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秋華エントランス

第三十七話 アサリ

世界は、エルフの出現から、人間という大きなくくりにより、再び1つになろうとしていた。
独立を宣言していた国、新たに建国した国は、再びトキョウと共に歩む。。。

エルファンはまだ戻っては来ていなかった。
そんな中、アサリは最近シュウカといる事が多かった。
アサミよりも大きい魔力を持ちながら、その大雑把な性格から今一強くならないアサリ。
そんなアサリに、シュウカはいろいろと教えていた。
そして今日は、アサミも呼んでいた。
 *シュウカ*「アサミ!この雷神、おまえ使ってみな。」
シュウカはアサリの雷神をアサミに渡した。
 *アサミ*「えっ!!でもこれアサリのだし。」
 *アサリ*「良いの。私は新しい武器をいただきましたし。」
アサリはそう言って、鞘に収まる刀を見せた。
 *シュウカ*「この雷神と風神は、普通の剣と比べて少し短く、そして細い。子供だった時のおまえ達なら、丁度良かった大きさだけど、今では小さい。俺の考えだと、この風神雷神は、元々二刀流剣士の武器だと思うんだよね。おまえなら二刀流もできそうだろ?」
シュウカがそういうと、アサミはあっさりと、「二刀流できるよ。」とこたえた。
 *シュウカ*「できるんかい!!」
いきなりできると言われ、シュウカは思わすツッコミをいれてしまった。
 *アサリ*「アサミは器用ですからね。」
アサリはニコニコとアサミを見ていた。
 *アサミ*「でもアサリ、その刀より雷神の方が強力な武器っぽいけど、本当にそれ使うの?」
アサミの目に映る鞘に収まってる刀からは、特に何も感じない。
はっきり言って、ただの刀に見えた。
それに対して雷神は、雷により攻撃力も高いし、魔法のサポートも可能だ。
どう考えても雷神の方が良いように感じた。
 *アサリ*「最近シュウカさんに、「居合い抜きで斬る」略して「居合い斬り」ってのを教えていただきまして。それには少し長めの刀の方が、間合いを広げられるのだそうで。それにこの刀、なんだか凄いんですよ。」
アサリはそう言うと、鞘から刀を抜いた。
すると刃の部分が、ピンクの光に包まれる刀が現れた。
 *アサミ*「なにそれ。。。」
ピンクに光る刀には、迫力もなければ魔力も感じられない。
言ってみれば、普通の刀に、玩具っぽく飾り付けしたみたいな刀だった。
 *シュウカ*「アサミちゃん、バカにしてもらっては困るよ。これは陽の刀と言われ、新撰組の4人が持つ刀達と遜色無い、いやむしろ最高の刀なのだよ。」
シュウカの言葉に、あまり説得力は無かった。
 *シュウカ*「なんと!信用していない?本当は新撰組の4人に持たせてる4本の刀とセットで、5人で一組のグループを作る為の刀だぞぉ~昔はなんでも、5人一組が当たり前で、色は赤、青、黄、緑、桃と決まっていたのだ。中でもピンクは紅一点、更には必殺技の重要な部分を担う、一番の。。。あれ?」
シュウカの言っている事は、皆には意味が分からなかった。
シュウカもそれに気がつき、話を一旦止めた。
 *シュウカ*「あ~百聞は一見に如かず!」
シュウカはアサリに促すと、アサリは鞘を腰のところへ装備した。
 *シュウカ*「んじゃま、行くよ~」
シュウカはすぐに魔力を高めだした。
時間をかけてゆっくりと魔力を高める。
アサリは居合い斬りの体制を維持して動かない。
シュウカは更に魔力を高め続けた。
シャオやアイには劣るものの、かなりの魔力が集まった。
そしてその魔力が火球に変わる。
テラメテオだ。
火球はアサリへと向かった。
 *アサミ*「アサリ!」
流石にこれだけの魔力によるテラメテオ。
まともにくらえば死に至るかもしれない。
アサミの叫びが、アサリの耳に届いた。
その時、一瞬の出来事。
アサリに命中する寸前で、火球は消失していた。
アサリが刀を抜き、一瞬で火球を斬ったのだ。
そして驚きは、一切の爆発が無い。
もしなぎはらったのなら、別へ向かうはずだがそれもない。
魔力は完全に消失していたのだ。
 *アサミ*「魔法無効化?魔力解体?」
 *シュウカ*「ああ。この刀には、魔力を斬って解体する力があるんだ。そして解体された魔力は刀の餌。。。いやまあ、魔力を吸収する力があるって事だな。」
 *アサミ*「へぇ~凄い刀だったんだね。。。見た目は可愛いけど。。。」
アサミは納得した。
そして、使うのをためらっていた雷神も、喜んで自分が使う事に決めていた。
 *アサリ*「これでわたくしも、少しはお役に立てますね。」
アサリは少し気にしていた。
自分が皆の足をひっぱっているのではないかと。
もっともそんな事は無かったが、アサミや他の使い手と比べると少し劣ってはいた。
魔力だけなら、シャオやアイにもさほど劣らないくらい膨大だ。
だから尚更、アサリは強くなりたかった。
その話をシュウカが聞いて、居合い斬りを教えたというわけだ。
ちなみにシュウカは居合い斬りができるわけではない。
イニシエの書物の中に、それに関する記述があり、ただそれを覚えていてアサリにそのまま伝えただけだ。
そしてそれは、アサリの性格にピタリとあっており、早速身につけてしまった。
それからもしばらく、アサミは2本の剣を、自在に操って夕食までの時間を使っていた。
アサリは、シュウカの操る岩を斬っていた。
ちなみに、シュウカは魔力による物質コントロールが得意だった。
そんな時だった。
トキョウで休養しているはずのラキシスがやってきた。
 *シュウカ*「あ?ラキシス?」
シュウカの声に、皆振り返った。
 *ラキシス*「疲れもとれたので、私もこちらに来ました。町も取り戻したいですし。」
 *アサリ*「おつかれさまです。」
 *アサミ*「あ~でも、今ちょっと返事待ちって言うか、とりあえず~」
 *ラキシス*「話は聞いてますよ。」
ラキシスは笑顔だった。
本当は、自分の町を襲ったエルフ、許せるはずもない。
町には肉親こそいなかったが、友もいた。
そんなエルフと仲良くしようなど、すんなりはいかない。
でも、仲良くする事が間違っているとは思えず、ラキシスは納得していた。
それでも町は取り戻したい。
もしかすると、町のどこかで誰かが生きているかもしれない。
そんな思いで、ラキシスはカルディナまで来た。
 *シュウカ*「そだな。エルファンが戻ってきたら、話してみるか。。。」
そしてこの日も、エルファンは戻って来なかった。
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