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【(゚∀゚)】フリー写真館を狛犬画像室にリニューアルしました♪
2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
【(*´ω`*)】現在エッセイ&詩以外の更新は休止しています。
2013年1月7日【月】18時48分51秒
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秋華エントランス

第二十話 対応会議

2日後の昼には、シャオ達はトキョウに戻ってきていた。
チンロウだけは、必要だと判断し、南の大陸に残した。
ヒサヨシも既にトキョウに来ており、シャオはヒサヨシに、南の大陸への救助部隊の船を出すことを要請した。
要請を受けたヒサヨシは、すぐに救助部隊を出す事を承諾し、それを実行した。
ドラゴンがいた事や、状況が状況だけに、魔獣討伐は今すぐにはできない。
そして今、皆は会議室に集まっていた。
ローランドが来た事や、ミサの活躍など、アキラはいろいろとシャオ達に話した。
シャオも、南の大陸での出来事や、ナディアとヴァレンの事を皆に話した。
 *アキラ*「そうか。ヴァレン様は東の大陸に。。。」
ローランドがこの地に来た事、そして東の大陸が統一された事から、おそらくは死んでいる可能性が高い事は、皆理解していた。
 *ナディア*「私では役不足で、あまり力になれそうになくて申し訳ありません。」
 *アキラ*「いや、此処にきてくださっただけでもありがたい。それに力になれないなんて事はないでしょう。」
アキラの言うとおり、いくらここ最近神木の側で訓練しているからといって、トキョウの雄姿軍が軍としては弱い事は明らかだった。
 *ヒサヨシ*「まあなんにせよ、これで受け継ぐ者が2人そろった事になるな。ほんでローランドがおそらくもう一冊の本を持ってる。本を持ってるもんが受け継ぐ者と考えると、今、受け継ぐ者同士敵対してるってわけか。。。」
そして、神木はそれぞれの陣営に1本ずつ。
南の大陸の神木は既に枯れ始めていた。
神木に回復魔法を試みたが、事態は好転しなかった。
 *ヒサヨシ*「とりあえずどないしよ?ローランドに話し合いは無理やろな。ここの神木を見たっちゅー事は、おそらく早急に手をうってくるやろ。わしの勘やけど、こっちの神木の方が、神木としての能力が高い。後5年、此処で軍を鍛えたら、東のレベルを上回るかもしれへん。それまでになんとかしたいはずや。」
ヒサヨシの言うとおりだと皆思った。
確かに今現在、軍や使い手のレベルは、東の大陸が圧倒的に上だ。
しかし此処で鍛えれば、5年後には同レベルくらいにするのは可能に感じる。
そうなると、それまでに大規模な戦争が始まる事は、明らかだった。
これはかなり過酷な戦いになる。
皆、気分が暗かった。
 *ヒサヨシ*「今普通に全戦力でぶつかったら、こっちに勝ち目はほとんどないやろな。そやけど、手が無いわけやない。」
ヒサヨシの言葉に、鬱ぎがちに俯いていた面々は、顔を上げてヒサヨシを見た。
 *ヒサヨシ*「まあ、実行は。。。みんな了解はせえへんと思うけど一応話すは。まず、今の状況から、そのままぶつかったらまあ、負けるやろ。そやけど、相手の戦力を分けて、個別に攻略できれば、こっちにはシャオもおるし、勝てる可能性は高くなるやろ。で、その方法やけど。。。」
そこまで話すと、ヒサヨシは皆の顔を見回して、「ふぅ~」と息を吐いた。
 *ヒサヨシ*「みんな。そんな期待せんとって。これはたぶんでけへん事やから。」
ヒサヨシは少し苦笑いして、頭をかく。
 *シャオ*「とりあえず話してみてよ。できない事でも、そこから何かヒントが生まれるかもしれねぇ~し。」
シャオがそう言うと、他の面々も話すように促す。
 *アサミ*「そうそう、まずは全部話してよ。」
 *アサリ*「そうですね。それに頑張ればできるかもしれませんし。」
ヒサヨシは皆の言葉に、再び口を開けた。
 *ヒサヨシ*「頑張ってもできる事ちゃうけどな。まあ、ぶっちゃけ、こっちから向こうに攻めるっちゅー事や。こっちの全ての戦力を集中して、それぞれの街を1つずつ攻略するんや。1つの国に向こうは戦力を集中でけへん。その中で少しずつ戦力をそぎ落としていく。こっちは滞在している場所以外は全て放棄や。どっかが攻められても、それは放っておく。それができれば、勝てるやろ?できればやけどな。」
ヒサヨシは話し終わると、椅子の背もたれに背を預け、天井を見上げた。
確かにこの時代の戦争は、戦力として動くのは、1000人や2000人。
多くても10000人を越える事はない。
何故なら、1人の強力な術者いれば、弱い術者が何人いても相手にならない。
相手にローランド、こちらにシャオがいる時点で、最下層の者は戦力にはならないだろう。
そう考えると、その数は更に少なくなる。
そうすれば、昔の戦国時代のように、補給線の確保などは必要なくなり、場所の死守は重要な問題ではない。
人が戦力の全てと考えられるのだ。
でも、やはりヒサヨシの作戦は実行できない。
一般の人々を見殺しにするし、全ての街が戦場になる。
そんな事をできる人間は、もうトキョウにはいなかった。
会議室に、思い空気が流れた。
 *ヒサヨシ*「まあ暗くなってもしゃあないやん?それでもう1つ作戦が、無いでもないで。」
ヒサヨシの言葉に、少し部屋の空気が軽くなった。
それでもまだ、皆は期待半分といった感じだった。
 *ヒサヨシ*「海上で防衛するんや。こっちは1隻の船に全戦力。向こうはおそらく複数の船で数千人規模でやってくるやろ?そこで密かに待ちかまえて、1隻1隻撃破や。わしらの攻撃から船を守れる使い手なんてそんなおれへん。数隻までは減らせるやろ。そこで撤退や。海の上で船を失って、助かる人間もそんなにおらんやろし、助けるにも限界がある。戦力は一気に半減や。その後やったら、そこそこ勝負になるやろ。」
 *シャオ*「なんだよ。こっちの方が現実的じゃん。」
シャオの言う事はもっともだとみな思った。
 *ヒサヨシ*「そやけど、先の作戦の方が、効果も成功確率も圧倒的に高い。海上防衛は失敗したら、わしら全滅や。リスク高すぎるやろ。」
言われてわかった。
そうなのだ。
負けた時、船を沈められた時の事を考えていなかった。
それでも、こちらは白魔術師が多くて、防御には優れている。
船を守りきれる可能性は高く感じた。
 *リュウ*「失敗したら終わりかもしれないが、うまくいく可能性は高いと思うが。こちらにはアイお嬢さんがいるし、他にも高いレベルの白魔術師が大勢いる。それに引き替え、向こうは黒魔術師が多い。」
リュウの言う事はもっともだ。
皆納得した。
しかし、これは実行できない。
何故なら、沈めた船に乗っていた人々はどうなるか?
敵とはいえ、ほとんど皆死ぬことになるだろう。
たとえ敵でも、殺すことはできない。
それはこの地の者なら、皆そう思う事だ。
皆また俯き、また思い空気になった。
 *ヒサヨシ*「やっぱりこれもあかんかったか。わかっとったけどな。」
ヒサヨシも、もう作戦はないと言わんばかりに、上を向いて目を閉じた。
 *シャオ*「それでも何か考えないと。こっちは待つだけだと、少なくとも2カ所、神木とタイナンの町を防衛しないといけなくなる。大陸間移動魔法は、使うとかなりの魔力を消費するが、ローランドクラスの使い手が数人くれば、かなりきつい。だからここトキョウと、タイナン2カ所の防衛だ。だから考えないと。」
そうだ。ただでさえ戦力で負けているのに、こちらの戦力を分けるとなると、勝てる確率は更に低くなる。
せめてこちらの戦力を1つにできる作戦が必要だった。
 *シャオ*「せめて海から来る船を、かなり早い段階でわかればな。そうすれば、とりあえずトキョウに戦力を集中しておけばいい。海からくる事がわかれば、その時にタイナンに移動する事も可能だ。ローランドの性格だと、自ら来る事はおそらく無い。慎重な性格だからな。時々大胆だが、ちゃんと逃げ道はつくる奴だ。戦力の半分を、トキョウかそれともタイナンか。どちらかだと思う。」
 *ヒサヨシ*「それやったら、わしの妖精やったらなんとかなるで。空を行くのが得意な奴が何人かおる。」
 *シャオ*「そうなのか?だったらそれしかないだろ。」
 *ヒサヨシ*「でもそれでも戦力的に、勝てる可能性は低いで。それにこっちのは、敵をなるべく殺さんように戦う。かなりきついな。」
それでも、その作戦が一番現実的だった。
 *ヒサヨシ*「それじゃ早速海上の見張りに、妖精のサンゲンとコクシを送るは。それでや、もう1つせなあかん事がある。それはこっちの戦力を高める為に、国内から優秀な奴を捜す事や。」
ヒサヨシの言うことはもっともだった。
このまま今の人員を訓練しても、人数的に東の大国には到底及ばない。
更には上位の使い手の人数も、圧倒的にあちらが勝っている。
 *ヒサヨシ*「わしらが国土を広げてきたんも、優れた人材を集める為でもある。そしてチャイルドの街を焼いたんも、もし優秀な奴がおったら生き残るやろうと考えてやった節もあんねん。在野の人材を捜すんは、思た以上に難しくてな。結局みつかったんは、シャオ、おまえさんと、アサリとアサミだけや。トキョウにきて、シュータとアイも出会ったけどな。なんかそのへんで策や方法があるもんはおらんか?」
ヒサヨシは皆を見回し、人材を捜す手段はないかと尋ねた。
 *シャオ*「カンセイに占領された街々は、形としては今トキョウの傘下に入った事になるから、雄志を募れば人数は集められそうだな。問題は東の特殊部隊、エリート部隊、指揮官クラスと五分に渡り合えるマスタークラスの使い手を集める事。俺様の見たところ、その域になってる、又は今後行けそうなのは、俺とヒサヨシ、ヒサヨシの妖精の何人か。そしてアイとシュータ、アサリとアサミくらいだろう。まあアイは戦力とはならないし、シュータとアサリ、アサミは今一歩だ。少なくても良いから、とにかく潜在魔力の大きい奴か、能力の高い使い手が仲間にほしいな。」
シャオは腕を頭の後ろに組んで、天井を見上げた。
 *シュータ*「それなら、バトル大会を開くのはどうでしょうか。そういう風にして優秀な人材を集めるという話を聞いた事があります。」
 *ヒサヨシ*「それや!!」
 *シャオ*「それだ!!」
シュータの提案に、シャオとヒサヨシは同時に声を上げた。
 *アキラ*「しかし、そう言った大会で人を集めるとなると、それなりの金が必要になる。それなりの賞金を出さねば、人は集まらんのではないかな?」
 *ヒサヨシ*「それは大丈夫や。だてに国土広げてきたわけやない。まあ沢山の命と引き替えに集めてきた金やけど。」
話はバトル大会をすることに決まった。
場所は、トキョウの町の東の荒野。
参加者は、中央大陸の東半分、トキョウ傘下の街全てから集める。
日時は1月20日。約2週間後だ。
全ての街に掲示するのに1週間はかかる。
一番遠い街からは、ここトキョウの町まで、普通に歩いて1ヶ月はかかるが、1週間以内に集まれないなら、大した使い手では無いと判断できる。
潜在魔力を持つ者は、訓練してみないとわからないので、今回は除外だ。
それにあまり時間はかける事はできない。
こうしている間も、いつ戦いが起こるかわからないのだ。
ヒサヨシは早速2体の妖精を召喚し、タイナンの町に向かわせた。
更に他何体かの妖精を召喚すると、トキョウ傘下の街々に、大会の掲示へと向かわせた。
 *シャオ*「ヒサヨシはいったい何体の妖精を召喚できるんだ?」
みんな思っていた疑問だ。
それをシャオが口にした。
 *ヒサヨシ*「えっと。12体やな。まあ戦闘に役にたたない奴もおるけど。召喚してへん妖精は後3体や。一応みんな紹介しとこか。」
ヒサヨシはそう言うと、全ての妖精を召喚した。
そして名前と、それぞれの能力を皆に説明した。
 *シャオ*「へえ~凄いな。面白い能力をもった奴もいるし。」
シャオも驚いたが、他の皆はもっと驚いているようだった。
その能力の中には、常識を越えるものが多数あった。
中でもスウアンと言う妖精の蘇生治癒能力は、今のアイ以上だった。
 *アキラ*「それでは会議を終了する。皆よろしく頼む。」
アキラの言葉に、皆席を立ち始めた。
 *シャオ*「ちょっとまってくれ!」
シャオは部屋を出ていこうとする面々を止めた。
 *リュウ*「シャオさん、どうしたのかな?」
扉の前でリュウが振り返る。
他の面々も、シャオを注目した。
 *シャオ*「アルテミスに行った時、家から少し持ち帰ってきたんだ。」
シャオはそう言うと、袖から沢山のリングを取り出し、アキラの前に並べた。
 *アキラ*「これは?」
沢山のリングを前に、アキラは少し驚いた顔でシャオに尋ねた。
 *シャオ*「俺のオヤジは、魔法アイテムのコレクターで、魔法アイテムの制作者でもあったんだ。これはオヤジが作ったリングだ。アサリとアサミの持ってる剣は、偶然見つけたものだけどね。そしてアイの持っているシンボルロッドは、制作中に偶然できたオヤジの最高傑作。」
シャオは言いながら、リングを分けてゆく。
リングはいくつかのグループに分けられた。
 *シャオ*「リングはさほど強力なものではないけど、少しは役にたつと思う。それぞれの能力にあったのを使ってくれ。」
シャオはリングの説明を付け加え、皆を見回した。
 *リュウ*「これは凄い。」
 *シュータ*「私はこれが良いな。」
面々はそれぞれに、自分に必要だと思われるリングを手に取った。
 *シャオ*「まあお守り程度の能力だけどね。」
こうしてシャオはリングを皆に渡し、会議は終了した。
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