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2017年2月25日【土】11時13分21秒
【(゚∀゚)】フリー写真館を狛犬画像室にリニューアルしました♪
2013年11月4日【月】19時44分48秒
【(*´∇`*)】川柳と短歌を始めました。
2013年11月4日【月】19時43分21秒
【(*´ω`*)】現在エッセイ&詩以外の更新は休止しています。
2013年1月7日【月】18時48分51秒
【(*´∇`*)】サイトをリニューアルしました。他も徐々に変更中です‥‥
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秋華エントランス

信頼と同居

「二人とも、俺は今から仕事が有るから。鍵渡しておくよ。」
俺は華恵とメグミに、部屋のコピーキーを一つずつ渡した。
「ええ、これは?」
「えっと。」
「いや、俺達は仲間だし信用してるから、此処、好きに使っていいよ。俺の部屋には入れないけどね。」
一応仲間だし、信用はしているが、どうしても口外できない事が俺にはあるから、それらの資料がある部屋だけは、入れないようにしておいた。
「住んでも良いって事?」
「住めるね。部屋余ってるし。」
「えっ?」
確かに、部屋は2つ余っている。
隣の部屋を借りたのは、Gと一緒に住む事は出来ないからであって、部屋が足りないわけではなかった。
しかし、流石に女子高生2人と同居はどうかと思うんだけど・・・
「ああ、住みたいなら、別に使って良いよ。」
・・・俺弱い・・・
「じゃあ、私は住もうかな。」
「うん、それなら私も・・・」
華恵もメグミも・・・
良いのか?
ホントに住まわせて良いのか?
俺は本当は50歳以上だけれど、今は二十歳そこそこの若い男だぞ?
そこにピチピチの可愛い女子高生。
・・・
なんだ、最高のシチュエーションじゃないか。
オッケーオッケー。
俺は軽く考える事にした。
「では、部屋に鍵が必要ね。」
「いらないんじゃ?」
「やはり見られて困る物とか、秘密とかあるでしょ?」
「有るけど、此処にいる人は仲間だから。そう言えば、光一も鍵ついてるね。」
華恵は鍵が必要だと言い、メグミはどうやら必要ないと言う。
これは育ちの違いかなと思った。
「まあ、いくら信頼して信用している人でも、話せない事ってあるからね。」
俺の場合は、政府に口止めされている事だ。
「そうよね。」
「でもそれって、信用して信頼してないって事なんじゃ?」
メグミから信頼感が伝わってくる事は素直に嬉しい。
でも・・・
「では、誰かに口止めされている事を、もし君たちに話したとして、俺は約束を破った事になる。約束を破る人を、君たちは信用できるかな?」
そうなんだ。
自分を信用してくれて、自分にはなんでも話す人ほど、俺は信じる事ができない。
それはきっと、俺が話してはダメだと言って話した事を、他の誰か信用出来る人に話すって事だから。
「なるほどぉ。」
「では、私は早速鍵をつけます。」
どうやら納得してくれたようだ。
それにしても、マジで住む気だよ。
どうでもいいけどね・・・
嘘です。
嬉しいです。
「では、俺はちょっと出かけてくるから。」
「はーい!」
「行ってらっしゃい。」
二人に見送られ、俺は出かけた。

港川警察の山瀬さんと会うため、俺は六本木に来ていた。
ヒルズ前にあるベンチに座って、スーツにサングラスという格好の人を捜す。
歳は40だと言っていたから、俺よりも10歳以上若い。
と言っても、今の一応の年齢よりは、20歳も上の人だ。
ベンチに座って1分もしないうちに、目的の人は見つかった。
「山瀬さん、ですか?」
「ああ、君か。思ったより若いな。吉沢の話だと、もっと大人だと思っていたよ。」
現在確かに俺は、この人の20歳下だけど、やはり年下にこれだけ下に扱われる言葉使いは好きではない。
いや、正確には皆普通に話したいのだけれど、日本ではなかなかそうもいかない。
だから仕方のない事だけど、歳が明らかに下だと思った途端に、態度と言うか、言葉使いが変わるのもいかがなものか。
「その若造に、こんな重要そうな仕事を頼んでも良いんですか?」
俺は顔を引き締めて、少し嫌味っぽく言った。
「いやいや、失礼。まあ仕事を依頼した理由は、ぶっちゃけホシを見た事がある人が、万屋をやっていたから頼もうと思っただけなんだ。」
いきなりぶっちゃけやがりましたな。
「でも、決して高橋さんの力を軽んじてるわけではないんだ。吉沢があれだけ誉めるし、電話で話しても大丈夫だと思ったよ。」
「そうですか。」
まあ、悪い人ではなさそうだし、結構頭もきれそうな刑事さんだ。
此処で仲良くしておいても損はないだろう。
「では、写真いただけませんか?」
「ああ、そうだったね。その前に、どこか入って話さないか?」
いや、話す事なんてないんだけど、どうするか。
「写真以外で、私に必要な事はないですが?」
「だからますます話したいね。話したいのは俺の欲求だ。」
「そうですか。では・・・」
俺達は、近くのカフェに入った。
店は混雑していて、結構五月蠅いくらいだったから、普通に喋っていても、誰かに聞かれてまずいなんて事はなさそうだ。
それでも俺達は、多少声をひそめて喋る。
「まずは先に、写真を渡しておくよ。」
「はい。」
俺は写真を受け取った。
写真は2枚。
1枚は、パスポートにでも付けるような証明写真のようで、もう1枚は隠し撮りしたような写真だった。
「どう?やっぱり会った事ある?」
確かに、麻雀を打った相手だった。
「はい。見た事ありますね。」
これ以上はあまり聞いて欲しくないから、俺はそそくさと写真を胸ポケットにしまった。
「そっか。で、見つける自信が有りそうだけど、どうやって見つけるんだ?」
俺は自信ありそうにしていたのか?
確かに、不安には思ってないから、そこから読みとられたか。
流石に刑事さんの洞察力だ。
侮れない。
「そうですねぇ。占いでもして捜しますよ。」
まあこう言っておけば、普通は話したくないと悟って、はぐらかされたふりをしてくれるのが人というものだ。
「そうか。アメリカでも超能力のような力で、事件を解決する人がいるから、そんな事も可能なのかもしれないな。」
俺はてっきり、はぐらかされてくれるか、もしくは嘘だと言われて、更に追求されるものだと思っていたけど、肯定ですか。
この人は結構やりにくいな。
味方にできれば頼もしい人だけど。
「冗談ですよ。普通に捜しますよ。写真とかって、見せても大丈夫ですよね。」
「ああ、詳細を話さなければかまわんよ。」
山瀬さんはそう言うと、ニコニコと俺の顔を見ていた。
マジやりにくい。
いつの間にか、氷だけになっていたアイスティーをすすると、ズズズっと音が鳴った。
「そろそろ出ませんか。ちょっと人を待たせてるもんで。」
店に入ってから、まだ10分くらいしか経っていないかもしれないけれど、俺は居心地が悪かったので、適当な嘘をついた。
「そうか。じゃあ、今日はこのへんで。又時間がある時にでも話しましょう!」
まあ嘘だとばれていそうだけど、今度は俺の意志をくみ取ってくれたようだ。
店を出ると、俺達はすぐに別れた。
どうやら山瀬さんは、忙しい中時間を無理にとっていたようだ。
別れる瞬間から、電話をかけながら歩いていった。

「おかえりなさい~」
「おかえりー!」
「ああ、ただいま。」
マンションに戻ると、既に二つの部屋には鍵がついていた。
マジで住むのだと思うと、少しウザイ気持ちと、かなり嬉しい気持ちがわいてきた。
しかし男たるもの、此処で浮かれてしまってはダメだ。
何がダメなのかはわからないが、とにかく平常心。
「これから少し仕事の話するけど良いか?」
「いいよ。」
「どんな仕事なの?」
二人ともやたらと乗り気だ。
てか、その前に親に確認とか連絡とかしなくていいのか?
まあそれは後でいいか。
「詳しくはまあ、君たちに話す必要もないから、とにかく仕事内容を話すとだな・・・」
俺は写真を胸のポケットから取り出し、二人に見えるようにテーブルに置いた。
「この二人を捜す?」
「電話でそんな事言っていたわね。」
「ああ聞いてたか。まあそういう事だ。で、俺は別に必至に捜すつもりはない。Gを使って捜す。」
実際、マフィアな人たちを捜索なんて、実はかなり危険だと思う。
「じゃあ私は蜘蛛ね。」
「私はハチだけど、見つかるかしら。」
「そうだな。外を捜すのは、ハチが空から、Gが地上を。蜘蛛は室内とか、後は自然が多い場所かな?そこはハチも行けるか。」
とにかく、二人が捜し辛い所は、俺のGが受け持って、捜す事になった。
まずは写真をスキャナでPCに取り込んで、修正した後再びプリントアウト。
それを二人に渡して、多くの虫に見せて捜してもらう事になる。
俺は視覚や聴覚を共有って言うか、シンクロ出来るから、俺の見た写真の画像を、隣の部屋のGに飛ばす。
二人もできるはずだから、もしかしたらそうするかもしれないが、それはまかせる。
今回の人捜しは、俺が一番見つけやすそうだ。
何処でも、何処にでもいるGは、はっきり言って使える。
こうして俺達の、人捜しの仕事がスタートした。
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