放送禁止用語にもなっているキチガイという言葉。
その意味を正しく理解している人はどれくらいいるでしょうか。
以前
別の場所でキチガイについて書きましたが、改めてその意味について考えたいと思います。
一般的に悪い意味でのキチガイとは(良い意味で使う事もあります)、気を違えた人、発狂した人、狂った人、常軌を逸した言動をとる人などをイメージするかと思います。
ヒステリックに喚き散らしたり、ムキになり声を荒げて話します。
東京人から見れば、ガラの悪い大阪人はみんなキチガイに見えるという話も聞きましたが、まあ別にそんな人が大阪人の多数を占めるわけではありませんので、その辺りは勘違いしないでください。{笑}
そんな大阪で生まれ、長く東京で生活していた私が、数年前に大坂に戻ってきたわけですが、私の感覚でキチガイだと思う人と2人出会う事となりまして、そこでどういう人をキチガイというのだろうかと色々と考え、他の人の意見も聞いてみました。
それをここにまとめようかと思います。
まず、自分の価値観や考え方と違う事を言う人がいると、ムキになり声を荒げて自己主張してきます。
どうやらキチガイは、自分の価値観や考えに合わないものは受け入れられず、徹底的に否定しようとするようです。
そして自己主張は会話の中の多くを占め、自分の価値観で他人を否定したり批判したりします。
自分の価値観が大抵の場合絶対であり、他の価値観を理解したり受け入れる心の余裕がありません。
一応良識はあるものの、それも自分の価値観が全てです。
たとえば人に迷惑をかけてはいけないという良識は持っています。
しかし、自分が迷惑でなければ、それはみんなにも迷惑じゃないと考えます。
だから私が迷惑だと言っても、『そんなん迷惑やと思う方がおかしい』と言います。
他の価値観、他の考えがあるのに、それを素直に受け入れる事ができません。
自分の価値観で駄目だと思う人が成功して上手くいっていると、『なんでこんなヤツが?ありえへんわ』と否定します。
以前も書いたと思いますが、馬鹿だから、色々な考えや色々な正解や間違いがある事を知らないのでないかと思います。
キチガイって、大抵が馬鹿の中の一形態だと思うんですよね。
人に迷惑をかける馬鹿の事だとも言えそうです。
そんなわけで、キチガイとは、『人に迷惑をかける馬鹿』とか、『自分の価値観で自己主張の激しい人』ってな感じでまとめられるでしょうか。
そしてキチガイを見て思うのは、他人の批判や否定は、本当に必要な時以外はあまり人前でやらない方が良いと感じました。
■キチガイまとめ■
①自己主張が激しい。
②すぐにムキになったり怒ったりする。
③とにかく相手の意見を否定したがる。
④自分の価値観で他人を否定したり批判したりする。
⑤無理とか無駄とかとにかくネガティブである。
⑥言い方喋り方がとにかくきつい。
⑦人が間違った事や無知な事を言うととにかく馬鹿にしたがる。
⑧結局自己中である。