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2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
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第六話 戦争の始まり

シャオが魔法を教え始めてから、アイの魔法使いとしての資質は、日に日に開花していった。
防御魔法なら、おそらくアキラの攻撃魔法をしのげるまでに、治癒なら、死んでさえいなければ、回復させるだけの魔法を操れるようになっていた。
アイには、元々それくらいの素質はあったと、シャオはアキラに話し、自分の力だけではないと言っていた。
それを聞いたアキラは、今後起こり得る惨事を想定し、雄志軍に魔法を教える事をシャオにお願いした。
トキョウには、正式な騎士団や魔法部隊は存在しない。
ただ町で、魔法や剣に優れている人々が、雄志で集まっているだけの雄志軍だけが存在した。
戦争をした事の無い国なので、それも当然だった。
ただ此処最近、かなり近くの国で戦争が行われ、流石に対策が迫られていた。
アイの父であるアキラのお願いに、シャオは断る事ができず、明日からと言う事で教える事を了解した。
日は変わり、いよいよシャオが雄志軍に魔法を教える日が来た。
この日は朝から屋敷があわただしかった。
アイがお祈りから帰る頃には、アキラは町に出かける準備を終え、正に出かけるところだった。
 *アイ*「お父さん、今日は早いね。何かあったの?」
いつもなら、アキラがまだ寝ている時間で、アイは少し驚いたものの笑顔で尋ねた。
 *アキラ*「ああ。今から少し出る。詳しくは帰ってから話す。そうそう、シャオ君には、今日の魔法講習は中止だと伝えてくれ。」
アキラがそういうと、アイは黙って頷き、直後アキラは急いで出かけて行った。
昼になると、アイはシャオと共に、いつものように魔法を操っていた。
アイの魔法技術は、日に日に上達を見せていた。
更には、その魔力も心なしか上昇しているようだった。
時々うっすらと出ている黒い霧が、太陽の光を霞ませる風景も、シャオにとって見慣れた景色となっていた。
しかしその寒さには、あまり慣れていないようで、見ているだけのシャオにとっては、かなり辛かった。
休憩に入ったアイと並んで、庭にある木のベンチに腰掛け、暖かいお茶を飲んでいた。
昔からの友達だったかのように、今日も些細な話をしている。
シャオも世界統一の事は、どこか頭の隅に追いやっているようだった。
そんな時だった。
ミサが血相を変えて庭に走り込んできた。
息も荒く、かなり走ってきたようだった。
 *ミサ*「大変だよアイ!!」
そう言ったミサだったが、荒い息にその後の言葉を詰まらせた。
 *アイ*「どうしたの?そんな血相変えて~」
アイはいつもミサと話す時と同じように、笑顔で尋ねた。
しかしミサの顔は変わらず、深刻な何かを伝えるようだった。
 *シャオ*「まあ、落ち着いて。何かあったの?」
シャオの問いに、ミサはやや息を整えると大きな声で叫んだ。
 *ミサ*「南のインディアナ国の魔法部隊が攻めてきたんだよ~!!」
ミサの目から涙があふれ、その声はかれていた。
 *アイ*「え?」
ミサの言葉を聞いたアイの顔には、もう笑顔は無かった。唖然とした顔で、ただミサを見つめた。
 *ミサ*「今、おじさんとシュータ先生が話をしてるけど、このままだとやばいよ~!」
その言葉を聞いて、シャオは立ち上がった。
争いなど日常茶飯事な毎日を送っていたシャオだが、何か凄くいやな気持ちになった。
そして、助けなければとも思った。
 *シャオ*「どこ?案内して!!アイも行くよ!」
シャオの言葉に、我に返ったのか、アイもしっかりした目でシャオに応えた。
ミサを先頭に、町の方に走った。
既に多く走っていたミサだったが、それでもかなりのスピードで町中をゆく。
走ってる時間は、とにかく長い時間に感じる。
早く、早く、みんな力の限り走った。
ほどなくすると、町の中央広場まで来た。
人々が集まっている。
よく見ると、人々は広場の中心を囲うように周りにいる。
その中心には、アキラとシュータ、そして見たことの無い人々が数十人、アキラ達と向かい合うように存在した。
ようやく広場についたシャオ達は、アキラ達に近づいて行く。
シャオはアキラ達の斜め後ろに立ち、向かい合う人々をにらんだ。
 *インディアの者*「子供?子供を呼んでどうするつもりだ?ははは~」
インディアの部隊長らしき人物が、そう言って笑った。
 *アキラ*「おまえ達、どうして此処に。下がっていなさい。此処は危険だ。」
アキラは後ろを振り返らず、少し強い口調でアイ達に言う。
しかし、アイもシャオもその場を動かなかった。
 *部隊長*「おとなしく我が国に下れば、別に何が変わるわけではない。まあ、少し金と人を出してもらうだけじゃねぇか。」
ニヤニヤとした顔で、部隊長らしき男は話を続ける。
 *アキラ*「此処は人類発祥の地。戦争をするために、人と金を出すことはできない。」
アキラは男をにらみつけたまま、はっきりとそうこたえた。
 *部隊長*「なるべく実力行使はしたくなかったが、致し方ない。とりあえずおまえさんには死んでもらうかな。」
部隊長らしき男がそう言うと、後ろの者達に、黒の魔力があらゆる所から集まってくる。
町の木々からの魔力を使った、攻撃魔法がすぐに予想できた。
 *シャオ*「アイ!!魔法防御を前方ミドルレンジに展開!!」
シャオのその声に、アイはとっさに、そしていつも練習していたとおりに、白の魔力を前方に放つ。
白い光の固まりが、アイからアキラの前に移動する。
それと時を同じくして、数十人の周りにあった黒の魔力がこちら側に移動してきた。
黒のエネルギーブラストと言う魔法だ。
魔力をそのままターゲットにぶつけ、人なら大きなダメージをくらう魔法だ。
それに流石に数十人からなるこの魔法をくらえば、普通ならひとたまりもない。
その魔力の固まりが、更にこちらに近づいてくる。
そしてそれがアキラの目の前に近づいたとき、その前に白の魔法防御が展開され、全ての黒を遮断した。
遮断された黒の魔力は、何事も無かったかのように、はじけて消えた。
 *シャオ*「ふう。。。間に合ったな。」
シャオはそう言いながら、アキラの横に立った。
 *部隊長*「なんだ?何が起こったんだ?もう一度だ!やれ!!」
再度放たれるエネルギーブラストだが、先ほどと同じく、こちらには届かない。
 *シャオ*「そんなショボイ魔法が、届くかよ。おいおっさん!これは宣戦布告ととらえていいんだよな。」
そう言って、シャオは部隊長を笑顔でにらむ。
 *部隊長*「だったらなんだ?少しくらい防御魔法ができても、問題ない。だったら別の手段をとるまでだ!」
少し後ずさりながら、部隊長は声を上げた。
すると後ろにいた数十人が、左右に分かれようと動き出す。
 *シャオ*「魔矢!」
しかし分かれようと動き出した部隊数十人のひとりひとりに、シャオから放たれた魔法の矢が襲いかかる。
その数はひと目では数え切れない数だった。
魔法の矢、マジックミサイルと呼ばれるその魔法は、対象を絶対に外さないと言われる魔法だが、威力は最低レベルだ。
しかし術者の魔力によっては、その数は増え、威力も上がる。
シャオの魔力はまだ完全では無かったが、今のシャオの放つ矢でも、普通の人なら軽く殺傷するだけの威力があった。
そしてそれよりも驚きは、魔法を発動させるまでの時間。
ノータイムで魔法を発動させたシャオに、その場にいた全ての人々は驚いた。
そして次の瞬間には、そこにいた全てのインディアの者が地に伏していた。
これだけの魔法が使えれば、先ほどの相手の攻撃の再、攻撃させる前に相手を倒すことは可能だった。
ただそれをしていたら、魔力の激突による爆発がおこっていた可能性もある。
何故爆発を回避しようと思ったのか、シャオにはわからなかった。
いや、わからないフリをした。
 *シャオ*(ちょっとアイの魔法を試してみたかったしな。)
シャオはそう考え、自分を納得させた。
マジックミサイルは、全て相手の心臓を貫き、生きている人は1人もいなかった。
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