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第二十五話 最初の大戦

この日のカンチュウは朝から慌ただしかった。
シャオたちと約10000人の同盟軍は、北のルートの出入口で待ち構えていた。
昨日の内にいくつかのトラップはしかけておいたが、慎重に軍を進めるローラシア軍には効果は無かった。
間もなく敵の姿が見えてくる。
シャオたちは奇襲するべく息を潜めていた。
「多少の攻撃ではローラシア軍に死ぬ奴はいない。おまえたちはある程度力を出していけ」
「オッケー!」
「分かりました」
草むらの陰で最後の確認。
同盟軍には手を抜いて戦う余裕は無いだろうし、相手を気遣うような指示は当然出していない。
普通に考えればお互いに多くの死者が出る事は必至。
それでもシャオたちだけは、出来る限り相手を殺さないよう、自分たちに重い枷を掛けていた。
シャオとアサリ、アサミはお互いの健闘を祈った。
ローラシア軍の姿が見えてきた。
もう間もなく。
そして今、戦闘の火蓋がきっておとされた。
「いきますわよー」
「いっけー!」
まずはアサリとアサミが、進軍してくる敵の左斜め前からメガメテオを放った。
既にマスタークラスまで成長している2人の魔法はかなりのものだ。
それに気が付いた敵部隊は、マジックシールドを展開する。
それを分かっていたかのように、メガメテオの火球はそれを回避し、敵軍の中へと飛び入り爆発した。
「ちっ!奇襲か。だがその程度は想定の範囲内だ」
ローラシアの後方部隊がアサリとアサミに向け一斉にマジックミサイルを放った。
その数は数えきれないほどで、一斉に2人を襲う。
しかし2人に命中する前に、魔法防御の結界によって魔法の矢は消失した。
「敵にはマスタークラスの白魔術師がいる!接近するぞ!」
アイの魔法防御を見て、イーグルは長距離戦が不利だと判断し、一気にこちらの同盟軍との距離を詰めて来た。
「隙あり!」
敵が前進に気を取られている隙をついて、シャオがアイスレインを発動した。
無数の氷の矢がローラシア軍頭上に降り注ぐ。
「なかなかやりますね。私が対応します」
ニコルが上空に巨大なマジックシールドを展開し、シャオの魔法を阻んだ。
「くっ!防ぎきれない!なんて魔力ですか」
それでもシャオのアイスレインの一部は、マジックシールドを貫通し、ローラシア軍の者たちに攻撃をくらわせた。
「多少の犠牲は仕方がない。とにかく接近して乱戦に持ち込め!」
ここまではシャオの思惑通り、ローラシア軍にそれなりのダメージを与えられた。
しかしすぐにカンチュウ同盟軍とローラシア軍は、入り混じっての戦闘になっていた。
「イーグルがローラシアの総大将か。あいつは俺がやる!」
シャオはイーグルを知っていた。
シャオがブリリアにいた頃、彼は第一部隊の隊長だった人物だからだ。
なのにイーグルはシャオには気が付いていなかった。
理由は、今のシャオの姿を知らないからだ。
シャオがシャナクルだった頃、王が子供では都合が悪い事もあったので、姿を変える魔法で体を大きく見せていたのだ。
そして顔には常にマスクをしていた。
真の姿を知る者はほとんどいなかったのだ。
「ムサシ!援護は頼むぞ!」
シャオはそう言うと魔力を高めた。
「わしに命令すんな!金取るぞ!」
そういうムサシだったが、なんだかんだシャオとのコンビネーションは良かった。
ムサシがトキョウで訓練をするようになって、シャオとは何度も手合わせてしてきた。
お互いかなり分かり合っていた。
アイは後方で全軍のサポートへと回った。
その前にシュータが立ち、アイを補佐していた。
アサリとアサミは相変わらずのコンビで、その動きについてこられる者はいなかった。
「あいつが敵の頭だ!ニコル!いくぞ!」
イーグルはシャオが一番の能力者だと判断し、シャオへと向かった。
第六部隊隊長の『ラビット』と、第十部隊隊長『ミニー』は、アサリとアサミへ向かって行く。
「あの白魔術師ウザいな!私が殺る!」
エヴァーは、攻撃してくる同盟軍の面々を薙ぎ払い、アイに直進した。
その前にシュータが立ちはだかる。
「お主の相手は、私がしよう」
「なにやら面白い相手のようだな」
シュータから湧き上がる灰色の魔力に、エヴァーは少し驚いていた。
それでも臆する所は全くない。
それよりも強敵と戦える事を喜んでいるようだった。
「本気でこいや!」
エヴァーは正面からシュータに斬りかかった。
シュータはそれを上手くかわし、逆に斬りつける。
しかしエヴァーの剣圧に、地面が崩れ体制を崩した。
「ちっ!凄いパワーだ」
シュータは体制を立て直しエヴァーへと体を向ける。
エヴァーはすぐさまシュータへと向かった。
「私の剣はかわせても、剣圧による攻撃はかわせないだろ!」
再び斬りつけるエヴァー。
シュータはその剣を今度は受け流す。
シュータの体が押さえつけられるように沈んだ。
(これは本気でやらないとこちらがやられる)
「これで終わりだ!」
頭上からエヴァーの剣がシュータを襲う。
かわすのは不可能。
シュータは魔力を高め、剣で真っ向から受け止めた。
爆発が起こる。
砂煙が上がる。
その中でシュータはしっかりとエヴァーの剣を止めていた。
「なんだと!私の剣をまともに止めるなんて。なんて魔力とパワー」
エヴァーはすぐにシュータとの間を取った。
「本気でいかねばこちらがヤバいのでな。殺しても恨まんでくれよ」
シュータの魔力は最大限まで高められていた。
「なんて魔力だ‥‥しかし!魔力だけが戦いじゃないんだよ!」
エヴァーは再びシュータへと向かった。
そのスピードは今までよりも速い。
しかしシュータは、難なくそこから繰り出される攻撃を受け止める。
受ける力と受け流す力を上手く分散し、こちらへの負担を最小限に減らしていた。
「剣だけだと思うなよ!」
エヴァーは剣を持たない方の手でから魔法を放った。
ショートレンジからのメガメテオだ。シュータはそれをまともに受けた。
(あの中であれだけの魔法か。魔法もかなり使えるようだな)
それでもシュータは倒れる事なく、エヴァーと向かい合った。
「今のは少し効いたようだな」
エヴァーはニヤリと笑った。
「それにしてもあんた、なかなかやるね」
「それはどうも」
「でももう動きは見切ったよ。基本通りすぎるんだよね」
エヴァーは剣を肩の上に置いて、余裕の表情を見せた。
シュータも剣を下ろし、エヴァーに笑顔を見せた。

その頃シャオとムサシは、イーグルとニコル相手に一進一退の攻防を繰り広げていた。
(本気でやれば勝てるが‥‥)
シャオは力をセーブして相手を殺さないよう気を付けていた。
当然何もかも本来の力は発揮していない。
だがそれでも相手にしてみれば強い相手だった。
(強い。それにこの魔力。どこかで感じた事がある‥‥シャナクル、様?そんなはずは‥‥)
イーグルは知らない。
シャナクルが実は子供だったという事を。
それでもその魔力から分かろうとしていた。
(シャナクル様が生きているかもしれないとは聞いていたが‥‥これは間違いない。それでは俺に勝ち目は無い)
そんな事を考えていたイーグルに、一瞬の隙ができた。
「隙ありやで!」
「イーグル!」
イーグルをかばおうとしたニコルの左胸に、ムサシの剣が突き刺さった。
「あっ‥‥」
ムサシが剣を引き抜くと、ニコルはその場に倒れた。

アサリとアサミは、ラビットとミニーに苦戦していた。
2人のコンビネーションは、アサリとアサミを上回っていた。
アサリの剣はことごとくラビットに受け流され、アサミの魔法はミニーの魔法に阻まれる。
力では勝てない。
そう判断したアサミは、剣を抜きラビットに接近した。
「アサリ!あっちの魔法使い頼む!こっちは私が抑える!」
「分かりました。任せます!」
アサリとアサミは、魔法使いの能力を抑える為に、両者とも接近戦で勝負する事にした。
「そうはいかないわよ!」
ラビットはミニーに向かうアサリを止めようとする。
その前にアサミが立ちはだかった。
「あんたの相手は私よ!」
「あなたにわたくしの相手ができて?」
2人は向かい合って剣を構えた。
アサリは一直線にミニーに向かう。
それに対してミニーが魔法を放つ。
「ブリザード!」
直ぐにアサリを結界が包み、中で吹雪が吹き荒れた。
ラビットの剣がアサミに襲い掛かる。
それを美しい太刀さばきでアサミはかわし、尚且つ相手を斬りつける。
ラビットもそれを美しくかわす。
「あなた、魔術師かと思ったけど、美しい剣を使うのね」
「あんたこそ無駄の無い動き、やるわね」
パワーではラビットの方が上だったが、剣技は五分。
アサミでも相手を抑えるだけなら可能だった。
結界に包まれたアサリは、力ずくで結界から抜け出した。
「ええ!あの結界から抜け出すなんて、なんてパワー」
ミニーがそう言っている間に、アサリとミニーの距離はゼロになった。
「エネルギーブラスト!」
ミニーはほぼノータイムで魔法を放つ。
アサリはそれをまともに受けつつも、それでもミニーに剣で斬りつけた。
切られたミニーは、大量の血を流しながら前に倒れた。
「アサミ、手加減できませんでした」
アサリは結界を抜け出す為に魔力を高めたが、その勢いで攻撃せざるを得なかった。
(ミニーがやられた?2対1では不利です。ここは一旦‥‥)
ラビットは素早くその場から離脱した。

シュータは全力でぶつかり合う。
その決着はなかなかつかなかった。
シュータは限界だった。
灰の魔力は、その消費速度が倍であり、短時間での決着が必要だった。
「次で決める」
シュータは最後の力を振り絞ってエヴァーに向かった。
「だからあなたの太刀筋は見切っているのよ!」
そこへアサリとアサミがエネルギーブラストを放った。
エヴァーの背中を襲う。
「何?!」
後を振り返るエヴァーの隙を突き、シュータの剣がエヴァーをとらえた。
肩から体を縦断して、シュータの剣が切り裂いた。
「ヴア‥‥」
「手を抜いていては、こちらがやられていた。許してくれ」
そう言った後、シュータはその場に倒れた。
一旦引いていたイーグルは、状況を見て勝てないと判断した。
「おそらくあの子供、シャナクル様、いやシャナクルだ。これでは我々に勝ち目はない。ここは撤退する」
「ミニー‥‥」
イーグルが、撤退を知らせる合図となる魔法を空へと放った。
ローラシア軍は撤退を始めた。
「追わなくていい」
シャオの言葉に、追撃しようとしていた同盟軍の面々は動きを止め、シャオの顔を見ていた。
その顔からシャオの思いを読み取る事ができず、皆ただただ呆然としていた。
【<┃】 【┃┃】 【┃>】
ドクダミ

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