★ 

インデックス

 ★
★ 

ネット小説

 ★

適当に書いた小説をアップしていきます♪

 RSS XML
  • 玄関口
  • 占い診断
  • 萌え辞典
  • オタク遊戯
  • FREECGI
  • NEW秋華
  • 随筆&詩
  • タイトル
--☆INFORMATION☆--
2017年2月25日【土】11時13分21秒
【(゚∀゚)】フリー写真館を狛犬画像室にリニューアルしました♪
2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
【(*´ω`*)】現在エッセイ&詩以外の更新は休止しています。
2013年1月7日【月】18時48分51秒
【(*´∇`*)】サイトをリニューアルしました。他も徐々に変更中です‥‥
--☆HOTLINK NOW☆--
【Kindle】電子書籍販売★秋華★
【楽天kobo】電子書籍販売★秋華★
【パブー】電子書籍販売★秋華★
秋華エントランス

第十七話 絶望と希望

一夜明けて、姫にはもう、魔女ッ子に関する記憶は残っていないだろう。
それにしても、昨日は驚きだった。
カズオの最有力候補が、財界のトップと、政界トップの孫なんだから。
どちらがカズオでも、なんとなく納得がいく。
いや、しかし待てよ?
そんな権力者が、更に上が欲しいか?
いや、前総理を殺した事から、美奈斗さんは凄く怪しい。
自分のおじいさんを総理にする為だと考えれば、動機は十分。
しかし、そんな事の為に殺人するか?
桜井豊なら、どうせ待っていれば、いずれは総理になっただろう。
わからねぇ。
一応、それ以外にも声をかけてきた人を、覚えている限り聞いておいが、どれもピンとこない。
豊内自動車の社長の息子、豊内孝。
衆議院議員で、与党自々党の山下辰巳。
ベンチャー企業ネットバリューサイトの副社長 野呂誠。
どれもナンパ目的に見える。
しかし、この5人の中の関係者を含めれば、おそらくカズオが存在するような気がする。
とりあえず俺は、いつもの日課を実行する事にする。
昨日は夜も遅かったから、自分の未来日記は更新していない。
未来日記に繋いだ。
「逃げる事ができたか。しかし、もうまもなく、魔女を持つお前を消せる。」
未来日記の最後に、そう書かれていた。
俺は震えた。
心臓がドキドキした。
どこまでばれているんだろう。
不安だ。
こんな事を面と向かって言われたら、それがかりに確信を持たずに言われた事だとしても、俺の動揺から、俺が魔女を持つものだとばれるだろう。
ネットでよかった。
俺はブラウザをとじた。
昨日の参加者は、1000人ほどだと聞いていた。
その参加者の関係者に、俺が存在する事は、最低限ばれただろう。
きっとこの後、ひとりずつ探りを入れるに違いない。
そして、いずればれる。
それはそう遠くないだろう。
何故なら、カズオ自らそれぞれの家を訪れれば、会えない俺達は必ず拒絶しあう。
それが起こった場所にこそ、俺がいるのだから。
実家に戻るか?
いや、華ちゃんと未来ちゃんがいる限り、それはできない。
なるべく時間切れ勝利が良かったが、もうこれで完全に不可能になったな。
それは、俺がカズオを殺さなければならないという事でもある。
俺が先に見つけて、警察になんとかしてもらう手も、先に見つける事もさることながら、警察にどうこうできるカズオではないだろう。
俺は平静ではいられなかった。
今日の夜の日記に、俺は一か八かで、カズオだと怪しまれる人物の名前を書いた。
昨日聞いた5人に、後5人、俺が動機をでっち上げることができそうな人物の名前を。
こんな事を書いたら、関係無い人にも迷惑がかかるが、俺は怖くて焦っていた。
しかし次の日、これがきっかけで急展開する事となる。

翌日、夜のニュース番組では、俺が名前を記した人物の何人かがテレビ出演してた。
新未来日記に名前が出た事を聞かれている。
俺のサイト、新未来日記も、かなりの影響力を持っている事がわかる。
正直、関係ない人も呼ばれている訳で罪悪感も有るが、命に関わる事なので仕方がない。
そして夜には、ネットバリューサイトの社長春野あやめが、色々な人から責められていた。
 テレビの人A「最近、子会社のネットバリューサイト証券が、未来日記の予告どおりに株取引を行い、かなりの利益をだしている件が怪しまれていますが。」
 あやめ「私は、あのサイトを前から見ていましたから、参考にしていた事は否定しません。」
 テレビの人A「では、あなたが未来日記管理者では無いと?」
 あやめ「当たり前です。」
少し怒っているようだ。
しかし未来日記を参考にして、株取引で儲けたとなると、怪しまれるのも無理はない。
今から俺がテレビ局に行って、拒絶反応がでるかどうか試せれば、この人がカズオなのかどうかがわかる。
いくか?
ダメだ。
あまりにも危険すぎる。
それに、俺はこの人がカズオだとは思えない。
何故なら、そんなあからさまに、証拠になりそうな事をするのかって事。
そしてもうひとつ、パーティの出席者名簿には、名前が無かった事。
俺が怪しいと思って書いたのは、副社長の方だ。
もしかしたら、会場には来ていたかもしれないが。
俺は立ち上がり、姫の部屋へと向かった。
部屋の前につくと、俺は一息ついてから軽くドアをノックした。
 姫「はい。どうぞ。」
俺は姫の部屋に入った。
 宗司「ちょっとだけ聞きたい事があるんだけど、いいかな?」
 姫「いいよ。座ったら?」
 宗司「いや、すぐだから。」
姫は暇をもてあましていたのか、少し残念そうだった。
 姫「で、なにかな?」
 宗司「パーティに、春野あやめさんて、来てたかな?」
 姫「ああ、あの奇麗な人・・・もしかして・・・」
 宗司「いや、今テレビに出てたから、ちょっと気になっただけで・・・」
俺は何いいわけしているんだろう?
 姫「来てたと思うけど。チラッと見た気がしたから。」
えっ?
来ていた?
名簿にないのに?
いや、用心して書いてなかったのか?
 姫「どうかしたの?」
 宗司「いや、ありがとう。じゃあ戻るよ。おやすみ。」
 姫「おやすみ。」
俺は姫の部屋を出た。
もし、あのあやめさんが、不用意に動いてしまっていたなら、これはかなり可能性がある。
しかし、俺は前に否定していたはずだ。
株取引はフェイクだと。
俺は、ずっとテレビをみていた。 
今度は違うテレビ局に呼ばれていた。
 宗司「やっぱり違う気がするんだけど。」
 みかん「まあ、魔女ッ子は見えないし、わからないのさ。」
 宗司「みかんだけがテレビ局に行っても、意味ないよな。」
 みかん「見えないから、なんとも言えないのさ。」
・・・
それ使えないか?
見えないんだから、あやめさんの自宅に忍び込んで、魔女ッ子と話すところを見れれば。
まあ、独り言に見えるんだけど。
 みかん「おお!それなら調べられるのさ。」
 宗司「よし、それでい・・・」
俺はそれでいこうと言おうとした。
でも、それは必要無かった。
テレビに出ているあやめさん。
何も無い、肩の辺りに話しかけるそぶり。
そして、丁度俺がみかんをなでるような感じで、その辺りを指が行き来していた。
 みかん「間違いないのさ。」
 宗司「だな。」
間違いない。
春野あやめが、カズオだ。
俺は確信した。
 宗司「まさかカズオが女性だったとはな。」
俺は一縷の望みを警察にたくし、新未来日記に、「未来日記管理者は、春野あやめ。」と書いて、俺は眠りについた。
【<┃】 【┃┃】 【┃>】
このエントリーをはてなブックマークに追加
ドクダミ
Ver.5.00 CGIフリー配布サイト