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【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
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第二十四話 イニシエの協力

ローラシアがイニシエに大敗してから1週間、第二部隊隊長イーグルは、本国に援軍要請の使いを送っていた。
それを受け、ローランドと側近のゲパルトは、宮殿の庭で話をしていた。
 *ローランド*「中央大陸にも、まだ強国が残っていたいと言うことですか。」
 *ゲパルト*「はい。それにイーグル殿が油断していた事もあり、被害も大きかったように思われます。」
ローランドは特に感情的になる事もなく、いつもの笑顔を浮かべていた。
 *ローランド*「それで援軍をよこせというのも、これは困ったものですね。」
 *ゲパルト*「しかし、イニシエを攻略するのでしたら、送らないわけにもいきますまい。」
 *ローランド*「うむ。しかし本国が手薄になると、シャナクルがその期に乗じてこちらにくる事も考えられるな。」
昔のシャナクルを考えると、それは十分に考えられる行動だった。
しかし今はそれをするシャナクルではない。
それでもローランドは知らない事から、それは抑止力として働いていた。
 *ゲパルト*「左様でございますな。それではいかが致しましょう。」
 *ローランド*「ふむ。イニシエは別に重要な場所ではない。向こうからも攻めてこないのであれば、とりあえず放っておく事にしよう。イーグルには残存戦力で、事に当たれと伝えてくれ。イニシエ攻略は必要ない。」
 *ゲパルト*「はい。そのようにお伝えいたします。」
現在の勢力を整理すると、ローラシア大国は、10の部隊の戦力が約11000人。
その他特殊部隊や精鋭部隊など約5000人。
その内本国に残るのが約12500人。中央大陸に約3500人だ。
次に中央大陸のトキョウの雄志軍が約100人。トキョウ滞在のカンセイの軍が約3000人。
その他カンセイ軍が約2000人。
数だけなら、シャオ達の戦力は、ローラシアの戦力の1/3ほどある。
しかしその質の差は、人数以上にあった。
それでもローランドは、シャナクルの力を知っているので、かなり慎重に作戦を進めていた。

その頃中央大陸では、意外な展開がおきていた。
東の大陸からの侵攻が現実に行われ始めて、中央大陸の国々にまとまりがでてきたのだ。
そしていくつかの国が、傘下に入る事を望んできた。
それを受けてヒサヨシがエベス山脈の東の国々に、同盟の話を持ちかけた。
人類発祥の地、トキョウの名があった事も大きい。
更には、既に中央大陸の半分を治めていた事もあり、多くの国が同盟を了承し、それ以上に傘下に入る事を望んだ国があった。
一部拒否した国も存在したが、ローラシアとの事が片づくまでは、トキョウ傘下の国々に侵攻する事はしないと約束していた。
これで、ローラシアからの侵攻は、エベス北のルートと、東のタイナンへの船、そして神木への大陸間移動魔法の3つに絞る事ができた。
エベス南のルートの可能性もあったが、イニシエの圧勝と、ローラシアの戦力減退を聞き、まず無いだろうとシャオ達は判断した。

それから更に3週間後、中央大陸のエベスの西は、まもなくローラシアが制圧する、そんな状況だった。
これでほぼ全土は二分された事になる。
全面対決もまもなくだ。
シャオ達一同は、全面対決に向けて、屋敷の会議室に集合していた。
 *ヒサヨシ*「同盟国と、新たに傘下に入った国々の戦力は約10000人。これで西のエベス北ルートにあたれば、人数的には圧倒しとる。それでも現在エベスの西におるローラシア3500を押さえる事は、わしは無理やと思う。5部隊の隊長はかなりの使い手で、人数は問題にならへんからな。その5人を押さえられる上位の使い手がおれば西はなんとかなると思うねん。」
会議室では、戦力の配置について検討していた。
もう全面戦争は間違いない。
それぞれのルートから、一斉に来る事も考えられる。
一同頭を悩ませていた。
 *シャオ*「俺がローランドの立場なら、侵攻はおそらく西からだろう。大陸間移動魔法での侵攻は、一気に本拠地だが、リスクが大きい。相手も本拠地は手薄にはしていないだろうと考えるはずだ。そして海のルートは、前にヒサヨシが言った作戦を考えるなら、やはりリスクがある。実際西の地を傘下に治めていった。エベスの北ルート、まずはそこから来ると思うが。」
シャオは皆を見回しながら、自分の考えを伝えた。
 *リュウ*「確かにシャオさんの言う事はもっともです。それでもやはりここを手薄にはできないですが。」
 *アキラ*「もちろん、海から来る事も考えておかないといけないだろうな。」
なかなか話はまとまらまかった。
失敗は許されない。
失敗すれば一気にやられてしまうかもしれないし、戦場も広がる。
みな慎重だった。
 *シャオ*「イニシエと協力できないかな?ローラシアの3部隊が侵攻して、それをものともしなかった力。もし協力してくれれば、こちらの戦力を割かずに西からの侵攻は全て押さえられる可能性が大きいと思うけど。」
 *シュータ*「おそらくはダメだろうが、まだ少し時間があります。話をする価値はあるかもしれませんね。」
 *ヒサヨシ*「それやったら、わしが話してみよか。。。」
少し渋っているようだったかヒサヨシが、自ら話をしてこようかと提案した。
ヒサヨシはまだ、皆に話していない事があった。
それはイニシエの事。
実はヒサヨシは、イニシエと親密な関係にあった。
いや、ヒサヨシ自身、イニシエの命により動いていた。
受け継ぐ者、人類が地上へとその住居を移した時は、実は1人だった。
地上に上がり、大陸が3つあることを知った後、本を複写し3つにして、そして受け継ぐ者を3人にした。
東の大陸と、南の大陸へと向かう者には、人間どおしの戦いを抑える事だけを受け継いだ。
東の大陸の受け継ぐ者は、高い魔法知識を人々に広め、互いの国が抑止しあう事で戦いを抑えようとした。
結果魔法技術の進んだ大陸となり、うまく抑止しあえたてはきたが、シャオが来たことでそのバランスが崩れた。
南の大陸の受け継ぐ者は、他の大陸との行き来を遮断し、小さな所で人々がまとまる事で争いを抑えた。
何故ヴァレンが、シャオにこれだけの魔法を教えたのかは謎だが、世界を1つにする事はヴァレンの想いだったのかもしれない。
そんな中シャオが死んだと聞かされ、ヴァレンはローランドを止めようとしたと考えられる。
何故ならシャオとは違い、ローランドは私利私欲の為にそれを成そうとしていたからだ。
そして中央大陸の受け継ぐ者は、力の目を摘む事で争いを回避、または小規模なものに抑えてきた。
よって中央大陸の魔法技術はあまり成長しなかった。
この方法をとったのには理由がある。
それはイニシエを守る為にある。
受け継ぐ者は本来、イニシエの者。
現在で言えば、シュウカがイニシエの中でイニシエを管理し守る役割、そしてその外で動く人間がヒサヨシというわけだ。
イニシエをそこまでして守らなければならない理由。
それは、イニシエにはアルマゲドン以前の人間の文化、科学技術、歴史等あらゆる古の情報が残されている。
そしてココで、人間が間違った方向に進まないよう管理していた。
今世界で流通しているお金。
これもイニシエで作られ、そして流通させている。
古の技術と魔法とを合わせて、偽造不可能なお金を作っていた。
イニシエの事が表にでる事は、また同じ過ちへと進む事になるかもしれない。
ヒサヨシの現在の目的は、トキョウとローラシアの力関係を均等にし、バランスをとって安定させる事。
又はお互いの戦力を削り、イニシエのコントロールしやすい状況を作る事だった。
 *ヒサヨシ*「イニシエにしても、このままローラシアが戦力を拡大すんのはまずいとおもてるはずや。」
 *シャオ*「どうにかなりそうなの?」
シャオはヒサヨシが何かを考えていることを悟り、ヒサヨシに期待した。
 *ヒサヨシ*「ああ、実は前々からイニシエとは話しててな、だいたい話はついてんねん。」
一同少し驚き、そして和らいだ表情になった。
 *アイ*「それじゃあ、なんとかなりそうなんだね。」
アイの言葉にヒサヨシがこたえる。
 *ヒサヨシ*「でも条件をだしてきとる。イニシエの戦力で守るのは、一番戦場とならない場所。そして守りやすい場所。それはこのトキョウとタイナンって事になるけどな。それで良ければちゅー事や。」
 *アキラ*「確かに助けてもらうのに、一番戦いが予想される最前線はむしが良すぎるな。」
 *リュウ*「それでは我々が、エベス北ルートの玄関口、カンチュウ国を防衛するって事になりますね。」
 *ヒサヨシ*「それにイニシエは手段を選ばへんから、タイナンからのルートから侵攻してくれば、海上防衛もするかもしれへんし、相手を殺さないっちゅーあまい事はいわへんで。それが条件や。」
皆なんだかヒサヨシと交渉しているような変な感覚をおぼえたが、対して気にもとめなかった。
 *ヒサヨシ*「それじゃ、皆には早い時期にカンチュウに向かってもらう。後2,3週間もすれば、ローラシアが西から来るやろう。イニシエからの部隊がこちらに到着次第動いてもらうで。」
会議が終了し、ヒサヨシはすぐにイニシエと向かった。
ヒサヨシは妖精、馬のような姿のリェンホウにまたがり、かなりのスピードでトキョウを後にした。

3日後、ヒサヨシからの使いリュウイツが、トキョウに吉報を伝えていた。
1週間以内には、イニシエから上位の使い手がトキョウに来ると言う。
シャオと共にカンチュウに向かう面々、アイ、アサリ、アサミ、ムサシ、シュータは出発の準備を始めた。
ヒサヨシは妖精による海の警備もあり、トキョウに残る事になっていた。
 *ヒサヨシ*「それじゃわしはトキョウ戻るで。」
 *シュウカ*「あ~よろ~!」
 *ヒサヨシ*「それにしても、わしらには敵を殺る事を許して、自分らは人を殺したくない。ええんか悪いんかわかれへんけど、トキョウの奴らは変やの。」
ヒサヨシとシュウカは、イニシエで話をしていた。
 *シュウカ*「ヒサはこの戦いが終わったら、どうするつもりなのかねぇ~?」
 *ヒサヨシ*「ちょっと迷ってるは。予定変更するか。それとも。。。まあそんときやな。じゃあな。」
 *シュウカ*「はいはい~」
ヒサヨシはシュウカに挨拶すると、リェンホウにまたがり、イニシエの新撰組と共にトキョウへと向かった。

5日後、トキョウにヒサヨシとイニシエの面々が到着していた。
そしてシャオ達はカンチュウに発とうとしていた。
ローラシアは、エベス西側を完全に制圧した。
もう猶予はない。
決戦が始まるのは、おそらく1、2週間後。
 *シャオ*「じゃあ、行って来る。」
 *ヒサヨシ*「まあ頼むで。こっちはわしらが絶対守る。安心してくれ。」
 *シャオ*「ああ。」
シャオは少し腑に落ちない気持ちを抱いていた。
自分は、アイを、そしてトキョウを守る為に頑張ってきた。
しかし今、そのトキョウを離れ、そしてアイをつれて最前線に行く。
それをしなければ、ローラシアに太刀打ちできない事はわかっていたが、何かがシャオの頭に引っかかっていた。
もしかしらた、全てヒサヨシの思い通りに動いているのかも。
そんな疑問も出てきていた。
それでも今はこれしかない。
シャオは自分で自分に言い聞かせ、トキョウを後にした。

シャオ達がカンチュウの町に入ったのは、6日後の昼だった。
シャオ達は、カンチュウの長にエベス北のルートの出口を案内してもらったり、こちらの戦力の把握につとめた。
常にヒサヨシからの使いリュウイツから、ローラシアとトキョウの状況も伝えられていた。
昨日、カンチュウへ向けて、ローラシアの5部隊が動き出したらしい。
明日あたりこちらにつくだろう。
こちらの準備はギリギリ間に合った。
最初の決戦は明日。
皆気を引き締めた。
 *シャオ*「いよいよ明日、最初の戦いだな。」
戦いの前にシャオは少し緊張していた。
今まで数多く戦場にいたシャオだったが、今回は少し気持ちが違っていた。
今までは全て勝算のある戦い。
いや、確実に勝てる戦いをしてきた。
明日の戦いも、勝算という意味ではかなり高いだろう。
しかし、犠牲を出したくない。
アサリを、アサミを、そしてアイを犠牲者にはできない。
そしてなるべく相手にも。
それらを考えると、かなり苦しい戦いが予想された。
 *アイ*「うん。でもみんな、無理はダメだよ。みんな生きる事、それが大前提だよ。」
 *シャオ*「それでも負ける事は許されない。負けたら、その後沢山の人々が死ぬことになるからな。」
 *ムサシ*「わし、なんでこんなとろにおるんやろ?くっそぉ~!!報酬はたんまりたのむで~!!」
 *アサミ*「まあまあ、お金の事は忘れて、みんなの為にがんばろ?」
 *ムサシ*「あ~まあ~アサミがそういうんやったら、少しくらいはみんなの為に戦ったるは。」
ムサシは少し顔を赤くし、アサミから顔をそらした。
 *アサリ*「ふふふ、ムサシさんは、アサミと仲良しですね。」
 *シャオ*「仲良しってか、アサミの尻にしかれてるって感じだけどな。ははは!」
 *ムサシ*「なんやと!!わしは亭主関白じゃ!!」
 *アサミ*「それになんで勝手に夫婦にされてんのよ!こんなのと夫婦にしないで~!!」
アサミも照れていた。
そして皆笑っていた。
こうして、決戦前夜は更けていった。
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