ネット小説

2019年3月9日【土】11時26分48秒

今日は、私の危険察知能力が凄いという話をする事にする。

先日、私はかなり酷い風邪をひいてダウンしていた。
正直こんなに酷い風邪は生まれて初めてで、更にこれだけ本格的な熱が出たのも２０年ぶりくらいではないかと記憶している。
私はすぐに忘れるので、過去の記憶については本当かどうかは分からない。

さてそんな風邪をひいている中でも、私は家族の前ではできる限り大丈夫だとふるまい、仕事にもちゃんと行っていた。
平熱が３５度８分の私が、３８度６分も熱を出したのだから、正直めまいもすれば食欲も無く、気合いをいれていないとヤバい状況だった。

それでその日は特に食欲がなく、ちょっと吐きそうにもなりヤバかったので、『食事は軽いものの方がいいなぁ。パスタとかボリュームのあるものはマズイ』と思っていた。
こんな時、私の嫌な予感というのは何故か当たる。
その日の昼食はパスタだった。
なんとかそれは頑張って食べて乗り越えた。
パスタ自体は好きなものなので、その辺で助かった。
しかし次の日も同じような感じだとヤバいと思った。
魚とか、お米じゃない食事、例えばホットケーキなんかは絶対に避けたい。
そこで私はその日の食事は自分で用意するから、無しで良いと頼んでおいた。
そしたらやはり、昼食は私が最も嫌いな魚で、夕食はホットケーキだった。
なんでこんなにピンポイントに嫌な予感が当たるのだろうか。
とは言え回避できたのは大きかった。
ただ、何故か『ホットケーキ焼いといたから、明日にでも食べな』と、余計な親切によって完全回避はできなかった。

私の危険察知能力はかなりのものだ。
これからは私の事をウサギと呼んでくれてもかまわない。
が、回避能力は今一だったようだ。

それにしても、私って予感とか思いが現実になる事って多いんだよね。
良い方で言えば、ゲームのガチャなんかでこれが欲しいと願っていれば意外と出たりするし、言霊はかなりの確率で発動する。