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2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
【(*´ω`*)】現在エッセイ&詩以外の更新は休止しています。
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第三十話 平和への船出(1章最終話)

ローランドとの戦いの直後は大変だった。
ひとりでも多く助けたい、その思いで、動けるものは頑張った。
その甲斐あって、主要メンバーは生還できた。
そして数日後、主要メンバー達は、今後の事をファインの王宮の庭で話していた。
 *ヒサヨシ*「ローランドが死んだ今、また世界がバラバラになる可能性がある。シャオ、とりあえずはおまえが帰ってきたって事で、世界をまとめる。その方向でわしの妖精がすでに動いてる。」
 *シャオ*「俺が王か。。。もうなんかやる気ねぇなぁ~」
世界が1つになる事で、もう王という立場に魅力がなかった。
 *ヒサヨシ*「まあ名前だけでも頼むは。いまだけや。それで世界が落ち着いたら、誰かに譲ればええ。」
 *シャオ*「じゃあ、ムサシ、おまえに譲るよ。」
 *ヒサヨシ*「そうやな。これでおまえも金にはこまらんやろ?」
 *ムサシ*「わしが王かいな!!ふ~む。ええかもな。」
ムサシは結構乗り気だった。
 *アサミ*「じゃあ私が、王妃って事?ふふふ。。。」
アサミとムサシはすっかり仲良くなっており、アサミはそんな事を言った。
 *ムサシ*「えっ?あ?ええんか?わしメッチャうれしいやんけ~!!」
ムサシはアサミの言葉をすっかり真に受けて、大喜びした。
 *ヒサヨシ*「ほなら、ムサシとアサミはトキョウに戻って、これから世界をまとめてもらうか。」
 *アサリ*「ではわたくしもアサミと一緒に行きます。」
何とか一命を取り留めたアサリも、アサミについていく事になった。
 *ヒサヨシ*「それでや、まあこれから色々あるけどその前に、みんなには一度イニシエにきてもらいたいんや。わしやシュウカの事、そしてこの世界の事をみんなに知ってもらいたいんや。」
ヒサヨシはチラッとシュウカを見てから、皆を見回した。
 *シャオ*「イニシエか。。。確かに色々と興味があるな。。。」
シャオは何かを考えているような感じだった。
 *ヒサヨシ*「そやろ?まあ仰天するもんも見せたるで。」
ヒサヨシは皆に笑顔を向けた。
その時、少し離れた場所から「ダメ!!」と大きな声が聞こえた。
そちらを見ると、そこにはナディアとミサが立っていた。
 *アイ*「ミサ!!」
アイは満面の笑みで、そして目に涙を浮かべながらミサへと走り寄った。
そしてミサに抱きついた。
ミサも笑顔でそれを受け入れた。
しかしすぐに険しい顔になり、ヒサヨシを見た。
 *ミサ*「ヒサヨシさん、あなたはトキョウにローラシアからの侵攻があることを知っていながら、どうしてトキョウを離れたのですか!?」
皆どういう事だと言った感じで、ヒサヨシとミサを交互に見た。
 *ナディア*「ミサは新撰組の方々が話しているのを聞いたんだそうだよ。何かあったら逃げろと言ってたそうだね。」
ナディアもヒサヨシをにらみつけた。
ヒサヨシはやれやれといった感じで、皆に話し始めた。
 *ヒサヨシ*「まあな。もしかしたら攻めてくるかもしれへんとはおもっとった。それでも確信は無かったし、最前をつくしたつもりや。新撰組のおかげで、最後の戦いも勝つことができたやん。まあ他にも色々言い訳や話したい事はある。だからこれから、イニシエにみんなできてくれ。全てはそこで明らかにするから。」
 *シャオ*「まあ、全て話すって言ってるし、俺は全て知りたいから行くよ。」
シャオは笑顔で皆を見た。
 *アイ*「私も行く。もしもお父さんを見殺しにしたのなら、その理由が知りたい。」
アイも行く事を主張した。
その後、シャオやアイと共に、皆はイニシエに行く事を決めた。
 *ヒサヨシ*(はあ~皆くるんか。。。お父さんの仇とか言われて、殺された方がマシかもな。。。)
皆がヒサヨシの言うとおりにすると言っているにも関わらず、ヒサヨシの顔はさえなかった。
 *シュウカ*「あ~じゃあ、早速いきまひょ。」
シュウカは皆を促した。
皆それに従って、後をついていった。
イニシエについたのは、既に太陽が沈んだ後だった。
高い壁に囲まれた中に入ると、普通の街があった。
 *ヒサヨシ*「ここの人達は、皆イニシエの為に働いてる。まあ、実際はやってる事が本当はなんなんか、みんなしらんけどな。」
ヒサヨシは話しながら街の中を進んでいった。
街の中をかなり歩いた。
そして入り口から街の一番深いところ、山に面したそこに王宮らしき建物があった。
まずシュウカが入ってゆき、そしてヒサヨシが皆を手招きしながら入っていった。
王宮の中を進む。
 *シュウカ*「あ~、後はヒサヨシ頼む~」
シュウカはある部屋の前で立ち止まった。
 *ヒサヨシ*「ああ、わかった。みんな!わしらはこっちや。」
シュウカを置いて、ヒサヨシ達は更に進んだ。
そしてある扉の前で立ち止まる。
 *ヒサヨシ*「こっから先は、ほんまやったら誰もいれられへん場所や。そやから、これから見る物聞くことは、他言無用でたのむは。」
ヒサヨシの言葉に、皆頷いた。
部屋に入った。
そこには何もない。
しかし、何か違和感が感じられた。
皆が入るとすぐ、入って来たドアが閉じられた。
 *シャオ*「これは!魔力を抑える牢に感じが似ている。」
シャオはすぐに魔力を高めようとしたが、それはできなかった。
 *ヒサヨシ*「流石シャオやな。ここでは魔法は使われへんで。」
皆すぐにヒサヨシを警戒した。
 *ヒサヨシ*「まあまあ。落ち着いてや。魔法がつかわれへんのは、わしも一緒やん。」
ヒサヨシは少し苦笑いしながら皆をなだめた。
 *シャオ*「ああ。で、ヒサヨシの話、そして見せたい物はココにあるのか?」
シャオがそう言うと、ヒサヨシは黙って何もない壁を指さした。
 *シャオ*「何が?」
シャオがそう応えると同時に、その壁に映像が映し出された。
 *シャオ*「幻影の魔法?」
シャオの質問に、ヒサヨシがこたえる。
 *ヒサヨシ*「ちゃう。これは古の技術や。これからそこに映し出される映像は、遙か昔、アルマゲドン以前のこの地球。まずはそれをみてくれ。」
最初はアルマゲドン以前の、人々の生活が映し出される。
 *アイ*「何これ。こんなに高い建物、どうやって。。。」
アイの質問に、ヒサヨシがこたえる。
 *ヒサヨシ*「昔人間は魔法が使われへんかった。」
 *ムサシ*「魔法が使われへんのに、ますますどうやって作ってんって感じやんけ。」
 *ヒサヨシ*「ああ。そやけど、魔法が使われへんからこそ、人間は別の方法、頭を使って色々楽をする方法を考えたんや。それが科学技術。わしはそのへんわからへんけど、まあ詳しい事はシュウカがしっとる。」
ヒサヨシが話す中、映像はアルマゲドンの戦争の状況を映し出す。
 *アサミ*「凄い。どうやってこんな爆発。。。」
 *ヒサヨシ*「そして戦争も、そんな科学技術を使って、今では考えられへんくらい大規模に行われてた。この空を飛ぶ鉄のかたまり。飛行機ゆうねんけど、これで世界中飛び回ってたって話やで。そしてそこから落とされる鉄のかたまり。これが爆弾や。」
 *シャオ*「爆弾?」
 *ヒサヨシ*「そや。わしの妖精が戦いの前にしかけとったトラップ、あれも爆弾の一種や。あれは極めて威力の小さいヤツやけど、この映像でおとされとる爆弾は、その固まり1つで、街1つくら軽く破壊するもんや。人間はそんなもんを使って戦争して、ほんで人類が全滅。それがアルマゲドンや。」
 *シャオ*「そんなバカな事を人間が。。。」
 *ヒサヨシ*「信じられへん?そんなわけないやろ?シャオも大きな魔力と力を持った事で、世界規模の戦争をおこしたやん。」
確かにヒサヨシの言うとおり、シャオは力を手にしたからこそ、世界統一の戦争を起こしたのだ。
 *シャオ*「それは、世界平和の為に。」
 *ヒサヨシ*「このアルマゲドンの時の人間も、みんな平和を望んどった。それやのにこの戦争や。今よりもあまりにも大きい戦争やけどな。」
皆何も言えなかった。
 *ヒサヨシ*「それでこの戦争の後、なんでかしらんけど、人間は魔法が使えるようになった。生き残ったんはトキョウの地下深くに退避しとった、ごく僅かの人だけやけどな。わしの考えるところ、魔法が使えるようになったんは、人間に頭を使わせないように楽をさせる為。まあ実際魔法が使える事によって、以前の科学技術らしいもんは、この世界には生まれへんかった。」
今映像は、地下の世界で暮らす人々が映し出されている。
 *ヒサヨシ*「それでも魔法が、その域にドンドン近づいていった。シャオ!もしシャオがこの映像のような歴史をしっとって、わしら受け継ぐ者の立場やったらどうする?」
ヒサヨシの言葉に、シャオは少し笑顔を浮かべた。
 *シャオ*「ああやっぱりそうか。俺、以前から、ヒサヨシの思惑どおりに事が進んでいるような感じがしたんだよね。」
ヒサヨシは少し驚いたようだったが、すぐに少し微笑んで息を吐いた。
 *ヒサヨシ*「シャオにはわかっとったんか。わしが、シャオとローランドを戦わせて、潰し合わせる事を。わしら受け継ぐ者が、この世界で二度とアルマゲドンを起こさせないようにする方法。それは、力の有るもんを誕生させへん事や。その為に、その芽はつぶせる間につぶす。そやけど、シャオ、そしてローラシアの軍事力、この2つはもうわしの手におわれへんくらい大きかった。」
ヒサヨシはそこまで話すと、天井を見上げた。
 *シャオ*「で、最後の仕上げとして俺達をココで殺るって事か?」
一同ヒサヨシを見た。
沈黙の時がしばらくつづく。
ヒサヨシは少し笑みを浮かべると、口をひらいた。
 *ヒサヨシ*「そのつもりや。。。」
ヒサヨシはまた上を見上げた。
 *シャオ*「俺は、それで平和になるならかまわないよ。」
シャオの言葉に、皆「え?」とシャオを見た。
 *シャオ*「ただ。。。ヒサヨシやシュウカの立場の者が、私利私欲に動いた時、それを止める事ができる方法はあるの?」
シャオの質問に、今度は皆ヒサヨシを見た。
少しおいて、ヒサヨシは話始める。
 *ヒサヨシ*「受け継ぐ者、本来はわしら中央大陸の1人やった。それを2人増やしたんは、誰かが道を外れた時、残りの2人で修正する為や。」
その言葉に、受け継ぐ者であるナディアが頷く。
 *ナディア*「そうだな。しかし現状、力の差は有るし、私では抑えられない。それにもう1冊は持ち主無しだ。」
 *ヒサヨシ*「そや。それにその方法は、結局機能せんかった。わしが世界を誘導してるん、誰もおさえられへんかったやろ?そしてナディアも、今はわしの手の中や。もしわしが腐っとったら、これでジエンド。わしの天下やったな。」
確かに、ここで皆がやられれば、シュウカとヒサヨシ、2人の思いのまま。
 *ヒサヨシ*「そやからわし、考えてん。少ない人間が、いくら平和な世界を維持しよう思っても無理やってな。それやったら、わしは素直に生きる。それしかないと。」
 *シャオ*「それはどういう事?」
 *ヒサヨシ*「シュウカ!わしはこいつらを殺さへんで~!」
ヒサヨシはココにいないシュウカに、任務放棄を伝えた。
 *ヒサヨシ*「わしがええヤツやと思った奴は殺さへん。そんなんいややし。わしは素直に生きる事に決めた。それに平和をめざしとる奴殺したらあかんやろ?」
ヒサヨシは皆を笑顔で見回した。
 *シュウカ*(あ~まあ~そのとおりだなぁ~)
別室でこの状況を見ていたシュウカも、笑顔で椅子の背もたれに体をあずけた。
 *ヒサヨシ*「そやから今後、みんなでどおすればええか、考えてほしい事もあんねんけどええか?」
 *シャオ*「何かまだあるの?」
 *ヒサヨシ*「ああ。このイニシエ。古の技術ももう無い方がええと思うねん。そやからこの王宮も必要無いと思うねんけどどう思う?」
ヒサヨシは改めて質問の内容を伝えた。
 *シャオ*「確かにこんな科学技術は、無い方が良いかもな。」
 *アイ*「うん。私もそう思う。」
皆の考えは一致した。
 *ヒサヨシ*「それでや。まあこれらは全て破壊する事にしたとして。。。」
 *シャオ*「まだ何かあるの?」
 *ヒサヨシ*「まあな。今世界で流通しとる金、実はココでつくられてんねんけど、どないしよ?」
世界で何故か流通するお金。
偽造も出来ないそれを、ココで作っていると聞いて、皆納得した。
 *シャオ*「そうか。古の技術、そして魔法。それで作られていたのか。納得だな。」
 *アサミ*「それくらいなら残しても良いんじゃない?」
 *ムサシ*「だな。金無いと生きていけないもんな。」
皆の意見は一致していた。
 *ヒサヨシ*「それやと、わしとシュウカは、今度は金製造を受け継ぐ者って事になるんか?」
ヒサヨシがそう話す中、部屋のドアが開いて、シュウカが入ってきた。
 *シュウカ*「あ~これ残すと、その力欲しさに、また争いが起こる可能性もあるけど~」
シュウカは頭をポリポリとかいていた。
 *シャオ*「それもそうだな。まあこの金って、破壊するのも一苦労な代物だから、これ以上作らなくてもいいんじゃない?念のため大量に作り溜めして、トキョウにでも保管しておいてもいいし。」
シャオの言葉に皆賛成し、イニシエに受け継がれた物は全て破壊する事に決まった。
受け継ぐ者も、今日でその任務を終了する事となった。

数日後、イニシエの街の人々に、他へ引っ越す為の費用としばらくの生活費を持たせ、イニシエから出ていってもらった。
シャオ達もイニシエからかなり離れた場所からイニシエを見る。
 *シュウカ*「このボタンを押したら、ドッカンだ。みんないいなぁ~!」
シュウカは皆を見回した。
皆無言で頷く。
これが最後の、古の技術による爆発となり、全ての古の技術がこの世から無くなる。
皆息をのんだ。
そして、シュウカがボタンを押した。
街は一瞬で爆発の中に包まれ、キノコ雲が空へと昇った。
爆風はシャオ達のいる所までにも届いた。
 *アイ*「凄い。。。」
風に吹かれながら、皆キノコ雲が消えて無くなるまでイニシエの街が有った場所を見ていた。

 *トムキャット*「私は東に戻ります。」
 *シャオ*「ああ。ローラシアの領主。よろしく頼む。」
トムキャットは、ローランドの代わりに、ローラシアの領主となる事になった。
これは世界の王、シャオの頼みだったので、トムキャットは断れず了承した。
 *トムキャット*「しかし私が領主など、できるのか不安です。」
 *シャオ*「大丈夫だよ。俺でも王なんてできたんだ。」
シャオは笑顔でトムキャットを見た。
 *ムサシ*「わしは世界の王となる為、トキョウに戻るは。簡単に了解したけど、よう考えたら怖いな。」
 *アサミ*「大丈夫。アサリも私も手伝うし。」
 *アサリ*「そうです。わたくし達もいますよ。」
 *ミサ*「私もね。」
 *ヒサヨシ*「わしも、一旦トキョウに行くは。ショウスウに持たせてる大量の金も持っていかなあかんしな。世界が落ち着くまではな。」
 *コンドー*「我ら新撰組は、トムキャット殿と一緒に東へ渡り手伝います。」
 *トシゾー*「ああ、東に渡った事ねぇからな。見てみたいし。」
 *ソーシ*「その後は旅でもしよ~」
 *サイトー*「まあ、落ち着いたらね。」
 *シャオ*「俺とアイ、そしてシュウカとナディアは、魔獣退治にとりあえず南の大陸だな。」
 *アイ*「うん。」
 *ナディア*「早く南の大陸で生活したいしね。」
 *シュウカ*「受け継ぐ者の後始末~」
 *サスケ*「私もシュウカ様についていきますよ。」
 *コジロウ*「そうだね。」
皆それぞれの行き場所を確認した。
1週間後、一同はタイナンの港へと帰ってきた。
ここからはそれぞれの目的地へとゆく。
南の大陸から避難してきた者達も、既に船に乗り込んでいた。
 *シャオ*「魔獣退治はすぐに終わると思うけど、復興作業も手伝うから、トキョウに戻るのは1年後くらいかな。」
 *ヒサヨシ*「まあそれまでに、王はムサシに引き継いでおくで。」
 *アサミ*「シャオと行動を共にしないのなんて、出会ってから初めてかも。」
 *アサリ*「そうですね。少し寂しいですが、またすぐにあえますよ。」
 *アイ*「アサリちゃん、アサミちゃん、元気でね。」
それぞれがそれぞれに別れを惜しんだ。
シャオ達は船に乗り込んだ。
そして2隻の船はゆっくりと出航する。
1隻は東の大陸へ向けて、もう1隻は南の大陸へ向けて。
戦いの無い世界。
その船出のように、皆感じていた。
【<┃】 【┃┃】 【┃>】
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