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この大陸にも携帯を!孔明商会特別会員になる

この日は朝から、商会の代表補佐が孔明の店にやってきていた。
「お願いします。商会のギルドボックスのネットワークも安定高速にしていただけないでしょうか!?」
孔明は以前、冒険者ギルド協会への加盟を断る為に、山の上に魔法通信塔を建てて、ギルドボックスのネットワークを安定させていた。
その話を何処からか聞いてやってきたようだった。
尤も、その話は特に隠された情報ではないから、いずれ商会の人間が知るのは当たり前の流れだった。
孔明は、こういう事があるのではないかと前々から予想していた。
そしてその時の対応も既に考えていた。
「僕は冒険者ギルド協会の特別会員なんです。だから商会だけが利益を得るような事をするのはまずいかもしれません」
「そこをなんとかお願いします」
「だったらですね、お互いが得をする方法を取りませんか?今この世界には、商会とギルド協会がそれぞれにネットワークを持っています。それをお互い共有できるようにするのです」
孔明の提案に、商会の代表補佐は驚いた。
どちらかというとライバル関係にあるこの二つの協会が、お互い手を取り合おうというのだ。
ちょっと信じられなかった。
「いやしかし、我々はある意味ライバル関係でして」
「だからここだけでいいんです。このネットワークを共有できれば、もっと凄い事ができるようになるんです」
それは名付けて、『アナログ&デジタル通信プロジェクト』だった。
どちらかのネットワークを、データをやり取りする今まで通りの通信に使い、もう片方を音声データを送れるネットワークに変えてしまおうというのだ。
これをする事で、孔明はこの世界に『携帯電話』を普及させようと考えていた。
既に魔力による通話機は六百個ほど制作済みで、後はどちらかのネットワークに合わせるだけだった。
「凄い事とはなんでしょうか?」
「この大陸の西の端にいる人が、東の端にいる人と会話ができるようになります」
この話は、正直言ってにわかに信じられる話ではなかった。
だからこんな約束も容易かった。
「それは無理かと。過去何人もの大魔法使いが挑戦しても駄目だった事です」
「ではこうしませんか。冒険者ギルドネットワークを使ってそれを実際にやって見せます。できれば協力するって事でどうですか?」
少し考えてから商会の代表補佐は答えた。
「いいでしょう。一応代表に確認は取りますが、それができたならなんとかします」
孔明は表情を変えずニヤリとした。
「では既に試作機があります」
孔明はカウンター下から取りだすようなフリをしつつ、ブレスレットから携帯電話、というか魔力による通話機を取りだした。
「ここに数字がありますが、これがこの通話機の固有の番号です。他の通話機からこうやって番号を押して最後にここを押せば、この通話機が持ち主に着信を魔法で知らせます。とりあえずこれを持ってみてください」
代表補佐はそれを受け取った。
「とりあえず今こちらの通話機からそちらに呼び出しをかけますね」
孔明は番号を押して通話ボタンを押した。
すると代表補佐の持っている通話機が着信を魔法で知らせる。
「な、なんだ?何かかが私に訴えかけて来てる」
「そしたらその緑のボタンを押してください」
「あ、ああ」
「それをこうやって耳に当ててください」
「こうか?」
代表補佐は孔明を真似て通話機を耳に当てた。
「あーあー!聞こえますか?」
「うお!聞こえる!」
「大きな声は出さなくていいですよ。音量は自動調整されますから」
「よく分からないが凄いな」
孔明は通話機の切断ボタンを押して通話機を切った。
「最後に赤いボタンを押して終わりです」
「そ、そうか」
「では、これを明日夜六時頃までにできるだけ遠くの町にでも持って行ってください。そこに電話しますから」
「一日だと隣の町にも行けないが‥‥」
孔明は自分の感覚で話をしてしまった事を反省した。
「では、納得できる所まで離れたら、そこからこちらに発信してください。ただ、一日一回は魔力補充をお願いします」
「了解しました」
こうしてこの日の話は終わった。
その後、孔明はギルドボックスを使って、ギルド協会へメッセージを送信した。
『商会のネットワークと協力統合して、魔法通話機を普及させます。離れた人と何処でも話ができる魔法道具です』
許可を取るというよりは、やる事前提でメッセージを送っていた。
当然、この辺りの事で孔明に反論できるギルド協会員はおらず、ギルド協会側はこれを了解した。

それから三日後、ようやく孔明の元に着信があった。
孔明は普通に通話機に出た。
「もしもし?」
「も・しも・し?とはなんでしょうか?」
よく考えたら、この世界には電話がなく、『もしもし』というのはおかしいと孔明は思った。
でも孔明は当たり前のように説明した。
「これはこの通話機に出る時にする挨拶です」
「そ、そうなのか?」
「はい。で、どちらにおられるんですか?これで納得してもらえますか?」
「ああ。今イクサカイ町の商会にいます。これがこの大陸全てでできるようになるのですか?」
「はい」
「分かりました。信じましょう」
こうして孔明の構想は実現される事になった。
「今、商会の代表にも許可は取った。全部任せる事にします。それで我々は何をすればいいのでしょうか?」
「この後すぐにこっちで対応します。今まで通り使っていても大丈夫ですよ」
代表補佐はもう孔明を信じるしかなかった。
「では頼みます」
「できたらこの通話機に連絡しますね」
「分かりました。よろしくお願いします」
孔明は通話を切った。
「さて、じゃあやりますか」
孔明はすぐに店を閉めると、この前倒したボス龍の魔石を持って山の頂上を目指した。
頂上に着くと、そこはドラゴンの楽園になっていた。
「ドラゴンがいっぱい」
孔明は少し感動していた。
ダンジョン内では真っ暗だったし、この前も集まってくる龍は見たけど、皆遠くに飛んでいる姿を確認しただけだった。
今は目の前にドラゴンが沢山横たわっていた。
「あ、あんたか。あれ以来俺たちは此処でゆっくりさせてもらってるぜ。あんな穴よりも快適でみんな良かったって言ってるぞ」
「そう。良かった」
「で、今日は何しに来たんだ?」
「これ、もう一個増やす」
孔明はそう言いながら、早速作業を開始していた。
「そ、そうか」
それを見ていた龍たちは、かつてのボスの魔石を見て複雑な気持ちになっていたが、孔明には逆らえないという事を知っているので、何も言わずに見守っていた。
魔法通信塔を並べるように設置し、商会ネットワークに合うように魔力を調整する。
そして魔力を注ぎ込んだ。
前回の龍の王の魔石よりも若干大きかったので、一時間以上かかった。
それを見ていたドラゴンは、絶対に孔明には逆らってはいけないと改めて思った。
作業が終わった。
「じゃあみんな、この二つは守ってね。少々の事では壊れないと思うけど」
そこにいた龍たちは、『そんなの守らなくても壊せるヤツなんていねぇよ!』と心の中で思っていたが、みんな笑顔で了承した。
「分かったよ。必ず守る」
「お、おう!」
「じゃあね」
孔明はそういうと、山を飛び降りて町へと帰った。
町についた孔明は商会を訪ね、商会のギルドボックスを使わせてもらい、通信基地以外全てのギルドボックスの魔力の波長を、ギルド協会のモノへと変更するよう操作した。
普通そんな事は不可能であるが、孔明の魔力パワーによって無理やり変更した。
そして商会ネットワークのニュース記事として、仕様変更の注意点などを書いて作業は終了した。
全て終わった孔明は、代表補佐へと連絡を入れた。
「も・しも・し?」
「終わりました。ギルドボックスが正常に動いているか確認してください」
「そうか。ありがとう」
「詳細は商会ネットワークの方にメッセージ出しておきました。問題無ければプレゼントしたいモノが有るのでうちの店に取りにきてください」
「プレゼント?」
「通話機です。今までのギルドボックスの代わりになるものが無いと、通話機の方が安定しなくなる可能性がありますから、固定用通話機を今までギルドボックスがあった所に置いて欲しいのです」
「なるほど。分かりました」
「ではそういう事で」
孔明は通話を切った。
その後ギルド協会へもメッセージを送り、通話機をプレゼントするので取りに来るよう伝えた。

孔明は後日、両ギルドに対して、『携帯魔法通話機』と『固定魔法通話機』をそれぞれ百個と二百個プレゼントした。
これらの固定魔法通話機が大陸中に行きわたれば、携帯魔法通話機は大陸の何処でも安定通話ができるようになるだろう。
既に百や二百くらいなら余裕で大丈夫だが、いずれは大陸中の人が持つ事になるかもしれないので、それに耐えられるネットワークにしておきたかった。
孔明は前世で通信障害を何度か味わっていて、そういうのはごめんだと思っていた。
更に後日、当然の事だけれど、孔明には『商会特別会員証』が発行され、既得権両方に大きな影響力を持つようになった。
ちなみに魔法通話機は、使用する場合は毎日一回の魔力供給が必要になる。
蓄魔池は使わなかった
孔明は、後はこの世界の他の魔法使いが、どういう開発をするのかに任せる事にした。
よって作り方や仕様は、全てネットワークニュースに発信しておいたのだった。
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ドクダミ

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