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俺たちの秘密

今日俺は、領主の屋敷へと来ていた。
魔法研究に行き詰っていたので、色々と本を読ませてもらう為、屋敷の図書室を使わせてもらっていた。
そしたらそこで気になる本を見つけた。
タイトルは『バーサーカーとは』というものだった。
バーサーカーといえば朝里ちゃんである。
俺は追記されていた記憶と、転生前のゲームの記憶から多少バーサーカーについては理解していたが、詳しい事は知らない。
バーサクをコントロールできるようになっているとは思うが、今後何かあった時の為に知っておくのもいいだろう。
俺は本を読み進めた。
「世界を創造した神は、人々の中に天使の種を植え付ける。それは五年から十五年で天使になり、人間の体から出て天界へと帰る」
こんな話は聞いた事がない。
おそらくこの世界ではそうなのか、それともそう考えられているという話なのだろう。
「天使が抜けた人間は死ぬ‥‥」
えっ?
マジで?
という事はもしかして、朝里ちゃんは一度死んでいるという事になるのだろうか。
「しかし軍神オーディンの加護が得られた者のみ、バーサーカーとして新たな生を受ける事になる」
つまり朝里ちゃんは、軍神オーディンに選ばれ生き返ったのか。
そう考えると、バーサーカーは結構尊い存在に感じるな。
「その加護は、ほんの少しの魔力と、戦場で相手を倒す為の意思」
命が与えられたというのは良いが、大して大きくはない加護だ。
朝里ちゃんは元々大きな魔力を持っていたという事だろう。
あの魔力がほんの少しの加護だとしたら、バーサーカー恐るべしだ。
「しかしそれは、弱き人間にとってはマイナスにしかならず、多くのバーサーカーは、生まれてからすぐに再び死ぬ事になる」
朝里ちゃんは生きているから、これには当てはまらなかったのだろう。
おそらくこの能力が悪い方向に働いて、例えば戦争で死にやすくなったり、恐怖されて殺されたり、そういう事が起こりやすくなるという話に感じる。
実際朝里ちゃんは、陽之海王子を殺しかけて、罪人となりかけた。
王子殺しは当然死刑だったろう。
魔力の弱い人がバーサーカーになったら、力も無いのに強者に向かって行く事もあり得る。
その辺り総合して考えると、やっぱり朝里ちゃんは既に死ぬ可能性を乗り越えたように思えるな。
俺は少し安心した。
ただ、読み進めて行った最後に書かれていた事が俺は気になった。
「魔力が強いバーサーカーは、神をも超える存在になり得る、かもしれない‥‥」
なんだよこの終わり方。
信じるも信じないもあなた次第、みたいにスッキリしねぇ!
かもしれないってなんだよ。
しかし後日、この答えが明らかになるのだった。

数日が経ったある日、ギルドではミケの成長が話題になっていた。
「他の猫魔獣の子供はもう大人になってるよな」
「猫魔獣は成長が早いのだ!数ヶ月で大人になるのだ!」
そういうミケだが、ミケ自身は全く成長していなかった。
「ミケちゃん‥‥大きくならない‥‥私と‥‥一緒‥‥」
「ホントなのだ!嬢ちゃんもナカーマなのだ!」
そういえば嬢ちゃんも大概小さいよな。
あまりに大きく禍々しい魔力を最初に見せられたから、どこかそういうものだとか思っちゃったけど、どう見ても十八歳には見えない。
身長は百四十五センチくらいだし、十歳から十二歳くらいの平均身長だったかと思う。
「嬢ちゃんはいつから今くらいの身長だったんだ?今でも大きくなってたりするのか?」
俺は単純に疑問だった。
「私は‥‥多分‥‥十一歳くらいから‥‥変わってない」
やっぱりそうなのか。
なんかのアニメの設定で見た事がある。
魔力の大きな人は年を取らず不老不死なるとかね。
魔力は生命エネルギーだから、それがあふれていると細胞が劣化しないのだ。
この世界にそういう話があるのかどうかは知らないが、嬢ちゃんを見ていたら可能性は考えられた。
「なんの話をしておるのじゃ?」
俺たちが話している所へ、いきなり卑弥呼が話しかけてきた。
「どうしたんだ卑弥呼。ギルドに来るなんて珍しいじゃないか。つかここスタッフ以外立ち入り禁止だぜ?」
「固い事いうな。それにわしは一応このギルドの出資者でもあるからの。問題はない」
「えっ?そうなの?」
これは知らなかった。
ずっと姐さんの個人経営だと思っていたけど、ギルドは株式会社というかそんな感じなのかもしれない。
「で、なんの話をしておったんじゃ?」
そう聞いてくる卑弥呼だったが、俺はなんとなく聞こえていたんじゃないだろうかと思った。
まあどうでもいいことなんだけどね。
「いやね、ミケも嬢ちゃんもなんか成長しないなーって話してたんだよ。嬢ちゃんなんて十八歳でこの見た目だろ?どう見ても萌豚狙い、もとい、ロリコン狙いのキャラだなって思って」
言い直したけど、あまり変わらなかった。
「萌豚狙いとかロリコン狙いとかよく分からんが、それは多分わしと同じだろうて。ちなみに南や朝里も同じだと思うぞ?」
「えっ?卑弥呼も?俺も同じ?」
「わたくしもですか?」
冒険者の受付を終え、バックルールに戻ってきた朝里も話に入ってきた。
「ああ。この世界には、何百年も生きた魔女がおるとか、そういう話があるのは知っておるな?」
「まあ本では読んだし、聞かされた事もあるな」
「うん‥‥知ってる‥‥なんとかかんとかっていう‥‥魔女の人とか‥‥ほにゃららな‥‥戦士とか‥‥」
嬢ちゃん、全然それ知ってないと思う。
名前全然出てきてないよ。
「それが誰の話かは分からんが、確かにおるんじゃ。その一人がわしじゃ」
そういう事になるわな。
自分もその内の一人だって云ってたし。
「わしは目立たないよう裏の仕事をしつつ生きてきて、もうかれこれ千七百年じゃ」
「がっちょーん!」
やべ、驚き過ぎてわけわからない驚き方をしてしまった。
「ははは!お兄ちゃん面白いのだ!なんなのだ?それ?」
「いやミケ、気にしないでくれ」
つか千七百年って云いました?
そりゃ神話に出てくるような神様クラスならそういう話もあるかもだけど、この世界ってそんな感じなの?
「とは言っても、決して不死というわけではないぞ?不老なだけじゃがな」
なんだか分からないけど、そういう風な人がいる世界なのか。
よくアニメやなんかでは、不老不死で死ねなくて辛いとかって話があるけれど、とりあえず不老だけなら深く考える必要はないのかも。
でもさ、このままだとミケは当然猫魔獣の子供を残す事はできないんだろうな。
どうやって繁殖しているのか分からんけど、それはちょっと寂しいかも。
嬢ちゃんは‥‥
多分マニアックな人がこの世界にもいるだろう。
これはこれで可愛いしね。
うん、可愛い可愛い。
「なんで‥‥そう‥‥なった?」
「わたくしも気になりますね。でしたらわたくしは何時から不老になったのかしら」
朝里ちゃんの言葉で俺はハッと思い出した。
バーサーカーは一度死んでいる。
もしも不老というとんでもな事が人に起こるとしたら、それ相応の何か大きな出来事があったのではないだろうか。
俺も、ミケも、死んで生まれ変わっているわけで、俺達も同じだというのなら、その可能性はかなり高いように思う。
「理由はハッキリとは分からんな。ただ、そういう人たちに共通している事があるとしたら、かなり大きな魔力を持っていたという事くらいじゃ」
もしかしたらそれかもしれない。
「俺、ちょっと思い当たる事があるんだけど、もしかしたら、生まれ変わったりした人が、強い魔力を持っていたら不老になるんじゃないだろうか」
「それは‥‥つまり‥‥南ちゃんは‥‥生まれ変わった‥‥の?」
「ミケと出会った時の事を覚えているか?ミケがダンプカーがどうとか云ってただろ。それに俺をいきなりお兄ちゃんって呼んだのは、実は生まれ変わる前の世界でミケとは知り合いだったんだよ」
俺は今まで誰にも話してこなかった転生の事を、今皆に話した。
特に話さないようにしていたわけでは無かったが、きっかけがなかったのだ。
本当なら秘密にするべき話なのかもしれない。
でもいい機会なので話してしまおうと思った。
「俺とミケは、実は魔法とかそういうのが無い世界から来たんだ」
俺にとっては一大告白だった。
普通は信じられないだろう。
頭のおかしな人と思われるかもしれない。
しかし俺の決死の告白は、すぐに台無しになった。
「わしもそうじゃぞ?わしの住んでた世界も魔法なんてなかったのぉ。おぬしらはどうじゃ?」
卑弥呼軽!
俺の不安を返せ!
あれ?
不安はいらないよな。
「私は‥‥よく分からない‥‥十一歳以前の記憶が‥‥ハッキリしない‥‥でもその時から‥‥私の魔力が‥‥大きく怖く‥‥なった」
「わたくしはどうなんでしょう。生まれ変わった記憶はないですね」
「いや、朝里ちゃんは生まれ変わっているよ。バーサーカーの事について、先日本で読んだんだけど、一度死んでる人がなるもんなんだって」
皆で顔を見合わせて、なんとなく笑いたくなった。
「ははは‥‥嬢ちゃんもきっとそうだな。記憶が無くなるような死に方をしたか、生まれ変わったから記憶がなくなったか」
「その可能性はたかそうじゃのぉ」
「でも卑弥呼、どうして俺や朝里ちゃんも同じだって分かったんだ?」
そこが少し疑問だった。
俺には不老の人間を見極められない。
そこには理由があると考えられた。
「しらん!なんとなく分かるのじゃ。多分わしの能力じゃろうな。そして何故かそういう人たちを集めなければならないような気がしてな。だからこのギルドに集めておったのじゃ」
「えっ?つまり俺や嬢ちゃん、朝里ちゃんがこのギルドで働いているのは、偶然ではなかったって事か」
なんてこった。
そりゃチートな冒険者ギルドができあがるわけだ。
「ミケについては偶々じゃがな。まさか猫魔獣にまでおるとは思わなんだぞ」
猫魔獣を受け入れる領主とか、正直あの時は助かったけど、そういう理由があったのね。
しかしみんなえらく軽く話をしているが、不老ってヤバくねぇか?
俺がもしもそうだとしても、今の姿のままって事でしょ?
大きな問題はない。
ずっと変わらない問題はあるだろうが、マスクして白髪にでも染めれば、ごまかしは利くだろう。
まあいざとなれば、どうやって生きていくかは先輩の卑弥呼に聞けばいい。
俺はなんとなく昨日よりもこのメンバーが近くに感じられ、少し嬉しい気持ちが大きかった。
つかみんな。
こんなビックリ情報を聞いたのに変化なさすぎ。
それもまたこの面子の良い所なんだけどね。
何時まで生きる事になるかは分からないが、みんなとなら楽しくやっていけそうな気がした。
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ドクダミ

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