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第三十八話 届かない思い

この日の朝早い時間、エルファンとエルフィンはカルディナへと戻って来た。
しかし2人が持ち帰ったのは、シャオたちにとっては最悪の知らせだった。
「先日助けられた者のほとんどは、話し合いや共存を考えています。しかし島の者は全てそれを拒否しました」
「まあプライドだな。自分たちよりも弱いと思っている人間、更には害虫とさえ思っている相手と仲良くできないとさ。魔界の穴に関しても話したが、近づけば攻撃してくるだろう」
今すぐ仲良くできるなどとは、シャオも思ってはいなかった。
しかし魔界への扉は閉じさせてもらえるものだと考えていた。
「何故だろうな。魔界の門が再び解放されれば、黒の霧も戻ってくるし、魔獣もまたこちらへやってくるだろう」
「単純に人間の言う通りにはしたくないのでしょうね。それに黒の霧の影響は島では受けませんし、魔獣も倒せる自信があるのでしょう」
皆ため息をついた。
しばらく沈黙が続いた。
シャオは顎に手をやり考えていた。
「しかし何故、賢いはずのエルフがプライドや面子にこだわる?」
シャオの言う事も尤もだった。
人間よりも賢いはずのエルフが、どうしてプライド程度で判断を誤るのか不思議だった。
「あ~‥‥それは賢いからだろうなぁ~。遠い昔、賢い人ほど決めた判断を曲げられないとかぁ~、大きな犯罪を犯すとかぁ~、あったらしいよぉ~」
シュウカは相変わらず眠そうな目で片肘ついて話した。
「ふーん‥‥それは相対的に賢いって事かな。人間は他の動物と比べて賢いけど、当然動物以上の過ちを犯す。そして仮に動物に諭されたとしても聞く耳を持たないだろう‥‥」
シャオはそこまで話すと、少し笑みを浮かべた。
「シャオ?何か思いついたの?」
アイはシャオが笑顔になったのを見て、笑顔でそう聞いた。
シャオが解決方法を思いついたと悟った。
「自分たちよりもバカだと思っている人間が言うから聞かない。だったらエルフ以上に賢い者の言う事なら聞くんじゃないか?」
「それはシャオ、お前の事かぁ~?」
「確かにシャオさんのスペルスピードは我々エルフよりも早いでしょう。しかしシャオさんの事は話した上でダメでしたよ」
スペルスビードというのは魔法を組み立てる早さ、つまりは魔法発動までの早さの事である。
それが早いというのは頭の回転速度が早いという事であるわけで、つまり頭が良いと言える。
実際にシャオの魔法を見れば魔法効率の良さもあり、誰もが賢い人物であると判断するだろう。
とは言え、少しだけエルフの血が混じっているという話も既に伝わってはいたが、それでも尚協力は得られていなかった。
直接話した所でエルフたちの考えが変わるとも思えなかった。
「いや俺じゃないよ。人間やエルフと比べても数倍賢いとされる者、此処にいるじゃん」
シャオは懐からドラゴンナイフを取り出した。
「えっ?それってもしかして‥‥」
「ブルードラゴンですね」
「ああ。おそらくこいつよりも賢い奴は、この地球上には存在しないよ」
「た、確かにそれなら聞く可能性はありますね。エルフの中にドラゴンを召喚できる者もいません。シャオさんの見方も変わる可能性があります」
「それでも可能性は五分かな。俺がドラゴンに諭されたとしても、考えはするが素直には受け入れ難いからな」
シャオの提案。
魔界、妖精界、精霊界、そして人間界。
この4つの世界の中で、おそらくは最も知能の高いドラゴンに、エルフを説得させようというわけだ。
それでもエルフィンに言わせれば、素直には聞かないだろうという事だった。
「とりあえず試してみよう。それで駄目ならエルフがプライドを失くすまでボコボコにする。或いは強行して扉を塞ぐ」
「そうだなぁ~。でも扉を塞げるのはシャオとナディアくらいだろぅ?しかも扉は6個だよぉ~。かなり無理があると思うが‥‥」
「シュウカの言う通りだな。まずはドラゴンによる説得。駄目なら殺さない程度の戦闘を再開だ。本当は一気に攻め込むのもアリだけど、こちらを守れる者がいないよな」
そうなのだ。
シャオとアイ以外でエルフに勝てる者は少ない。
それが多数でやってくるわけで、そうなるとそれを防げる者は皆無。
何より殺さないようにするなんて事は不可能だった。
それでもシュウカは言わずにはいられなかった。
時間がないのだから。
「でも早くしないといけないよねぇ~‥‥守れる者がいない所がなんとかできれば、直接島に乗り込んで何とかできるか?町を守るだけならなんとかやれるかもしれない」
しかしシャオは、シュウカの言葉に黙って首を振った。
「この町だけじゃない。ノースエベス、南のスカンジナビア他にも襲われる可能性のある町は沢山ある」
「だったらムサシ、サスケさんやコタロウさんも呼べばいいんだよ」
アサミは笑顔で提案した。
呼べばムサシに会えるかもしれないという期待があった。
「それは無理だな」
アサミの期待はアッサリとシャオによって否定された。
「えー‥‥きっと町を守る事が出来るよ」
アサミは食い下がった。
「王が危険な場所の防衛をするとかね‥‥それに今トキョウは忙しいだろうなぁ~」
シュウカの言う通り、今ムサシたちは多くの情報を処理するのに奔走していた。
とてもこんな所にまで来ている余裕はなかった。
「だよね‥‥」
アサミはガックリと肩を落とした。

皆で話し合った後、ドラゴンの喋りを、シュウカ曰く『録画』した。
録画とは、この世界の場合、宝石に映像を記録させる事となる。
その映像は、宝石に魔力を与える事で幻術魔法が発動し、幻影を映し出す事で見る事ができる。
この魔法は、離れた人にメッセージを伝える為に、一部で使われている魔法だ。
いくつかの宝石に記憶させた後、エルファンとエルフィンに宝石を持たせた。
複数あるのは、島のエルフ以外にも見てもらう為である。
時間は無いが、今は地道にやるしかなかった。
(最悪タイムリミットが来てしまったら、その時は‥‥)
シャオはそんな思いを胸に秘め、エルファンとエルフィンを見送った。
【<┃】 【┃┃】 【┃>】
ドクダミ

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