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2017年2月25日【土】11時13分21秒
【(゚∀゚)】フリー写真館を狛犬画像室にリニューアルしました♪
2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
【(*´ω`*)】現在エッセイ&詩以外の更新は休止しています。
2013年1月7日【月】18時48分51秒
【(*´∇`*)】サイトをリニューアルしました。他も徐々に変更中です‥‥
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秋華エントランス

きっともうすぐ‥‥

 投票が終わり、いよいよ発表の時間がきた。
 発表は、三位から順に、二位、優勝と発表される。
 要するに二位を取れば、俺たちは生徒会との直接対決にきっと勝てる。
 愛美が二位になる事を、俺は祈っていた。
 そしていよいよ、発表が開始された。
「お待たせしました。まずは三位から発表します。第三位は、|鈴城環《すずしろたまき》さんです!」
 えっ?誰それ?
 俺がそう思っていると、副会長が雅な佇まいで、ゆっくりと前に歩み出てきた。
 なんだ副会長か、って、副会長が三位って事は、コレは勝ったかもしれない。
 残るライバルはリカちゃんだけれど、この学校の生徒が普通の生徒なら、リカちゃんに投票なんて、もはやできるものではない。
 俺はかなり、勝利を確信していた。
 しかし、次に発表された名前は、俺にとって意外なものだった。
「では、準ミスを発表します。準ミスは‥‥高橋唯々さんです!」
 なんと!俺の予想が外れた。
 となると、当初の予想通り、優勝は昨年のチャンピオン、リカちゃんで決まりか?
 それとも、真嶋先輩が言ったように、愛美に優勝の可能性があるのだろうか。
 オチのあるギャグアニメとかなら、権力のあるお姉さんキャラや、綺麗な先生が優勝をかっさらうところだが、そんなキャラはこの学校には存在しない。
 となるとやはり愛美なのか。
 俺はドキドキしながら、体を硬くして発表を待った。
 準ミスの喜びの挨拶も終わり、いよいよ、ミス萌芽高校グランプリが、発表される時がきた。
 一瞬時間が止まったように、全てが静まりかえる。
 そして、マイクのハウリング音が、辺りに響きわたった。
「えぇぇ、ミス萌芽高校グランプリは、一年梅組‥‥」
 キターーーーーー!
「山田美沙太郎さんです!」
 エーーーーーーー!
 辺りに歓声が響きわたり、生徒達が一斉にざわつき始める。
 よく聞くと、笑い声がほとんどだった。
 ああ、なるほど、俺がしらけるようなコメントしまくったから、マジでしらけて、みんなネタ投票に走ったのか。
 でもなんだか、俺はホッとしていた。
 そりゃ当然、愛美が優勝してくれたなら、俺はきっと喜んだだろう。
 だけど何処かで、俺だけの愛美であって欲しいとも思う。
 我がままな話だけれど、愛美は、俺だけの萌えッ子であればいいのだ。
 まあいずれ、俺だけではなく、みんなから認められる、史上最強の萌えキャラになるのだろうけれど、今日はまだ、その時ではないようだ。
 俺は愛美に駆け寄った。
「愛美、俺にとっては、お前が一番だからな」
 恥ずかしい台詞ってのは、一度言ってしまうと、その後は結構言えるものらしい。
「うん、私も、久弥くんが一番好きだから」
 ああ、なんだろうか、この萌えるような気持ちは。
 目の前の愛美は、とにかく今までで最高に可愛かった。
「まあ今日は負けたけど、明日はきっと、愛美が史上最強の萌えキャラになっているさ」
 俺はそう言って、愛美を抱きしめた。
 すると後ろから、聞き覚えのある大きな声が聞こえた。
「あぁ!お兄ちゃん、お姉ちゃんとばかり仲良くしないで、リカもかまってよお~」
 そう言ってリカちゃんが、俺の背中に飛びついて来た。
 すっかり忘れていたけれど、俺にはうっかり釣りあげてしまった、小さくて可愛い妹のような先輩もいたんだっけ。
「わ、私も、仲良くしても、いいですか」
 そこにいたのは、高橋だった。
「えっ!あ、あぁぁ‥‥」
 俺はどうこたえればいいか、愛美の顔色をうかがった。
 愛美を見ると、愛美は笑顔だった。
 根拠は無いけれど、愛美はどんな時も俺を信じ、俺には笑ってくれる気がした。
 大丈夫だ。
 俺は愛美の許可を勝手に得て、高橋の要求にこたえる事にした。
 だが俺がこたえる前に、高橋はボソッと、ひとこと言葉を付け加えた。
「愛美さんと‥‥」
 って、愛美とかい!!
 まあでも、愛美と仲良くしたいって事なら、それは俺も愛美も大歓迎だ。
「仲良くしても、いいんじゃないかな」
「はい!もちろん神田くんも、仲良くしてくださいね」
「そ、そうだな」
 俺と愛美はなんとなく、今日から高橋と友達になる事になった。
 今度は、俺の服の袖を、引っ張る女子がいた。
 副会長だった。
 何故に副会長が、頬を赤く染めて、俺の服の袖を引っ張っているんだ?
 そろそろこの話もクライマックスだからって、無茶しすぎだろうが。
 だいたい俺は、愛美さえいればいいんだから、ハーレム話にしなくていいんだよ。
 この状況を見て、当然、冷子も、ヒカル先輩も、副委員長も、そして養殖科の人たちも、俺の周りに集まってきていた。
 もうこうなったら、どうにでもなれ!
 俺はみんなを手当たりしだい抱きしめた。
「わふぅ~ん。神田くんって、強引なんだな」
 お前いつのまに!
 俺は誤って抱きしめてしまった、美沙太郎を蹴り飛ばした。
 辺りには笑いが溢れていた。
 こんな無茶苦茶な一日だったが、この日は俺が、心の底から愛美の事を愛していると、自覚できた日だったかもしれない。
 愛美。
 中学時代、いつかは萌えキャラになると信じた。
 高校入学当初、もうすぐ萌えキャラになれると思った。
 そして今は、沢山の笑顔に囲まれて、誰にも負けない、満面の萌えスマイルをしていた。
 きっと愛美は明日から、史上最強の萌えキャラになるのだと、俺は確信した。
【<┃】 【┃┃】 【┃Ξ】
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