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2017年2月25日【土】11時13分21秒
【(゚∀゚)】フリー写真館を狛犬画像室にリニューアルしました♪
2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
【(*´ω`*)】現在エッセイ&詩以外の更新は休止しています。
2013年1月7日【月】18時48分51秒
【(*´∇`*)】サイトをリニューアルしました。他も徐々に変更中です‥‥
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秋華エントランス

第十八話 ドラゴン

次の日、ナディアが起きてきてから食事をし、いよいよ門へ向かう事になった。
太陽は既に真上にあった。
皆、全くつかれていないかと言えばウソになるが、まあ問題ないくらいには回復していた。
 *シャオ*「よしいくぞ!」
シャオの言葉に、皆洞穴を出た。
目的地はすぐそこだが、森を行くのは危険なので、今日も飛翔で一気に行くことにした。
距離が近いので、そんなに魔力を消費する事もない。
皆は一気に上昇する。
向こうには、頂上が平たくなっている、少し変わった山が見える。
その中心に、門が口を開けているのが見えた。
それははっきりと視界にとらえられた。
既に目的地。
皆その山の上に降り立った。
 *シャオ*「ナディア姉、ちゃっちゃとやってくれ。」
 *ナディア*「はいはい。」
シャオの言葉に、ナディアは閉門の魔法に入った。
その時だった。
急に太陽の光が遮られた。
そしてすぐに影が消える。
シャオはすぐに上を見上げた。
シャオの目に、信じられないものが映った。
 *シャオ*「ドラゴン?」
ドラゴン。
それは魔界の住人、魔獣の中のもっとも上位の魔獣。
その為、人間界に存在した例は無いと言われている。
何故その存在を人間が知っているのか。
それは魔獣の中には人間の言葉を喋れる者もおり、そこから話を聞いたか。
又は魔界に行ったことのある人間が存在したのか。
はっきりした事はわからないが、この人間界でもっとも有名な魔獣でもあった。
知能は人間の3倍あり、上級の魔法も操れると言われている。
そしてブレス、足の爪、長い尾が武器になり、皮膚は鋼のような硬い鱗に覆われていた。
その種はいくつかあるが、おおむね羽を持ち、空を自由に飛ぶことができる。
 *シャオ*「ナディア姉、閉門は一旦中止だ。まずこいつをなんとかする。」
 *ナディア*「相手はドラゴンよ。なんとかなる相手じゃないわ!逃げないと!!」
ナディアの言うとおり、ドラゴンに出会ったら、とにかく逃げろ。
そう言われている魔獣。
そして実際目にしても、その容姿から圧倒的圧力を感じる。
皆一旦逃げる事を考えていた。
 *アサリ*「全く相手にできる気がしません。」
 *アサミ*「そうだよ。無理無理!!」
それでもシャオはドラゴンに立ち向かおうとしていた。
 *シャオ*「アサリとアサミはナディア姉を頼む。とにかく回避優先だ。飛翔でとにかく回避。チューレンは少し協力してくれ。やる前からあきらめるのは早い。ダメならそれから撤退だ。」
そういうシャオは、少しふるえながらも、顔には笑顔が見えた。
本気で戦える相手に、シャオは少し喜んでいるようだった。
 *チューレン*「わかりました。最悪の場合は、私が身をていしてでも、皆さんを逃がします。死にませんから。」
チューレンは微笑んで皆に言った。
 *アサミ*「わかったわよ。でも無理はダメよ!!」
そう言ったアサミと、共にナディアに寄っていったアサリは、シャオに向けて親指を突き上げた。
ナディアはアサリとアサミに抱えられ、空に昇る。
ドラゴンから一定の距離を保つ位置をキープした。
チューレンも空にでて、シャオの指示があるまで一定の距離を保った。
 *シャオ*「みんな。魔法とブレスには気をつけろ。離れていても油断できない。」
シャオも空に上がり、ドラゴンと皆の間に入った。
 *シャオ*(ブルードラゴンだな。。。やっかいな場所にやっかいな相手だな。)
シャオは昨日のガーゴイルとの戦闘で、アイスレインの威力が増していた事を思い出した。
そしてブルードラゴンとは、水属性のドラゴンで、コールド系魔法が得意なドラゴンだ。
おそらくブレスも、ゴールド系ブリザードの可能性が高い。
この寒い場所だと、その威力が上がる可能性が大いにあった。
 *シャオ*(って事は、ファイヤ系かライトニング系が有効。この地でファイヤは無いから、ライトニング系最大魔法で勝負だ。)
シャオは空を飛びながらも、魔力を高めた。
2つの魔法を同時に維持する事は難しいが、シャオにとっては簡単な事だった。
しかしドラゴンもそれを見て、ただ黙ってはいなかった。
尾や爪、更にはブレスの連続攻撃がシャオを遅う。
 *シャオ*(ちっ!魔法に集中できない。)
シャオはドラゴンの攻撃を回避するのに手一杯だった。
そんな中でも、ドラゴンは更に魔法も使ってきた。
結界がシャオを包み込もうとする。
 *シャオ*(結界で俺を?エリア指定のブリザードか?)
ブリザードは、エリア指定のコールド系魔法。
ブレスのブリザードは、吐く息が超低温の吹雪といった感じで、魔法の場合はそのエリアを限定する事で、その威力は何倍にもなる。
普通の人なら、瞬間に凍ってしまう強力な魔法だ。
シャオはすぐさまそのエリアから離脱する。
先ほどいた場所には、予想どおり結界があって、中には吹雪が吹き荒れていた。
 *シャオ*(あれをくらったらやばいな。おっと!)
考えている間にも、尾の攻撃がシャオをかすめていった。
 *シャオ*(このままではらちがあかねぇ。)
そう考えたシャオは、チューレンに声をかけた。
 *シャオ*「チューレン、なんとか、少しでいい。奴に隙をつくれないか?」
 *チューレン*「やってみます。」
シャオの言葉に、チューレンがドラゴンに向かった。
チューレンが加わっても、ドラゴンの攻撃は、なかなか息をつく暇を与えてくれない。
空に浮かぶシャオとチューレン、その周りを飛びながら、ドラゴンは尚も攻撃してくる。
その時、強い風が辺りを吹き抜ける。
チューレンの魔法なのか?風とともに、森から舞い上がる木々の葉が、ドラゴンへと向かった。
そしてドラゴンの視界が、葉によって一瞬ふさがれた。
ドラゴンの動きが一瞬止まる。
 *シャオ*(今だ!)「テラボルト!!」
シャオの声と共に、空が一瞬暗くなる。
そしてそこから、通常では考えられない威力の雷が、ドラゴンに向けて落ちた。
シャオの魔法は見事に直撃し、ドラゴンの羽ばたきが止まり、森に落ちていった。
 *シャオ*「やったか?」
ドラゴンが地面に激突する大きな音が、辺りに響いた。
 *チューレン*「ダメージはあったようですが、まだのようです。」
チューレンが言い終わる前に、ドラゴンは再び羽ばたきを始めた。
 *シャオ*(ちっ!ライトニング最大呪文でも、やれないか。。。)
 *チューレン*「流石にドラゴンですね。シャオ様の呪文も凄いですが、それ以上です。」
チューレンの表情も、既にいつもの余裕の笑顔は無かった。
 *シャオ*(何か。何かないか。。。)
その間にもドラゴンは、こちらに向かってくる。
 *シャオ*(そうだ!)
シャオは高速でアサミとアサリに近づいた。
 *アサリ*「撤退しますか?」
 *アサミ*「あんなの無理だよ。」
シャオは2人の言葉を聞かず、2人の鞘に収まっていた2つの剣、雷神と風神を抜いた。
シャオは「借りる!」とだけ言うと、再びドラゴンへと向かって行き、魔力を高めた。
 *チューレン*「剣の魔力を借りるのですね。」
チューレンの言うとおり2つの剣は、シャオの魔法を補助し、魔力を高める事ができた。
 *シャオ*(これでどうにもならなかったらお手上げだけどな。)
再びシャオとチューレンは、ドラゴンとの戦闘を開始した。
前回同様、ドラゴンに隙は無かった。
チューレンは再び、葉を舞い上がらせ、ドラゴンの視界をふさごうとする。
しかし同じ方法は通用しなかった。
 *シャオ*(なんとか。なんとか隙を作らないと、こちらがもたない。)
かわし続けるシャオとチューレンは、ドラゴンの連続攻撃をかわすのも限界にきていた。
次の瞬間、チューレンがドラゴンの尾にふれ、その体をはじかれる。
チューレンは森の中に落ちていった。
 *シャオ*「チューレン!!」
しかしシャオにはそれをかまっている余裕がない。
更に1人になり、状況は厳しい。
 *シャオ*(ダメか。)
シャオがそう思った時、2つの火球が、シャオを通り過ぎ、ドラゴンに向かった。
アサリとアサミが、飛翔しながらも、何とか放ったファイヤーボールだった。
2つの火球の1つが、ドラゴンの顔をとらえた。
ドラゴンが一瞬顔を背ける。
そのタイミングで、シャオは再びテラボルトを発動した。
先ほどよりも強力なそれは、ドラゴンの頭に見事命中し、ドラゴンは山の上の平らな場所に落ちていった。
シャオはドラゴンを追い、剣を構えた。
飛翔の勢いを利用して、そのままドラゴンの頭に2本の剣を突き刺した。
血がそこから噴き出す。
 *シャオ*「もういっちょ!!」
その剣から、ライトニングボルトをドラゴンの中に流し込む。
剣をつかんでいるシャオにもそのダメージが跳ね返ってきたが、かまわず流し込んだ。
 *シャオ*(ゼロレンジのライトニングだ。体内だからむしろマイナスレンジ。これならどうだ?)
魔法の威力は、距離と比例する事が多い。
ライトニングボルト自体、その威力はさほど高いものではないが、体内に直接流し込まれれば、その威力は計り知れない。
体を包む魔力のオーラが、プロテクト効果を発揮することができないからだ。
シャオは自分の体の限界まで、ライトニングを流し込んだ。
そろそろ限界を感じたシャオは、2本の剣を抜き、飛翔でドラゴンから離れた。
ドラゴンの頭からは、更に血が噴き出した。
少しの間、シャオはドラゴンを見つめていたが、ドラゴンが動き出す事は無かった。
 *シャオ*(やったか。。。)
シャオ、そしてアサリとアサミ、そしてナディアは、再び山の上に降りた。
 *シャオ*「チューレンが心配だ。探してくる!」
シャオはそう言うと、再び飛翔で、チューレンが落ちた辺りに飛んでいった。
チューレンはすぐに見つかった。
大きな怪我もなく、意識もあり、木の葉が集まっている場所に落ちたことで、それがクッションになって、ダメージを和らげたようだった。
おそらくチューレンの能力だろう。
シャオはそう思った。
シャオ達が山の上に戻り、しばらくしてから閉門が完成した。
 *ナディア*「ふぅ~。なんとか閉門できたわ。いやぁ~出来るかどうか不安だったんだけど。」
 その言葉に、皆少しあきれたようだったが、無事完了した事でホッとした。
 *シャオ*「閉門はできたが、まだこちらにさっきのドラゴンみたいなのがいるかもしれない。早くこの場から離れよう。」
シャオの言葉に、一旦洞穴に戻る事にした。
今日はもう太陽が西に傾きつつあるし、シャオの体力も魔力も限界だった。
洞穴に戻り、その日はその後何事もなく日が暮れた。
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