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上杉南の日常

此処はファンタジーな世界、大和王国のとある町『セカラシカ』。
そのセカラシカの町にある冒険者ギルド、セカラシカギルドで、今日も俺は雑用係兼ボディーガードとして働いていた。
働き始めて既に四ヶ月、最近はボディーガードとしての仕事はメッキリ減ってきている。
飛騨王国が攻めてきたあの戦い以降、益々町は良い方向へと変わり、治安が良くなって俺の出番はもうほとんどなくなったのだ。
だから最近はギルドの隣にできた道場で、午前中は剣術、武術、魔術についての修行をする毎日だった。
この道場は、時東朝里ちゃんの両親が師範を務めていて、俺の出資によってできた。
両親の名前は上杉剣心と上杉朝美。
朝里ちゃんと苗字が違うのは、二人とも一度死んで生まれ変わった、という事になっているからだ。
我が大和王国では二人とも罪人であり、この世界には終身雇用の原則もある事から、時東のままでは生きてはいけなかったからね。
だからわざわざ俺は一度この二人の命を奪ったのだ。
いや、あの状況ではそうするしか仕方がなかったんだけど。
その後すぐに蘇生魔法で復活させたわけだが、死んだことは嘘ではない。
そんなわけで苗字を変えて再出発という事になった。

ギルドの方も少し変化があった。
勇者信長がギルドの客寄せパンダ、もとい、受付係として俺の同僚となった。
何故俺だけが雑用係なのか納得はいかないが、まあ一応後輩だ。
勇者は既に大陸中に名前の売れた有名人だったので、わざわざ会いに来る冒険者も多かった。
冒険者にとっては勇者が憧れの存在なんだよね。
勇者に認めてもらいたいと思う者がこの町に集まるのは必然で、ギルドの経営状況も大きく改善されていた。
だからギルドは忙しく、でも雑用係兼ボディーガードの俺は暇というわけで、俺は今日も道場に通うのだった。

「よろしくおねがいしまーっす!」
「ふっふっふ‥‥この時だけはお前をいたぶれる‥‥覚悟しろ!」
「いやマジやめてー!」
この剣心野郎、未だに殺された事を根に持ちやがって、そんなに負けた事が悔しいのか!
蘇生の際、この道場の師範である剣心先生と朝美先生には、俺に対する従属の魔法がかけられた。
これは俺の蘇生魔法の付属効果である。
もちろん解除は可能なのだが、朝里ちゃんは解除を求めなかった。
「別にそのままでもいいですよ。わたくしは父と母、二人といられればそれでいいですから」
そんな風に言いながら、『解除とかしてやるんじゃねぇぞ?ああ?』みたいな目で俺を見ていたので、解除しようにもできなかったと言った方が正しいだろう。
そんなわけで、この剣心先生が俺に偉そうに振る舞えるのは稽古の時だけであり、その時だけは立場が逆転していた。
というか『二人といられれば』とか云いながら、朝里ちゃんの住まいは未だに俺の部屋の隣なんだよな。
剣心先生と朝美先生は、道場の二階に住んでいる。
隣だからほとんど一緒と言えば一緒だけど、道場に行かない限りは、そんなに顔を合わせる事もないはずだ。
もう社会に出て働いているのだから、親と一緒よりも良いのかな。
俺も今更両親と一緒に暮らしたいとは思わないが、幸せに生きていて欲しいという感情はある。
きっとそういう事なのだと俺は勝手に納得していた。

さて道場に通い出しての俺なのだが、相変わらず剣術は全く成長しなかった。
基本的な動きを理解はできたが、自分でやるとなると簡単では無かった。
おそらく俺には全く才能かないのだろう。
それでも相手の動きが分かるようになるので、そういう意味で練習は続けていた。
武術の方もそんなに上達は見られなかったが、今までの戦闘経験もあり、多少上達はあった。
基本的な動きはマスターしたし、まだもう少し伸びしろはありそうだった。
最も上達したのは、やはり魔法技術だった。
先生は朝美さんだし、女性に教えられているという辺りもやる気ポイントが高かったのだろう。
魔法コントロール、魔力コントロール、どちらも信じられないくらいに上達していた。
魔法コントロールというのは、魔法の正確さや操作技術だ。
命中率アップだったり、発動速度だったり、魔法速度にも影響する。
物体を魔法によってコントロールする事なども含まれる。
嬢ちゃんが家を魔改造していたが、ああいった事も魔法コントロール技術が高ければできるようになる。
続いて魔力コントロールだが、この能力が高くなれば、一つは魔力効率を高める事が出来る。
しかしこれは元々高い技術を持っていたようで、ほとんど無駄の無かった俺に変化はなかった。
もう一つは、魔力を高める事ができるようになる。
この技が飛躍的に向上した事で、俺の魔力量は今では転生時の倍以上になっていた。
つまり転生時のレベルで言えば、俺は既に百レベルを超えていると言えるのだろう。
魔力が高まった事により、俺の防御力は益々堅くなり、達人クラスの攻撃もほとんどダメージを受けなくなっている。
コロニーレーザーも進化を遂げていた。
魔力を抑える事もできるようになったので、小さなものから大きなものまで自由自在に使えるようにもなった。
更に大きくもできるし、小さなコロニーを沢山召喚して遠隔攻撃も可能。
これは戦いの幅を広げるのに役立つと思う。
そんな感じで、俺は無駄に成長していた。
雑用係の仕事は、魔法スクロールの作成だけになりつつあるのにね。

道場での稽古を終えると、一旦ギルドに戻ってから、そのスクロール作成に移る。
スクロールは、最近勇者が受付をするようになって売れ行きは良くなっている。
そのおかげもあるのだろうが、ギルドの売り上げは以前の倍以上になり、姐さんは大喜びだ。
「いやぁ、信長さんのおかげで、本当に助かってるわぁ」
「俺などまだまだです。自分は世界一強いとうぬぼれていた時期もありましたが、此処へ来て自分の弱さを痛感させられました」
「そんな事どうでもいいのよぉ~!あなたはもうギルド職員。売り上げが伸ばせるかどうかが大切なんだから」
「そ、そうですか‥‥」
勇者が同僚になってから、何やら少しおかしな事になっている人もいた。
ギルド経営が良くなって、姐さんは毎日勇者にべったりになった。
この先、勇者が真の勇者になるか見ものだな。
俺は心の中で笑いが止まらなかった。
さて、スクロールが売れていると云う事は、俺のスクロール作成の仕事も忙しくなってきているわけだが、逆に作成技術の向上もあり、最近はもっぱら研究時間の方が多くなっている。
となるとまたそれがスクロール作成に生かされたりするわけで、俺は全ての属性でドラゴンクラスまでスクロールが作れるようになっていた。
つまり俺自身、そこまでの汎用魔法は全て使えるという事である。
それ以上は、標準搭載れていた魔法がいくつか使える感じだが、それらをスクロールに描く事はまだできていない。
具体的に言うと、コロニーレーザー、イキナリ、|蘇生《リザレクション》はスクロール化できていなかった。
とは言え、魔法コントロールや魔力コントロールのレベルアップは、こちらにもいい影響を与えていた。
以前よりは少しずつ可能性が見えてはきていた。
最近は、魔法書を作るのにも挑戦してみようかと考えている。
スクロールは、自分の魔力量が足りてさえすれば必ず発動するのがメリットであるが、一度使うと消滅してしまう。
魔法書は、プラス魔法技術もそれなりに求められるが、覚えられない魔法も使える可能性がある。
ミケは攻撃魔法の中ではサンダー系しか覚えられないが、魔法書があれば他もできるかもしれないという事だ。
まあミケの場合、得手不得手が強すぎるようだから無理かもしれないけれどね。

このような感じで、俺は最近マッタリとしている。
「今日は買った魔法書を解析していくか」
俺はギルドに依頼して、魔法書をいくつか集めてもらっていた。
それを解析し、新たな魔法や使えない魔法を自分のものにしてゆくのはもちろん、自分で魔法書が作れないか研究する。
「ふむふむ。魔法書の使い方は確か、その魔法が書かれたページを開いて呪文を唱える、だったな」
魔法研究やスクロール作りは、俺の家の庭に建てた研究室で行う。
研究室は嬢ちゃんに建ててもらったので、屋敷やギルドの建物と同様に頑丈で、少々の事では壊れない。
流石にコロニーレーザー級の魔法だと壊れるだろうが、大魔王クラスの魔法までならおそらく大丈夫だと嬢ちゃんは云っていた。
だから部屋の中で魔法の実験も行える。
「ファイヤ!」
魔法書のクラス壱ファイヤのページを開いた状態で、魔法を試してみた。
「なんか変な感じだな。やっぱ他人の書いた魔法と自分の魔法では、少し何かが違うんだな。自分のモノにした魔法の方がやはりスムーズだ」
これは個人差なのかもしれないが、おそらく俺の魔法技術の方が上なのだと思う。
或いはわざと質を落として描いているのかもしれない。
俺は自分の魔力を使って、手を使わずパラパラとページをめくっていった。
「蘇生魔法は無しか‥‥」
俺は蘇生魔法のスクロールが作りたかった。
それがあればやっぱり色々と安心できるからね。
嬢ちゃんでさえ確か使えないような事を云っていたし、俺は使える者を知らない。
何かあった時に助けてくれる人がいた方が良いと思うし、今はそこを中心に研究していた。
俺は別の魔法書も調べていった。
手に入れた魔法書は全部で七冊。
その中に一冊だけ、蘇生魔法が書かれているのを見つけた。
「これだけか‥‥」
魔法書は大抵、左のページに説明があり、右に呪文と魔法発動用の何かが描かれている。
俺は左に書かれた説明を読んだ。
「蘇生魔法は、必ず付属効果があるのか」
過去に一人だけ純粋な蘇生魔法を使う人がいたらしいが、今はもうその人は死んでいるという話だ。
「この魔法書の蘇生の付属効果は、ハト化‥‥ってぜってぇ使えねぇよなぁ」
俺の従属魔法は解除できるから、こちらのハト化も解除できるかもしれないけれど、現状は使えないと俺は判断した。
それでも俺は一応スクロール化に挑戦してみた。
まずは使ってみなければならない。
俺は水晶からニワトリの死体を取り出して、魔法書を使って蘇生魔法をかけてみた。
「ぽっぽっぽー!ハトぽっぽー!って誰だよこんな呪文にしたやつは!」
俺は一瞬怒りに我を忘れて魔法書を投げつけてしまった。
「おっと大切な魔法書だ。投げたりしちゃいけないよね‥‥」
結果は一応魔法書に書かれた通り、カワラバトとなって蘇生されていた。
これが逆にニワトリになって蘇生されるんだったら、食料調達に使えるのにな。
俺はちょっと残念に思った。
何も書かれていないスクロールに、俺は今の呪文を描き移した。
水晶から別のニワトリの死体を取り出す。
スクロールを開いて魔力を注いでみた。
死んだニワトリは、キジバトになって動き回っていた。
やはり描き移すと魔法の効果が少し変わる。
とは言え蘇生魔法を描き移せたのは大きいだろう。
研究を続ければ、いずれまともな蘇生もできると俺は確信していた。
しかし蘇生魔法にはまだまだ謎が多い。
人間の場合は魂が残っていないと蘇生できないが、動物は蘇生できてしまう。
その理由は、その辺りを漂う別の魂でも、同レベルのモノであれば代えが効くからだ。
これがもしも人間でも通用するのなら、体を入れ替えたりする事もできるかもしれない。
魂さえあれば良いのなら、誰かを蘇生する為に、誰かを殺して魂だけ使わせてもらう事もできるかもしれない。
人格は体(脳)に宿るのか、それとも魂に宿るのか。
或いはそれ以外か。
その辺りによってできる事も変わってくる。
知りたいという欲と、この辺りに足を踏み入れるべきではないという思いが、俺の中で争っていた。
「まっ、考えすぎるものアレだし、その時の気分でやるか」
俺はハト化蘇生の魔法スクロールをいくつか作って、今日の研究は止める事にした。
念の為に言っておくけど、売り物じゃないよ。
資料として残しておく為だ。
俺は魔法書七冊とハト化蘇生のスクロールを水晶にしまった。
こんな毎日が、俺の日常となっていた。
【Ξ┃】 【┃┃】 【┃>】
ドクダミ

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