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第十話 刺客撃退!魔王の復活?

魔法ネットワーク争奪、領地別チーム対抗バトルロイヤル大会の後、拳魔の知らない所で不穏な動きがあった。
魔力ネットワークの権利を奪われたメリーベン帝国はもちろん、其の他のチョリーナ帝国やオソロリア帝国からも、モウトイテ領内に入ってくる者たちの姿があった。
彼らは、バトルロイヤル大会で勝利を勝ち取ったメンバーや、モウトイテの領主の暗殺を目論んでいた。
権利を奪い返す事はできないにしても、来年の為、或いは力による変更や交渉は常道であり、この世界では当たり前の事だった。
そんな世界だから、日本は滅ぼされたわけでね。
「エロッピアの田舎領主の分際で、利益を独占できると思うなよ」
黒い影は、一つ、また一つとモウトイテの町へと入ってきていた。
そんな事を思いもしない拳魔は、うちの庭で映里や茜子と遊んでいた。
「ネコちゃん凄いのさ!もう魔法が使えるのさ!」
「わたし、将来映里ちゃんみたいな魔法使いになれるかな?」
「なれるなれる!じゃあもう一回、今度はあっちの虫を狙って撃ってみようか」
遊んでいるというよりは、拳魔と映里が茜子に魔法を教えているようだった。
茜子は決めていた。
将来は父親のように冒険者になると。
本当にそうなるかどうかは分からないが、もしそうなっても生きて行けるよう、映里が積極的に講師を買って出ていた。
茜子の放った魔法は、見事に標的を捕らえていた。
「才能があふれているのさ!狙い通りなのさ!」
「うん。かなり魔法コントロールの才能がある。その部分を伸ばしていけば、数年で中堅クラスの魔法使いにもなれそうだ」
茜子はまだ小さいし、魔力もまだこれから大きくなる年齢だから、将来どれくらいの魔力を持った魔法使いになれるのかは分からない。
しかしコントロールセンスが高ければ、十分魔法使いとしてやっていける。
最悪宝石に魔力を貯めておけば、ある程度対応もできるわけだしね。
それはつまり、茜子には冒険者としての才能が備わっているとも言えた。
「じゃあ次は物理戦闘だ。剣を使って戦うのと、殴る蹴るで戦うの、どっちが好き?」
聞いた後で、流石に六歳の子供に聞くような質問ではなかったかなと拳魔は思ったが、茜子は全く自然に答えていた。
「わたしは、拳魔や映里ちゃんみたいに、殴る蹴るで戦ってみたい」
既に父親ラブリーだった茜子はもうここにはいなかった。
父親は剣士だったのに。
拳魔の目には少し涙が浮かんでいた。
でも実際に魔力操作による身体強化を教えてみると、武器防具に魔力を込める戦い方よりも合っていると言えた。
もしかしたら父親も、武器を持たない方が強かったのではないかと拳魔は思った。
拳魔は、仕事の依頼がくるまで茜子や映里と共に過ごした。

さて、そんな日が続いたとある日の夜、拳魔たちが住む森の家に、侵入しようとする影がいくつかあった。
「くそっ!結界か。解除はできるか?」
「かなり強力な結界です。解除には時間がかかりそうです」
「早く解除してくれ。こんな時間だから気づかれはしないと思うが、可能性はできる限り失くしておきたい」
そんな会話をしていた訳だが、既に拳魔は気が付いていた。
そういう風に仕掛けてあるからね。
「侵入しようとしているのは五人か。まず解除はできないと思うけど。それに店の方からも三人。あっちは結界張れないから、自動防衛魔法装置があるんだよね。死ななきゃいいけど」
合計八人の刺客が拳魔を狙ってやってきていたが、拳魔にとってはどれも雑魚だった。
店の方から侵入してきた者たちは、自動防衛魔法装置の攻撃にあい、拘束魔法によってすぐに捕らえられた。
あまり強力な攻撃はしない装置ではあるけれど、それは拳魔基準によるところなので、捕らえた者を長く放っておくと死ぬ可能性があるくらいのダメージは与えていた。
「面倒くさいなぁ。逃がしてもいいんだけど、又来るとその方が面倒だし、店の方のは映里に頼むか」
拳魔が本気になれば、外の者たちを一瞬で捕らえて店に行く事も可能だったが、何処で誰に見られているかもしれないので映里に頼る事にした。
拳魔は自室を出て映里の部屋のドアを叩いた。
「映里!起きて!頼みがあるんだ!」
拳魔がそう声をかけても、映里からの返事はなかった。
しかたなく拳魔はドアを開けて部屋に入っていった。
映里は酷い寝相で布団をけり散らかして寝ていた。
百年の恋も冷めるような姿だったが、拳魔は特に何も思わなかった。
「映里、起きて!ちょっと頼みがあるんだ!」
「ん~‥‥もうカブトムシは食べたくないのさ。せめてクワガタにしてほしいのさ‥‥」
映里は完全に寝ぼけていた。
拳魔は映里を揺すった。
「クワガタ今持ってないから。ほら早く起きて!宇宙人が攻めてきたよ!」
「ん~宇宙人?まずそうなのさ」
「まずいんだよ。人が死にそうだから、早く起きて助けてきてあげて」
拳魔は映里の顔をペチペチと叩いた。
すると映里はうっすらと目を開けた。
「あー‥‥拳魔なのさ。こんな夜中にまずいのさ‥‥」
「そうそうまずい状態なんだよ。僕の店までダッシュで行って、捕獲したけど死にそうな宇宙人に回復魔法かけてあげて」
「分かったのさ。映里隊長行ってまいります!」
映里は、ほとんど下着姿状態で直立して敬礼をした。
まだ完全には目覚めてなさそうだった。
「頼むよ隊長!あっ、でも、今ほとんど下着姿状態だから、寝間着くらいはちゃんと着ていってね」
「いやん。拳魔ったら‥‥」
少し照れながら、映里ははだけたりズレたりしている寝間着をちゃんと着直した。
でもまだ少し寝ぼけた常態で、部屋から出て行った。
「ふぅ~‥‥映里って朝に弱くないのに、夜中だと駄目なんだな」
拳魔はそんな事を呟きながら、いまだに外で結界をなんとかしようとしている者たちの元へと向かった。
瞬間移動なんかは見られると問題なので、ちゃんと家の玄関から外に出ていった。
「対象が一人で出てきました」
「何?気づかれたか?いやしかし、奴はバトルロイヤルで最後まで残ってはいたが、魔石に頼っていた一番弱そうなヤツだ。今は魔石も持っていない。このまま出てくるならそこでしとめるぞ」
「分かりました」
そう言って五人は鉄格子状の入り口から離れ塀の影に隠れた。
当然暗闇の中でも拳魔にはその動きが見えていた。
見えていたというよりは察知していたといった方が正確か。
魔力によりその存在がハッキリと分かっていた。
『だいたいこんな夜中に主がこんな格好で外に出ようとしているのに、あいつらは何も考えないのかね』
拳魔は心の中でそんな事を考えながら、欠伸をしながら入口まで歩いていった。
そして躊躇する事なく入口を開けて外に歩み出た。
「死ねぇ!」
すると待ってましたとばかりに五人の刺客が拳魔に襲い掛かった。
それなりの使い手であるから、普通の者ならもう避けようがない絶体絶命な状況だった。
拳魔は気にする事なく掌を広げた。
そこには五つの小さな魔石があり、拳魔はその魔石に魔力を送り込んだ。
すると魔石は込められた効果を発揮し、瞬時に襲い掛かる五人の刺客を魔法のロープによって捕らえた。
「くっ!」
「なんだこれは?」
「う、動けません」
五人は地面に倒れ、イモムシのように動いていた。
「何か用?『死ねぇ!』とか聞こえたんだけど‥‥」
「あ、いや、魔物と勘違いしてね‥‥」
刺客の言い訳は苦しかった。
「誰に頼まれて僕を殺しにきたの?どういう理由で?」
拳魔は少し不安だった。
もしかしたら自分が日本人の生き残りだとバレて、刺客が送られてきたのかもしれないと考えたからだ。
でも同時に、もしそうならもっと強い刺客が送られてくるはずで、そうではないだろうとも思っていた。
「こんな田舎領主に魔法ネットワークの権利を黙って渡すわけがないだろ!」
「つまりメリーベンの刺客って所か」
「さあな。俺たちは依頼を受けただけで、依頼主が誰かは知らされていないからな」
拳魔には正直誰の差し金かはどうでも良かった。
とりあえず日本人だとバレたわけではないのでホッとしていた。
そしてこの程度の刺客なら、本丸である恵美の父親も恵美がいれば守られると確信していた。
ここに五人、店に三人の刺客が来たわけで、おそらく領主の屋敷には倍以上が押しかけているに違いなかった。
それにこちらよりも強い刺客があちらには向かっているだろう。
それでも今の恵美ならなんとかできると拳魔は考えていた。
「さてしかし、この五人どうすっかなぁ。森に捨てておけば魔獣が処分してくれそうだけど‥‥」
「おい!ちょっと待て!もう襲ったりはしないから助けてくれ!ただとは言わない。金なら出すから」
本当に森に捨てるつもりはない。
当然金にも興味はないので助けるつもりもない。
ギルドか領主に引き渡すつもりでいたのだが、ここからどうやって運ぼうか考えていただけだった。
だから刺客たちの言葉は拳魔の耳には入っていなかった。
「よし、ギルドに連絡して取りに来てもらうか」
拳魔は対応が決まると、とりあえず塀の内側に刺客を一人ずつ引きずって入れていった。
外に放置しておくと魔物にやられる可能性があるからね。
拳魔は魔法のロープによって身動きできなくなった五人を、更にロープで庭の木に括り付けた。
五人は完全に身動きがとれない状態となった。
「ギルドに連絡を入れてもうひと眠りするかぁ」
拳魔は欠伸をしながら屋敷の入口へと入っていった。

その頃領主の屋敷には、刺客が二十人ほど押しかけてきていた。
屋敷には、一茶もいるし警備兵もいるので、刺客のレベルは拳魔の屋敷を襲った者たちよりも上だった。
そんな刺客たちと、恵美は剣や魔法による戦闘になっていた。
恵美は最前線で一人戦っていた。
「死にたい人からかかってらっしゃい!まとめてかかってきてもいいわよ!今の私は誰にも負ける気がしないわ!」
クラーケンの加護を得た恵美は無敵状態だった。
刺客は皆、バトルロイヤルで戦った敵の誰よりも強い使い手だったが、今の恵美の敵ではなかった。
殺しが駄目な大会では力を発揮できない為、本当の殺し屋たちは大会には参加していない。
そんな暗殺を生業とする者も、クラーケンの絶対防御を得た恵美には傷一つ付けられなかった。
「麻痺毒だ、くらえ!」
「残念!私には麻痺も毒も効かないわよ!」
拳魔が作った、一茶からプレゼントされたペンダントを付けていた恵美には全く効かなかった。
気が付いたら刺客は逃げる体制に入っていた。
「人間相手なら殺れる自信はあったが、バケモンじゃねぇか!」
「逃がさないわよ!クラーケン!」
刺客は次々と水の拘束具によって拘束されていった。
「くっそ!動けねぇ!」
倒れた刺客を、屋敷の警備兵が改めて拘束していった。
「恵美さん、お疲れ様です」
「一茶もお疲れ。所でこいつらなんなの?」
「おそらく魔法ネットワークの権利を奪われて面白くない人達が差し向けたものでしょうね」
「田舎の壱領主が持つには大きすぎる権利だもんね」
恵美はため息をついた。
「あんたたち、誰に頼まれてきたの?」
話すとは思っていなかったが、恵美は一応刺客の一人に訊ねた。
するとアッサリと口を割った。
「あんたの想像する通りだよ。魔法ネットワークの権利は、この世界の実力者が持って然るべきものだからな」
「という事は、メリーベンかぁ」
恵美がそう呟いてため息をつくと、その刺客は笑い出した。
「ははは、メリーベンだけじゃないぜ。オソロリアも、チョイーナも噛んでいる。こんな田舎領主が権利を持って行くんだ。エロッピアの皇帝だって面白くないだろうぜ」
思っていた以上に、この魔法ネットワークの権利というのは大きいものであったと恵美は改めて思った。
そしてもしかしたら、これからもこのような事が続くのではないかという不安が少しだけ湧いてくるのだった。
しかし次の瞬間、その不安を上書きしてしまうような大きなニュースが飛び込んできた。
この屋敷の従者の一人から、それは恵美へと伝えられた。
「恵美様!大変なニュースが飛び込んできました!」
「どうしたの?そんなに慌てて」
その男は、走って恵美の元へとやって来てそれを伝えようとしていた。
その姿を見る限り、それはあまりよいニュースではなさそうだった。
男は恵美の元に来てから息を整えると、しっかりとした声で伝えた。
「メリーベンで、魔王が復活したとの事です。それも魔王|武漢《ぶかん》という話です」
「えっ?魔王武漢が?」
恵美だけでなく、捕らえられた刺客やそこにいた皆が驚きを隠せなかった。
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