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魔法携帯電話と拳銃の完成?

 私がリーダーになって一週間が過ぎた。
 楽浪と遼東の間に、何かしら動きがあるものだと思っていたが、特に変化はなかった。
 たかだか一介の学生には、情報も何も入ってはこないし、なんとなく納得できない日々を過ごしていた。
 そんな中でも、私はアイテム製造と、それのテストに励んでいた。
「よし、魔法反射の盾と、コントロールダガーは、コレで使えるな。コントロールシールドとの併用は難しいが、このブローチの助力があれば、最高で十二までいける」
 今までなら、歌琥にだけ手伝ってもらっていたが、私はリーダーになった事を機に、全ての部隊メンバーに多くを話して、みんなに手伝ってもらっていた。
 リーダーとして作戦を立てるには、全てのメンバーの能力をしっかり把握しなければならない。
 だけど、自分の能力は話さないで、みんなの能力だけ聞くのも道理に反する。
 それに、みんなに知っておいてもらった方が、よりみんなの意見を聞けるからね。
 当然、それぞれの能力に関しては他言無用だし、話す事は強制ではない。
「それにしても、あの時の魔法反射の盾を、こんな形で使うとはね」
 歌琥の言う通り、前に罵蝶が真っ二つにした魔法反射の盾を、私は持ち帰っていた。
 任務中に手に入れたアイテムは、一応学園長へと提出しなければならないが、壊れているものに関してはその限りではない。
 まあ私の場合、先日の任務で手に入れた、今胸につけてあるこのブローチのように、欲しいものはそう言って貰うのだけれどね。
 ちなみに今は、ブローチからの魔力の糸は、もう出てはいない。
 別の用途に、私の意思で操作できるように改造していた。
「では次は、コレをためそう」
 そう言って私は皆に、異世界で言う「携帯電話」のような物を渡した。
 近くでの実験では、通話も呼び出しも既に上手くいっている。
 これはお互いの携帯電話より、超微量の魔力を発信し続けて会話を可能とするものだが、どちらかと言えば、トランシーバーみたいなものかもしれない。
 基地局は存在せず、それぞれの携帯電話を経由させる。
 操作キーも、〇から九までの数字と、送信ボタンと可否ボタンしかない。
 みんなが遠くまで離れた事を確認すると、私は試しに話してみた。
「聞こえるか?」
「すごい!聞こえるよ!」
 砂浜の向こう、既に見えなくなるところまで罵蝶は離れていたが、どうやら会話できるようだ。
「では、私の携帯電話の魔宝石を取り外してみるから、罵蝶と歌琥が話せるか試してみてくれ」
 そう言って私は、携帯電話に取りつけてある、魔宝石を取り外した。
 魔宝石とは、永久に魔力を放出する事ができる宝石である。
 強い魔力を持ったものは、超高値で取引される貴重なものだが、私が使っているのは、一番安いやつだ。
 それでも、携帯電話を動かすには、十分な魔力を得る事ができた。
 しばらくして、再び魔宝石を携帯電話にはめ込んだ。
「どうだ?喋れたか?」
「喋れたぞ。これはいい。先週のような事があっても、お互い連絡がとれるし、連携もできる」
 歌琥の言う通り、先週のあの任務の時にこれがあれば、違った結果になったかもしれない。
 でもこれが完成したのは、あのブローチの追跡魔法を参考にできたからだ。
 先ほどやっていた実験、盾やダガーのコントロールもそうだ。
 魔法反射の盾を更に二つに切り、四つの小さな魔法反射の盾と、通常の小さな盾を四つ、そしてダガーを四本、遠隔コントロールする魔法。
 本来、物を自由に動かすには、コントロールの魔法が存在する。
 私には、それをするには魔力が足りないし、マスターするにも時間がかかるだろう。
 そこで考えたのが、動くアイテムを作り、超微量の魔力でコントロールする事。
 コントロールアイテムも、携帯電話も、どちらも魔法で電波のようなものを作り出せるようになった事で、製造可能となったアイテムと言えるだろう。
 まあ、自動で動くダガーや盾は、以前から既に完成はしていたけれどね。
 もし前回の任務で、愁癒がついてきてくれなければ、その盾を使用するつもりだった。
「ふぅ~凄いよ。まさか凰印が、これほどのブラックスミスだとは知らなかったよ」
 ようやく香那が戻ってきた。
 なんだか私をブラックスミスと言ったように聞こえたが、そんな大それたものではない。
 だけど、そこを目指すのも良いかなと思った。
 私は、みんなが戻ってきたのを確認してから伝えた。
「ではみんな、それを今後、常に携帯しておいてくれ」
「了解!」
 みんなは携帯電話をポケットにしまった。
 ちなみに、今みんなは、先日採用した戦闘服を着ていた。
 女性用が一着足りなかったので、罵蝶は男性用の学ランだが、意外に似合っていた。
「さて、後は拳銃の実験だな」
 これは、先日歌琥と一緒に実験して、一度失敗している物だ。
 だけど、今日は結構自信があった。
「よし、せっかくみんないるんだし、みんなの魔力を重ねてみるか」
 歌琥の提案は、強力な魔法の盾を作って、貫けるか試そうって事だ。
 それに今日は、香那がいる。
 絶対魔法防御に対しても、一度試しておきたいと思っていた。
「では、海の方向に、歌琥、愁癒、兎琴は魔法の盾を共同で展開してくれ。香那はその前に、絶対魔法防御、できるか?」
 絶対魔法防御は、魔法を完全に止める事のできる魔法だ。
 だから物理攻撃である拳銃なら、貫けるとは思っている。
 だけど、物理的にもかなりの抵抗があると聞いているので、一応試しておきたかった。
 ただこの魔法は、かなりの魔力を必要とするものだ。
 だから一応、香那には確認をとった。
「大丈夫だよ。でも一体何するのよ?」
「まあそれは、見てのお楽しみ」
 香那は一つ息を吐いた後、海の方向に、絶対魔法防御を展開した。
 続いてその後ろに、歌琥、愁癒、兎琴の魔法の盾が展開される。
 私は狙いをつけた。
 今回も一応、手を中心に身体強化する。
 左足を後ろに下げて、体が吹き飛ばされないように固定。
 そして私は、トリガーを引いた。
 辺りに、大きな爆発音が響いた。
 拳銃から発射された弾丸は、一瞬にして魔法の盾まで貫いていた。
「凄い・・・」
 愁癒の顔には、驚きの中にも、笑みがあった。
 他のみんなも、それぞれに驚きのコメントを発していた。
 だが、威力は申し分ないのだが、狙いはかなりずれていた。
「とは言っても、学園の鍛冶場の技術や私の能力では、精密さに欠けるからね。狙いがかなりずれている。まあ今回は、拳銃が壊れなかっただけマシだけど」
 やはり、弾丸の大きさを完全に統一できないのがいたい。
 目で見て大きさの違いは分かりにくいが、銃身や銃口を、弾丸の誤差の一番大きなところに合わせていては、誤差の一番小さい弾丸では使いものにならない。
 私は、弾薬が装填されている弾倉を取り外し、銃口から中を覗いた。
 目視で確認できるズレはない。
 さて、どうしたものか。
「凰印、少しそれを見せてくれないか?」
 そう言いながら、愁癒が手を差し出してきた。
 私は愁癒に、弾倉は外したまま拳銃を渡した。
 愁癒はそれらをじっくり見ると、その構造を理解したようだ。
「なるほど。面白いね。で、凰印は今、この拳銃とやらに命中精度を求めているのだよね?」
「ああ・・・」
「では、魔法でその辺り補助すればどうだ?」
 愁癒の考えは、私も既に考えていた。
 だが、発射のタイミングまで、魔力を敵に悟られないようにしたい。
 先ほどまでやっていた電波を飛ばす魔法程度なら、ほぼ相手に悟られる事もないが、銃身と弾丸の隙間を埋めるとなるど、それなりに魔力が必要だろう。
 撃つタイミングの一瞬に限定するにしても、魔力操作の繊細さと、一瞬に魔力を発する器用さを必要とする。
 訓練すれば私には可能だろうが、戦闘中に常にそれができるかと言えば、不安だらけだ。
「それはかなり難しいんじゃないかな?」
 私の否定に、愁癒は少し笑顔を見せてからこたえた。
「いや、凰印なら簡単だろう。魔宝石を使って、これだけ色々できるのだから」
 確かに、言われてみればそうだ。
 魔力をなるべく使わない事を考えるあまり、簡単な方法を見落としていた。
 ハンマーの動きに連動して魔力を発動し、一瞬だけ銃身内を弾丸の大きさに合わせて魔力コーティング。
 もしくは、魔力による銃身を伸ばす手もある。
 それならついでに、薬きょうの排出も連動してできるな。
「ははは。愁癒ありがとう。次のテストでは完成したものを見せられそうだ」
 愁癒は満面の笑みをうかべた。
 その笑顔に私は、なんとも言えない安らぎのようなものを感じた。
 もしかしたら私は、この愁癒を好きになりつつあるのかもしれない。
 そう思った。
 私はこの後、自分の魔力を使って、銃身内のコーティングを試した。
 見事に弾丸はまっすぐに飛んだ。
「よし、では次は・・・三日後にテストするから、またみんな手伝ってくれ」
 私は皆にそう伝えたが、次に拳銃を使うのが、テストではなく実戦になるとは、この時の私には知る由もなかった。
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ドクダミ

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