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第十五話 ヴァレン

ヴァレンが東の大陸に渡ろうとしていたその頃、ローランドは東の大陸をほぼ手中にしていた。
残す1国も、落ちるのは時間の問題だった。
そして数日後、ローランドは東の大陸統一を達成した。
そんなローランドとヴァレンは、密かにローラシアの王宮の庭で会っていた。
 *ヴァレン*「お主は受け継ぐ者の事はご存じかな。」
 *ローランド*「ええ。存じ上げていますよ。この本の持ち主の事でしょ?」
ローランドは一冊の本を懐から取り出して、ヴァレンに見せた。
 *ヴァレン*「お主が何故それを。そうか。先の戦いで死んだ、ジークフリードの本か。」
ジークフリードはシャオを倒すために、命を懸けた魔法でシャオに立ち向かい、そして死んだ、東の大陸の受け継ぐ者だ。
 *ローランド*「誰の持ち物かは存じ上げておりませんでしたが、おそらくそうだと思いますよ。」
 *ヴァレン*「なら話は早い。わしも受け継ぐ者の1人。南の大陸の受け継ぐ者だ。」
 *ローランド*「そんなお方が、わざわざ私になんのようですかな。」
ローランドはわかってはいたが、あえて尋ねた。
 *ヴァレン*「単刀直入に言うと、もうこのへんで戦争はやめんか?と言う事じゃ。」
 *ローランド*「そうですねぇ。南の大陸の受け継ぐ者としては、戦火を南の大陸には広げたくないと。そういう事ですね。」
 *ヴァレン*「まあそれも有るがの。シャナクルはわしの弟子じゃ。弟子のしでかした事の後始末でもあるわい。」
 *ローランド*「ほう。シャナクル様、いや、シャナクルの師匠ですか。それはそれは。いやシャナクルには助かりましたよ。私の言うとおり、前線に立ってよく戦ってくれました。おかげで早く東の大陸の統一ができましたよ。今は既に死んでますがね。」
 *ヴァレン*「そのもの言いじゃと、お主が元々王だったみたいじゃの。」
 *ローランド*「いえいえ。私はシャナクル王のただの側近でしたよ。でも所詮はシャナクル王もただのガキ。操作は簡単でした。」
お互い表情は冷静で笑みもあったが、嫌みを交えた会話が続く。
 *ヴァレン*「で、本題じゃが、やめる気はあるのかな。」
 *ローランド*「あなたにはおわかりでしょう。私がここでやめるような人だとお思いですか?」
 *ヴァレン*「そうか。それは残念じゃ。では力づくでやめてもらうしかあるまい。」
ヴァレンのその言葉に、一気に辺りの空気が張りつめた。
ヴァレンの体を白のオーラが包む。
それでもローランドは、特に何をするでもなく、ほほえんでいた。
 *ヴァレン*「余裕じゃの。それともあきらめたのか?弱い奴のやりそうな事じゃい。」
ヴァレンの挑発にも、ローランドは表情を変えない。
 *ヴァレン*「余裕なのも今のうちじゃ!」
ヴァレンはそう言うと、ローランドの周りを走り始めた。
 *ローランド*(うむ。何をするつもりだ。)
ローランドは様子を見る。
その間にも周りを走るヴァレン。
 *ローランド*(なるほど。シャナクルがやられた魔法か。)
注意して魔力を感じると、その走った後には、魔力の糸のようなものが存在していた。
 *ヴァレン*「もう遅いぞ!滅びの結界は既に完成じゃ!!」
その言葉と同時に、ローランドを魔法の結界が包む。
その結界はローランドから魔力を吸い出す。
エナジードレインの結界。
更にローランドから魔力が吸い出される。
 *ローランド*「私はシャナクルのようにはいきませんよ。」
ローランドの顔つきが変わった。
悪魔にとりつかれたような凄い形相に変わり、魔力を高めた。
 *ヴァレン*「無駄じゃ。もうかなり魔力を吸われてるじゃろ?」
それでもローランドの魔力は更に高まる。
 *ヴァレン*「なに?ドレインよりも魔力の大きさの方が勝っている?うおっ!!」
ローランドを中心に爆発が起こった。
ヴァレンは庭の隅まで飛ばされる。
 *ヴァレン*「結界を破っただと?」
ヴァレンはなんとか起きあがる。
 *ローランド*「シャナクルは、この程度の結界も破れなかったのですか。ふふふはははは~!!」
 *ヴァレン*「化け物か?」
ヴァレンは再び、魔力を集めだした。
 *ローランド*「もうお遊びは終わりだ。」
そう言ってローランドも魔力を高めた。
その大きさは、ヴァレンの2倍以上。
 *ヴァレン*「魔力の大きさだけが魔法じゃないぞ。」
ヴァレンの放つエネルギーブラスト。
ローランドはそれをかわす事もなくそのまま受ける。
 *ヴァレン*「ばかめ!」
次の瞬間ぶつけた魔力が炎の固まりとなり、ローランドを包んだ。
 *ヴァレン*「どうじゃ?」
 *ローランド*「。。。ぬるいですね。。。」
そう言ったローランドが、炎に包まれながら、魔法を放った。
 *ヴァレン*「ギガメテオ?」
ギガメテオ。
ファイヤの上級魔法で、ファイヤーボールの数百倍の威力がある。
ヴァレンはとっさにマジックシールドを展開する。
しかしあっさりとそれは突破された。
横にかわす。
しかし、意志を持つかのように、ギガメテオの火球はヴァレンを追い、そして命中した。
 *ヴァレン*「ヴア!」
ローランドを包んでいた炎は既に消えていた。
 *ローランド*「あなたの炎を踏み台にした、更に強力なギガメテオです。いくらあなたでも、ただでは済みますまい。」
 *ヴァレン*「ヴア~!!」
ヴァレンは何とか魔法を無効化した。
しかしかなりのダメージをおっていた。
 *ヴァレン*(もう体が持たない。。。)
ヴァレンが最初に使った魔法。
滅びの結界。
この魔法は相手術者を完璧に捕らえる魔法。
そしてその後、両術者の命を奪う魔法。
その魔法に捕らえられた術者は、魔力を吸い取られ、本来は脱出は不可能である。
しかし、結界が完成する前に、ローランドは抜け道をつくっていた。
その方法は、実に簡単である。
結界の壁を作る前に、あらかじめその場所に別の壁を作っていた。
後はその壁をどければ、抜け道ができる。
口で言うのは簡単だが、相手に気づかれず、それをやってのけたローランドは、やはりかなりの使い手である事は言うまでもない。
シャオも過去にこの魔法から脱出しているが、その方法は大陸間移動魔法。
この魔法は全ての障害を排除し、大陸間移動する魔法だ。
どちらが凄いか。
言うまでもなく、ローランドのやった事の方が、遙かにレベルの高い対処方法だった。
 *ヴァレン*(もう一度、滅びの結界を。。。)
しかしヴァレンにその力は残っていなかった。
滅びの結界が完成していなかった事から、それで命を失う事は無かったが、流石にダメージが大きかった。
それでもヴァレンは魔力を高める。
そして前に一歩踏み出した所で、その動きを止めた。
後ろからローランドの部下が、ヴァレンの背中から剣を突き刺していた。
 *部下*「ロード様、そろそろお遊びをやめて、広間に来ていただきたい。」
 *ローランド*「ああ。もうしわけない。少し楽しかったもので遊んでしまったよ。」
その言葉を聞いて、ヴァレンはこの世を去った。
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