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第四十四話 優勝!そして‥‥

皆疲れ果てていた。
喜びの声を上げる者もいたけれど、何も言えない人の方が多かったように思う。
それだけ過酷な戦いをしてきたのだ。
しかし無情にもこの時モニター左上に表示されたのは、『モンゴルとの同盟破棄』の通知だった。
本当は来週まで同盟が続く予定だったが、残り2ヶ国となった場合、当然だけど同盟はなくなるのだ。
俺達は慌てて艦船に乗り込み、ある者はアルテミス要塞に戻り、ある者はモンゴルの行動を監視し、そして多くは地球へと侵攻した。
広大な宇宙をモンゴルの元帥に逃げ回られでもしたら、正直面倒だからね。
でもモンゴルはそんなくだらない事をする相手ではなかった。
地球で俺達が来るのを待っていた。
真っ向勝負である。

カッチ「これが本当の最後の戦いだ。と言ってもこれから地球を落とすには数日から1週間はかかるから、無理に戦闘をする必要はない。相手の数は少ないし、戦いたい人だけやって、カッチ旅団の面々は本拠地へ帰投する」
月読命「俺は落とせそうになるまでは休むよ」
爽真「僕も」
ドリーム「私たちは一旦アルテミス要塞に戻って、元の師団に戻るわね」
カズミン「モンゴルを閉じ込めておくだけなら美菜斗師団だけで十分そうだから、俺も戻るわ」
紫苑「ジークの元帥本軍も続けて戦うようだし、俺も仕事するわ」
じぇにぃ「そういえばぁ~紫苑さん会社わぁ~?」
紫苑「ちゃんと来てるよ。俺割と自由にできる立場だしw」
チョビ「うわぁ」
アライヴ「つか紫苑さんは働かなくても十分金持ってるっしょ」
紫苑「お前もな(^0^)」
カッチ「じゃあ後は好きにしてくれ!みんなおつかれさん!」

こうして俺達は、それぞれの生活に戻っていった。

それから4日後の10月3日土曜日、そろそろ地球というか地球要塞のハッチが破壊できそうだという事で、俺達カッチ旅団は皆で地球に来ていた。

カッチ「はい、これが本当の本当に最後の戦いだ!みんな楽しんでくれ!」
月読命「おーいぇー!」
天照皇大神「がってんのどあめぇ」
じぇにぃ「ツッコミぃ~入れたらまけぇ~」
光合成「それを言うなら南天のど飴だろ!」
悪即斬「わざと負けに行くスタイルだな」
町田中尉「チュー!」
このみ「皆さんの健闘を祈るであります!」
クシナダヒメ「艦長はこの後出番無しですもんねー」
いけぬま「q」
ぺ天使「そろそろハッチが破壊されるっすよ!」
呼んだでござるか?「呼んだでござるか?」
ニムエ「でばん」
爽真「ハッチが破壊されましたね。行きますよー!」
沖田艦長「全カッチ旅団員に告ぐ!突撃せよ!」

こうして俺達カッチ旅団の最後の戦いが始まった。
地球内部の防衛システムはかなりヤバかった。
楽勝ムードで入っていった日本の仲間たちは、8割くらいがやられていた。
その中でも俺達カッチ旅団員はなんとか生き残り、最後の戦闘フィールドへと到達した。

カッチ「地球の戦闘フィールドは街だな」
爽真「バトルグリードチャンピオンの僕としては、かなり有利なフィールドですね」
じぇにぃ「私だってぇ~そうだよぉ~」

でも逆になれているからこそ戸惑う事になった。

爽真「なんで建物から攻撃してくるんですか!」
じぇにぃ「戦いづらぃ~」
カッチ「防衛システムがこんな形であるとは思わなかったな」
チョビ「バトルグリードとは全く違う仕様だね」

とは言え決まった攻撃をしてくる防衛システムは、俺達にはさほど脅威ではなかった。
インドのAI軍団の方がはるかに厄介だった。
それを乗り越えてきた俺達が、対応になれるまでにさほど時間はかからなかった。
既に先の指令室へ向かう通路へは、多くの日本軍プレイヤーが入っていっている。
もう正直俺達の仕事は残されていないかもしれないが、俺達は先へと進んでいった。
通路は思っていた以上に長く、多くの日本軍プレイヤーがやられていた。
通路の長さがアルテミス要塞よりも長く、此処を重火力型と防御型の人型コンビで守られていたら突破はかなり手こずるだろう。
永遠に続きそうな、ダンジョンのような通路をただひたすらに進んでいった。
流石にそろそろ終わってくれと思っていたら、思わぬ人の人型が倒れていた。

アライヴ「よ!」
カッチ「一生くん!なんでやられてるの?」
アライヴ「百機も二百機も重火力型に守られちゃ、盾持ちでも流石にやられるさ」
カッチ「そ、そうなんだ」
トイキ「でもだいたい片付けたと思うのさ。この先はあと少しなのさ」
チョビ「美味しい所だけいただけるかもね」
アライヴ「でも先にはドリームやカズミンも行ってるから、あの人達なら残り片付けるかもな」
カッチ「でもあの人達の人型、盾持ちじゃないよね」
アライヴ「だから行けるかどうかは微妙な所だ」

そんな話を一生くん達としていたら、日本軍全体チャットにジークのメッセージが流れた。

ジーク「モンゴルの元帥ジンギスカンを見つけたぞ!別のハッチから人型で出撃してきた!」

既にモンゴル軍の拠点は地球しかない。
逃げられたとしても、直ぐにどこかの要塞が落とされるなんて事はないだろう。
それに人型で出撃してきたって事は、最後まで戦うという事だ。
後は元帥を倒すのが先か、地球を落とすのが先かって所だ。

カッチ「俺が先に地球を落として決着をつける!」
アライヴ「ああ頑張れよ!」

俺は全速力で通路を進んだ。
操作しているのは陽菜だけどね。
1分ほど進んだところで正面に指令室が見えてきた。
その手前でドリームが倒れている。
奥で戦っているのはカズミンだ。
陽菜は構わず盾を構えて突き進んだ。
流れ弾は全て盾が止めてくれる。
そのままカズミンの横をすり抜け、指令室へと入った。
さあ最後の仕上げだ。
さて地球の最終ミッションは、クイズか、パズルか、計算か。
表示されたミッションは『どちらかのボタンを押せ!』というものだった。
前には赤と青のボタンが現れた。

和也「なんだこれ?」
陽菜「なんか嫌な予感もするね」
和也「まさか爆発はしないだろ」

俺は素早く赤いボタン押した。
俺達の優勝が決定した。
モニターは爆発による赤い光に包まれていた。

和也「嘘だろ‥‥」
陽菜「最後の最後で良かったね‥‥」

爆発は、その宙域にいる全てのプレイヤーを飲み込み破壊した。
つまり、モンゴル軍の全てと、日本軍の多くが此処で死亡する事になった。
ボタンを押した瞬間ゲームの勝敗は決していたわけで、この結果が何かに影響するという事はない。
言ってみれば『日本軍の優勝を爆発花火で運営が祝ってくれた』ようなものだ。
きっと、これで優勝が決まらない場合だったら、こんなミッションは出なかっただろう。
多分。
それは謎のままだが、なんにせよ俺達は優勝したのだった。

その後よく分からないままエンディングテーマらしきものが流れた。
それが終わると、爆発によって死亡となったプレイヤーも、日本軍の本拠地であるアルテミス要塞で復活していた。
当然降級している事もなかった。
俺のアバターは、大きなパーティー会場らしき所に立っていた。
どうやらここで、勝利を祝えという事だろう。
俺達は夜遅くまでそのままチャットを楽しんだ。

後日、優勝チームの日本軍プレイヤーによって、最優秀選手の投票があった。
俺は誰に投票しようかと悩んだ。
ジークは、色々なプレイヤーの意見を聞いて、元帥として文句のない働きだったと思う。
紫苑の発言は、常に正解であった。
美菜斗は、基本に忠実なお手本のような働きをした。
美鈴のあの戦い方は、決してマネのできない素晴らしいものだった。
サイファの艦隊を使った戦いは芸術的だった。
チサトの戦略やプレイングは、正に魔女と言うにふさわしいものだった。
5歳でトッププレイヤーを倒した直幸くんは、もうバケモンだよな。
最も強いプレイヤーは、多分月読命だったと思う。
その他、幼子先輩、えり先生、太郎くん、一生くん、ドリームにカズミン、天照皇大神に沖田艦長、誰が欠けても俺達は勝てていなかった。
誰に投票しても納得できる。
でも俺はやっぱり、陽菜に投票した。
逆に陽菜は俺に投票してくれた。
更に数日が経ち、いよいよMVPと各プレイヤーの賞金が発表される時がやってきた。
まずは国ごとの賞金が発表された。

和也「日本の賞金は50億中15億か。思ったよりも少ないな」
陽菜「沢山の国が参加していたからね。運営としては海外ユーザーを集めたい所だから、それなりに分けたいんだと思う」
和也「そらそうだな。で、個人はどんな感じになるんだろうなぁ」
陽菜「主に最終的な階級と、階級がカンストしてからのポイントで決まるって言ってたわね」
和也「俺は普通に上げられる最高階級の中将だから、それなりに貰えるかな」
陽菜「私はゲーム終了後に中将まで上がったけどそれだけだから、ポイント分かっちゃんより少なくなると思う」
和也「お、発表されたぞ。えーっと‥‥俺は‥‥1023万円だ!」
陽菜「私は801万円だって」
和也「ま、こんなもんか」
陽菜「でも高校生が1年半でこれだけ稼いだと考えれば多いよね」
和也「もう少し稼げても良かったと思うんだけどなぁ」

賞金総額50億なんていうから、正直もっと多く稼げる事を期待していた。
でも派手な活躍をした記憶も無いし、こんなものなんだろうなって思う。
俺は感情的には十分に満足していた。
それに何より、陽菜とこれだけ楽しめたのは最高の思い出にもなるし、何ものにも代えがたい経験だ。
今の俺は、この先何でもできるような気持ちになっていた。

和也「後はMVPだな。普通に考えたらジークとかになるのかねぇ」
陽菜「美菜斗さんも色々とやっていたし、やっぱりアライヴさんやカズミンさんの活躍も大きいんじゃないかなぁ」
和也「個人的にはチサトなんかも結構推すよ」
陽菜「戦略面で凄かったもんね。でも‥‥私は贔屓目無しにかっちゃんだと思うよ」
和也「いやいや、一旅団の隊長が選ばれるわけないっしょ!」
陽菜「そうかな。ほら、発表されるよ」

俺達は結果が表示されるモニターに注目した。
MVPは、なんと俺達だった。
俺だけじゃなく俺達。
そういえば、MVPは個人名だけでなく、機体名や艦船名でも投票できた。
つまり『スサノオ』に投票した人が多かったという事だろう。
俺達は抱き合って喜んだ。
賞金は2億円だった。

たかがゲーム、と思う人も多いだろう。
でも、野球だってサッカーだってゲームである。
プレイヤーが人々を魅了し、多くの人達に感動を与えられるのなら、テレビゲームも野球やサッカーも一緒なのだ。
俺がもしMVPに選ばれるにふさわしいプレイヤーだとしたら、この世界でやっていくのもきっとアリなのだと思う。
ただまだ俺達は若い。
この先どうするかはいずれじっくり考える事にしよう。
明日の夜は、カッチ旅団のメンバーが集まって祝勝会だ。
そして再来週には日本軍のみんなが集まる大祝勝会が、ジーク主催で行われる事になっている。
先の事は考えず、まずはその集まりを楽しみたいと思う。
月読命たちに会うのが本当に楽しみだ。


あとがき


今回の作品は、実は1年前に書き始めました。
※2020年12月頃
そんな中個人的な都合で一旦書くのを止めており、それを最近仕上げた感じです。
だからもしかしたら気持ちの面やキャラ設定なんかでズレが出てきているかもしれません。
ストーリーも、最初と違う方向に進みました。{苦笑}
主人公目線で書いているので、主人公になりきって書いているのですが、実際に話を進めていくと気持ちとか考えに決められたストーリーが合わなくなってくるんですよね。
主人公も成長していくわけで、目線も変わってきます。
伝えたかったテーマも、最後は少し違いました。
まあこのシリーズを書き始めた最初のテーマに戻った感じかもしれません。
本当は、今の日本の国防の在り方を考えるものにできればと思っていました。
所々でそれは入っているかと思いますが、メインじゃなくなってしまいましたね。
それでも、割と満足できる作品になったかと思います。

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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ドクダミ

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