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2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
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第十六話 再会

ヴァレンは、後の事は、シャオと共に魔法を学んだナックルの娘、そしてヴァレンの孫「ナディア」に託していた。
その際、全てはナディアに話している。
受け継ぐ者の事を。
ナックルにはよくわからなかったが、娘ナディアは納得していて、話してくれる様子もなかったので、詳しい事は、ナディアに聞かないとわからないらしい。
とにかく、ヴァレンがいなくなった事で、魔獣が町に入ってきたようだった。
一同黙っていた。
シャオは、またしても自分の過去が、自分を苦しめている現実に直面した。
そして来るのが、わずか1週間遅かった事を知った。
その沈黙を破ったのは、やはりこの人物だった。
 *チューレン*「事情は飲み込めました。とりあえず私たちは、ナディア様に会う必要があいます。現在ナディア様が、受け継ぐ者であるのですから。共に来てくれる事をお願いせねばなりません。」
チューレンの言うとおりだ。
とりあえずナディアに会わなくてはならない。
そして話をしなければ。
 *シャオ*「そうだな。とりえず出かける準備をしよう。おっちゃん、案内してくれ。」
シャオがそう言うと、各々出かける準備を始めた。
シャオはなにやら奥の部屋へ入ってゆき、何かをしているようだった。
 *アイ*「シャオ!そろそろ行くよ。」
アイの声に合わせるように、シャオが奥の部屋から出てきた。
手には4本の剣と、1本のロッドを持っていた。
 *アイ*「何それ?」
見れば剣とロッドであることがわかるが、何故今それを持ち出してきたのかがわからなかった。
 *シャオ*「ああ、みんなの持ってる剣だと、魔獣にダメージを与えるのは難しい。何故なら魔獣は、普通の武器による攻撃がほとんどきかないからだ。それでちょっとオヤジのコレクションを探していたら、良い物を見つけてね。持ってきた。」
シャオの持ってきたもの。
それは銀の剣が2本。
そして風神の剣と雷神の剣。
シンボルロッド。
銀の剣は、文字通り銀で出来た剣で、魔獣にも有効な武器である。
そして風神の剣と雷神の剣は、風の精霊界の武器で、魔力を持った武器である。
風神の剣は、風を操ると言われ、カマイタチで離れた対象を攻撃する事のできる、とても軽い剣だ。
雷神の剣は、雷を操ると言われ、その刃には高圧の電気を纏った、強力な剣。
そしてシンボルロッドは、十字の形をしたロッドで、鞘から抜けば、剣としても使えるマジックアイテム。
更には白魔術のコントロールを簡単にし、魔力を増幅させる優れものだ。
シャオは説明しながらそれらを渡していった。
アイにシンボルロッド、アサリに雷神の剣、アサミに風神の剣、チューレンとチンロウに銀の剣を渡した。
 *シャオ*「さっきの戦闘でわかったと思うが、魔法だけでは魔獣相手だと苦戦する。剣とのコンビネーションが必要だ。だからこれを渡しておく。」
 *アサミ*「へぇ~すっご~い!!マジックアイテムなんて、初めてみたかも~」
 *アサリ*「ええ。なにやら魔力が伝わってきますわね。」
2人は嬉しそうにそれを受け取った。
それぞれを手にすると、一同はナックルにつれられ、町のはずれの方、更には森の中へと入っていた。
いつ魔獣とでくわしてもおかしくはない。
各々警戒しながら進んだ。
しばらくすると、森の中に洞窟が見えてきた。
 *ナックル*「あそこが我々の隠れ家、全ての人は今あそこに集まっている。」
ナックルがそう言うと、皆は洞窟に入っていった。
 *ナックル*「とりあえず此処には、魔獣は近づかない。理由はナディアに聞いてくれ。」
 *シャオ*「ふ~ん。」
シャオが進む洞窟の中は、魔法で照らされて明るかった。
更に進むと、洞窟の中の開けた場所に出た。
そこには、アルテミスの町の人々が、集まっていた。
人数はパッと見た感じ、100人ほどだった。
その表情は疲れ切った感じで、皆の顔はゲッソリとやせ細っているようだった。
そしてシャオ達が入ってきたことも、気にもとめず反応は無かった。
 *ナックル*「魔獣がいるから、食事を集めるのも大変でね。」
よく見ると、ナックルも少しやせ細っているようだった。
人々の中を歩いて更に奥へと進むと、そこには金色の髪が綺麗な、少し大柄な女性が座っていた。
 *シャオ*「ナディア姉。」
シャオの言葉に、その女性はシャオを見た。
 *ナディア*「シャナクル!あんた生きていたの!」
驚きの表情で、ナディアはシャオを見た。
 *シャオ*「ああ、まあね。。。」
シャオは正直あわせる顔がない、そんな気持ちだった。
俯きながら、ナディアと目線をあわせる事もできなかった。
 *ナディア*「ああまあ、色々派手にやったもんだね。でもまあ、過去を振り返っても仕方ないしね。今此処にシャナクルがいる事は、姉さん神様に感謝だよ。うちらだけじゃ、もう手詰まりだったからね。」
ナディアは気さくな性格で大雑把。
過去の事は振り返らないさっぱりした性格だった。
その性格に、シャオはかなり救われた気がした。
 *ナディア*「で、あんたどうして帰ってきたんだい?天下統一とか言って出ていったけど。」
ナディアの問いに、シャオは事情を説明した。
 *シャオ*「えっとまず、今俺達は、世界で起こっている争い、戦争を止める為に動いている。」
その言葉に、ナディアは少し驚いたが、笑顔でフンフンと頷いて、次の言葉を待っていた。
 *シャオ*「それは中央大陸の受け継ぐ者もからんでいる。」
 *ナディア*「え?」
シャオの言葉に、ナディアは驚きの声を上げた。
 *ナディア*「へぇ~今中央大陸の受け継ぐ者はヒサヨシだっけ?わたしも受け継がれちゃった。」
ナディアは冗談を言うように、鞄から本を取りだし、それを振って見せた。
 *シャオ*「うん。それで、この戦争を終わらせるため、南の大陸の受け継ぐ者、本当はヴァレンのじいさんを呼びにきたんだけど、今ではナディア姉だね。ナディア姉に中央大陸に来てもらいたいんだ。」
シャオのそのお願いに少し考えて、ナディアが一言応えた。
 *ナディア*「それは無理。」
思ってもみなかった、いや、そういう返事もあり得たが、いざそう言われるとシャオ達はとまどった。
 *シャオ*「どうして?」
シャオが尋ねると、ナディアはゆっくりと話し始めた。
 *ナディア*「おじいさまがこの地を発つ時、私はこの本を託されたのね。それと同時に、この地を守る事も託された。それは今、ちょっと失敗しちゃってこんな状態だけど。え~っと。シャナクルが受け継ぐ者の使いってなら、全てを話すわ。南の大陸に渡った初代の受け継ぐ者は、この地に神木の苗を植えた。そしてその孫、3代目は平和の為に、この地を他の大陸から隔離する事を考えた。その為に、この大陸の中心に、魔界との門をつくり開放した。その力によって、海を荒れる海へと変えて、行き来できないようにした。でもそれだけじゃ、魔獣がうようよでてきて、この大陸に人間が住めない。そこでアルテミスの町を、代々の受け継ぐ者が結界を張ることで、魔獣を排除してきた。その結界は、神木の力を借りてできる結界。その役割を果たしてきたのが、おじいさま。そしてその後を私が引き継いだ。それが9日前だったかな。でもその直後、神木の近くで魔法の練習をしていた人がいて、まあ神木を誤って傷つけた。それもかなりの傷。それでも私がうまくフォローできれば良かったんだけど、私って器用じゃないじゃない?結界をうまく修復できなかった。それでもなんとか結界を維持してたんだけど、少しの隙からいつのまにか魔獣が町に入ってて。その魔獣がたまたま神木を更に傷つけて。結界は完全に消えてしまった。今この洞窟の入り口に張っている結界がそう。今ではそれくらいが限界なんだ。」
ナディアはここで話を一度止めた。そして改めてシャオを見る。
 *ナディア*「で、今、どうする事もできない状況なの。」
ナディアは俯いて、険しい顔をしていた。
 *シャオ*「何か方法はないのか?魔獣を全てぶっ倒すとか。」
 *ナディア*「それは無理ね。いくら魔獣を倒しても、門が開いている限り、いくらでもこちらの世界にやってくるわ。」
 *シャオ*「だったらその門を壊したり、閉めたりできないのか?」
 *ナディア*「私ならそれはできるけど、その場所に行くには、この辺りよりも上位の魔獣がいる場所に行くことと同じ。私には太刀打ちできないわ。それに行くとしても、此処の結界を解いたら、ここの人達が魔獣に襲われる。」
そこまで話して、ナディアは顔を上げてシャオを見た。
何か期待する目だった。
 *シャオ*「ああ、その辺りは俺が何とかしよう。そしてナディア姉をそこまで連れて行けば良いんだな。」
この状況を打開する方法は決まった。
 *シャオ*「それが終わったら、ナディア姉には、トキョウに一緒に来てもらうよ。」
 *ディアナ*「わかったよ。」
その後一同すぐに準備を始めた。
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