ネット小説

2016年4月7日【木】18時26分20秒

偏食というと、皆さん悪いイメージをお持ちではないだろうか。
偏食は栄養が偏るのでなんでも食べよう！
そう考えている人も多いと思う。
これは当然正しい事ではあるのだけれど‥‥
私は偏食していたおかげで重要な事に気が付けた。
今回は、その偏食の良い所をお話しする。

色々な物をバランス良く食べる。
これは栄養を偏らせない為に大切な事だ。
だからと言って、毎日の朝食に、パン、米、うどん、焼きそば、お好み焼き、ラーメン、ケロッグ‥‥
そんな風に常に変えている人はまずいないだろう。
あくまで栄養素を偏らせない為であるから、ある程度似たものを食べ続ける事もあるはずだ。
日本人は毎日毎食米を食って問題ないのである。
アメリカ人は毎日パンを食っていてオッケーだ。
だから私もここ最近、昼は必ず焼きそばを食べる事にしている。
ちゃんと栄養素が偏らないように野菜を摂ろうとか、肉を食べようとかも考えている。
ただ問題は、週単位で見たらほぼ毎週同じなところだ。
まあ傍から見ればかなりの偏食という事になるのだろう。

そんな生活を続けていたある日、私は気が付いてしまった。
特定のものを食べた時に、体調に影響する事を。
実は以前から、私は関節痛に悩まされていた。
膝だったり、指だったり、足の裏が痛い事もある。
私はその原因を、足を重ねて寝ていたから膝が痛くなったとか、クリックのやり過ぎで指が痛くなったとか思っていた。
でも気が付いてしまったのだ。
酒を飲んだ後にそういった症状が出る事に。
これは毎日酒を飲んでいるわけではなく、時々だったから気が付けた。
他にもこういう症状を持っている人が友人にいて、話を聞いていたのも大きかった。
それから酒を止め、水分を多く摂る事で関節痛は起こらなくなった。
しかし酒を止めて１年くらいした時、私はあるものを食べた。
すると再び関節痛になってしまったのだ。
何故その食べ物が原因だと気が付いたか。
それは私が偏食だったからである。
毎週同じもを食べ、それを数カ月から１年ほど続けて飽きると、一部変更をしてまた続ける。
ある時１つの食事を変えて３日くらいした時、関節痛の症状が再び現れたのだ。
私はすぐにそれを止めて、元の食事に戻した。
そしたらすぐに症状は治まった。
しばらくして、再びその食事に挑戦すると、やはり症状がでた。
なるほど、この食事がダメなのかと理解できた。

その後同じような感じで、食べてはいけないものが増えている。
当然これは私にとって体に悪いものとなるわけだけれど、偏食だからこそ見つけられたのだ。
ちなみにそういう食事は、関節痛以外にも色々とあるんだよね。
カレーとチョコレートは食べ過ぎるとお腹を壊すとか。
関節痛はある特定の駄菓子だったりインスタントラーメンだったり。
同じメーカーの似たようなものでも、こっちは駄目だけどこっちは大丈夫ってのもある。

偏食は駄目だというけれど、ある程度規則性のある食事をする事も実は大切なのではないだろうか。
偏食してみたら、自分が気が付かない程度に食事に影響される何かが見つかるかもしれない。
一度はやってみよう偏食生活。
私はお勧めする。