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2017年2月25日【土】11時13分21秒
【(゚∀゚)】フリー写真館を狛犬画像室にリニューアルしました♪
2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
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秋華エントランス

第七話 出会いは再会

お金があることで、明日への不安が無くなった俺。
正確には、お金持ちの家に居候させてもらう事で、そして慰謝料とか言って小遣いまでわたされているからだけど。
未来ちゃんは、毎日の帰宅が不安なのだろう。
そして、それから逃れる為にやらなくてはならない事をする事も、不安で怖い。
きっと未来ちゃんは、先週辺りの俺と同じ、いや、俺以上に苦しんでいるはずだ。
今日は、ノートの力をかりない。
なんとなく、そうしたかったから。
 みかん「ノートに書けば、簡単解決間違いなしなのにさ。」
俺はノートに、いや、みかんに助けられたんだ。
だから、今度は俺が未来ちゃんを、自分の力で助けたい。
 みかん「格好つけたいだけなのさ。」
まあ、そうなんだろうな。
 みかん「だろうじゃなくて、そうなのさ。」
・・・
駅についた。
未来ちゃんがいた。
目があったけど、俺は昨日言っていたとおり、少し離れた位置に並ぶ。
今日もおそらく、昨日までと同じように、痴漢をしに来る人が現れる。
昨日帰った後、ネットで痴漢サイトと呼ばれる情報サイトを覗いた。
簡単に見つかると思っていなかったけど、あっさり見つけてしまったのだ。
未来ちゃんに関する情報を。
いつもこの時間のこの場所に乗る、セーラー服の子は楽勝だと書いてあった。
だからきっと、この時間を待っている人が、複数人いる可能性もある。
大量にいたら、みんなで囲ってなんて事もあり得るし、俺だけでは捕まえられるか。
電車が来た。
ドアが開く。
下車する人が降りると、俺は最後尾にならんでゆっくりと乗車する。
今日は未来ちゃんに隣接していない。
かろうじて視界に入る位置。
とりあえず俺は、未来ちゃんを見守るだけ。
ドアが閉まる前から、未来ちゃんの表情が変わった。
痴漢?誰だ?
俺は周りの人を見る。
二人か?
とにかくすでに痴漢行為を始めたようだ。
ドアが閉まる。
俺は心の中で、未来ちゃんを応援した。
頑張れ未来ちゃん、引くんだ。
防犯ブザーのスイッチを入れるんだ。
そう、昨日買い与えたのは、防犯ブザー。
ピンを引き抜くと、大きな音が鳴り響くやつ。
これをならせば、みんなの注目を集められるから、痴漢を止める事が可能だ。
頑張れ!頑張れ!勇気を出して!
俺は心の中で叫んだ。
ビーーーー!!!!
大きな音が、車内に鳴り響いた。
俺はすかさず声をかける。
 宗司「どうしました?痴漢ですか!!大丈夫ですか!!」
俺は大きな声で、未来ちゃんの方へと声を上げた。
俺の声をきっかけに、未来ちゃんの側にいた男二人が動揺する。
 宗司「逃げるなよ!」
俺は勇気を振り絞って言う。
こんな事を言って、キレられたら正直怖い。
相手は二人だし。
でも、未来ちゃんも、勇気を振り絞って防犯ブザーを鳴らしたんだ。
男の俺が頑張らないわけにはいかない。
 男1「な、なんだよ。」
う、キレてる?
俺を睨んできた。
俺も頑張ってにらみ返す。
足が震えて捕まえられないかも。
しかし、その近くにいた、サラリーマン風男と、体育会系のような学生が、その男と俺の間に体を入れて、痴漢男の腕をつかんだ。
次の駅で、俺と未来ちゃん、そして捕まった二人と、捕まえてくれた二人は、電車を降りた。
俺はすぐに駅員を捕まえて、痴漢した二人を差し出した。

後は警察が来て、いろいろ聞かれ、俺達は解放された。
時間も遅くなっていたので、俺は未来ちゃんを送る為に、一緒に電車に揺られる。
 宗司「頑張ったな。」
今日初めて、未来ちゃんとゆっくり話していた。
 未来「あ、ありがと、です。宗司さんが、い、いてくれるから、できました。」
 宗司「そっか。」
怖い事って、なかなか出来ないけど、見守ってくれる人、もしもの時に助けてくれる人がいれば、結構できたりするもんなんだよな。
なんだか嬉しかった。
結局、犯人に少しでも痴漢をさせてしまい、未来ちゃんが嫌な思いをした事には、罪悪感が無いわけではなかったが。
痴漢は、現行犯じゃなきゃ、捕まえられない。
なんだか理不尽に思った。
しばらく電車にゆられてから、俺達は電車を降りた。
ん?
駅を出てから、どっかで見た事ある景色だなと思った。
俺は振り返って駅を見た。
・・・
桜町駅・・・
 宗司「昔住んでた町?・・・」
 未来「えっ?今まで、き、気がついて、無かった、んですか?」
・・・
あれ?
この言い方、俺の事知ってるのかな?
俺は、脳内メモリを引っ張り出した。
双葉未来、双葉未来、双葉未来・・・
 宗司「あっ!」
 みかん「あっ!じゃねぇよ。」
小学生時代、近所に住んでた、未来ちゃん?
ええーーー!!!
 宗司「もしかして、未来ちゃん、俺の事覚えてたの?」
 みかん「私は無視かい!」
 未来「う、うん。最初、見た時から、たぶんそうかと・・・」
なんとまあ、奇跡的な再開だこと。
こうして俺達は、久しぶりの再会を果たした後、再び友達という名のつながりを復活させる事となった。
 みかん「って、今日はまだ終わってないのだ!!」
そのようだ。
 未来「ところで、こ、この、ちっちゃな魔法使いさんは、いったい・・・」
 宗司「み、見えるの?」
 みかん「ひゃっほ~い!!嬉しいのさ!」
どうやら俺達の再びの出会いは、必然だったらしい。
こうして、マジで今日の日は終わりを告げるのだった。
ああ、ちなみに痴漢サイトでは、今日二人が捕まった事が書かれていた。
他にもまだ、痴漢をしようとしていた人がいたようだ。
でも、これを書いてくれたおかげで、もう未来ちゃんが、同じところで痴漢にあう事はないだろう。
良かった良かった。
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