展開していた。」
シャオのいうとおり、後ろに待機していたチャイルドの一部の者が、とっさに魔法防御を展開していたようだ。
ただ、魔法防御とは魔法そのものを防ぐ為の魔法であり、これだけの爆発はほとんど防げない。
よって、やはりかなりのダメージは受けていた。
砂埃が全て晴れ、全てが目視できた。
チャイルドの全ての者が、そこに倒れていた。
動くものも数人いたが、大半がかなりの重傷で、身動きひとつできない状況のようだ。
 *シャオ*「ちょっとやばいのもいるな。アキラとシュータは回復魔法使えたよな。死にそうなの頼む。俺様はアイを呼んでくる。」
シャオは立ち上がりながらそう言うと、背を向け歩き出した。
そのタイミングで、倒れて身動きひとつしていなかったリュウが、起きあがって向こうへかけだした。
 *リュウ*「なんだ?あいつら弱いじゃねぇか!」
ぶつぶつとそう言いながら、かなり早いスピードで戦場を離脱する。
しかしすぐにその動きを止めた。
 *アサリ*「ごめんなさい。わたくし達の事、報告されると困るもので。」
そう言いながら、振りかざした剣は、鞘に収まったままだったが、一撃をくらったリュウは、凄い勢いでその場に倒れ伏した。
それでもリュウは、なんとか意識を保っており、顔を上げてアサリを睨む。
 *リュウ*「おまえ達が裏切った事は、既に報告済みだ。。。」
そこまで言うと、意識を失った。
 *アサリ*「どうしましょうか。。。」
アサリのつぶやきに、すぐに寄ってきたシャオが声をかけた。
 *シャオ*「さっき、1人逃げていったのが見えたぞ。おまえ達、何か知られるとまずい事でもあるのか?」
シャオは全くわからないといった感じだった。
 *アサリ*「ええ。わたくし達が裏切った事がばれたら、両親が、もしかすると。。。」
そこまで聞いて、シャオは理解した。
今までのシャオは、たとえ肉親であっても、大儀を成す為には簡単に犠牲にして生きてきた。
しかしトキョウに来て、その意味を理解できるようになっていた。
 *シャオ*「それはまずいな。俺が王なら。。。いや、普通に考えると、両親は拷問か、死刑か。。。」
アサリと、シャオの後ろに来ていたアサミは、シャオの言葉を聞いて走り出した。
 *シャオ*「ちょっと待て!!俺も行く!!」
シャオはそう言うと、集まってきていたアイやミサ、そして雄志軍の面々に手みじかに指示をだして、アサリとアサミの後を追った。
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