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第一話 幼馴染の絆

まえがき

この作品は、『宇宙の絆Ⅰ』『宇宙の絆Ⅱ』の続編です。
とはいえ主人公はそれぞれ違います。
今回の主人公は、『宇宙の絆Ⅱ』の主人公の従弟になります。
これらの作品は、私が書いた他の作品と色々つながりがあったりします。
『イフ』『転生と…』『ゴッドブレス』辺りから繋がっているので、まずそちらを読んでから読むと面白いかもですね。
特に『転生と…』の主要人物、森学ゲーム部メンバーがかなり出てきます。
そして今回の作品に関しては、『明日から史上最強の萌えキャラ』や『リア充RPG』のキャラが中心になっています。
『宇宙の絆Ⅱ』から出ていたのですが、繋がりを持たせたのが今回からですね。
全部まとめて読んでくれればうれしいです。


本編


さて、どうしようか‥‥
俺は今、自室のパソコンを睨みながら、どうしようかと悩んでいた。
パソコン画面には、『宇宙の絆』というゲームの登録画面が映し出されている。
俺は既に宇宙の絆を運営する会社、『銀河バリューネット』のIDは持っているので、別にこれから会員登録をしようというわけではない。
おっと最近会社名が変わっていたな。
社名を『ギャラクシーネット』に変更したこの運営会社には、日本人の実に30%の人が会員登録をしている。
日本で知らない者は少ない、超大手の有名企業だ。
ゲームの運営がメインの会社ではない。
本来はネット販売を行う会社で、日本ではアメリカの『ジャングル』という会社に次いで2番目に売り上げの多い会社だ。
ただ、日本ではほとんど差はない。
そんな会社が、まあ世界一を目指そうという事で、最近社名をグローバルに分かりやすいものに変えたという話である。

そんな話は、正直どうでも良かった。
俺は今、自室のパソコンを睨みながら、ギャラクシーネットが近々サービスを開始する『宇宙の絆Ⅲ』というゲームのスタート登録画面を見て悩んでいた。
宇宙の絆というゲームは、今回『Ⅲ(3)』という数字が付いている事でもわかる通り、これがシリーズ3作品目となる。
ゲームの内容は、簡単に言うと2000万人以上が参加する宇宙の陣取り合戦で、全宇宙を支配し勝利する事が目的の壮大なシミュレーションゲームだ。
と言っても、ゲーム的には主にアクションゲームである。
人型というロボットを操作して戦闘を行い、相手と拠点を取り合うわけだ。
俺は前作の『宇宙の絆Ⅱ』からゲームを始めていて、それなりに活躍してきたプレイヤーである。
ただ前作の『絆Ⅱ』は、全部で3回ゲームが行われているのだが、総額20億円と言われた第一回目の大会には参加していない。
俺の従兄である『一生くん』が第1回大会に参加していたのだが、なんと4億円もの賞金を手に入れたのだ。
それを聞いて俺も第2回大会に参加したわけだが、残念ながら賞金はほとんどなかった。
しかも第1回大会に参加していた有力プレイヤーはほとんど参加せず、別のゲームへと移っていた。
そんな事になっているとは知らず、俺は真剣に宇宙制覇を目指してやっていたわけで、後で色々知った時はショックだったな。

でだ。
それでもまあ俺はそれなりに『絆Ⅱ』はプレイしていて、第3回大会では優勝チームに所属していたりなんかもしたわけで、それはそれで結構うれしかった。
そんな優勝した感動冷めやらぬ昨日、突然銀河バリューネット株式会社が、社名の変更と『宇宙の絆Ⅲ』の開始を宣言したのだ。
スタートは約1ヶ月後の5月1日から。
そして今日から、そのゲームへの登録と階級を決める為のテストプレイが始まる。
そんなわけで俺は今登録を済ませようとしたわけだが、ここで一つ悩ましい問題がでてきてしまった。
前作の『宇宙の絆Ⅱ』は、プレイヤーは自由に参加し、艦船を動かす艦長になるか、人型というロボットで戦うかを自由に決めてできるゲームだった。
階級やなんかもその勢力の大将がルールの元で自由に設定できたわけだが、今回は最初から決まっていて、階級はゲームシステムで自動に変更されるものとなる。
前作よりも自由度が制限されるとかどんなバージョンダウンかと思いきや、今回の対戦はなんと『国別対抗』というのだ。
宇宙の絆Ⅱの第1回大会が好評だったことを受けて、運営会社はそれを世界展開していったのだ。
そしたら海外でも大流行し、ユーロ圏では国別に勢力が分かれてそれは盛り上がった。
ちなにに優勝は、ユーロから離脱したイギリスの大逆転勝利と聞いている。
そんなに盛り上がるならと、今回は端っから国別対抗戦としてスタートさせようと、まあそんな話だ。
参加人数が一気に増える為、『絆Ⅱ』から『絆Ⅲ』にする事で色々シンプルにしていかなければならなくなったわけだが、1つだけバージョンアップ要素として付け加えられたものがあった。
それが、人型2人乗り機の登場である。
運営の発表によると、前作では力の差がありすぎて、上手い人に対抗できるのは上手い人だけで、ゲームとしての面白みにやや欠けていたから、その差を埋める為に操作担当を2人で分担する試みに出たわけだ。
別のネット対戦アクションゲームに『バトルグリード』というのがあって、それにかなり近いらしい。
俺もバトルグリードは何度もプレイしていて理解しているが、確かに2人で操作を分担することでかなり戦闘力が上がる。
だから当然2人乗り用人型で戦う方が有利なわけだが‥‥

和也「みんなどうせ2人乗りでしょ。つまり俺がソロプレイしていたら勝てないわけで、一緒に戦える相棒が必要なんだよなぁ‥‥」

俺が悩んでいたのはそこなのである。
別にゲームが始まってから相棒を見つけてもいいのだが、これから数週間の間にテストプレイがあるわけで、ここで良い成績を残さないと上の階級からのスタートはできない。
そしてそのテストプレイは、ここで登録した内容で行われるから、ソロで登録すればソロでテストを受けなければならないのだ。
つまり断然不利な所からスタートする事になる。
最終的な階級が大きくこのゲームの賞金に影響するとされているわけで、できれば高い階級からスタートしたい。
かといってこのゲームをやり込んでいる友達なんていないし、第2回、第3回にプレイしていた人を誘うにも、相手がどんな人なのか知らないわけで。
まあ知らない人と組んでなんとかやる事もできなくはない。
でも人型の戦闘というのは、コンマ何秒の世界で戦う。
いくら瞬時に伝わる電気信号とは言え、距離が離れれば、或いはハードの性能如何によっては僅かだがブランクが生まれる。
できれば同じゲーム機を使ってプレイできる方が良いのだ。

ちなみにこのゲーム、基本はパソコンで行うわけだが、戦闘部分だけはゲーム機で行う方が良い。
パソコンにコントローラーを繋げてもいいのだが、ゲーム機の方が動作が安定するからね。
ちなみにゲーム機だけでやる事も、パソコンだけでやる事も可能だし、スマホでは戦闘以外の操作も行える。
ただガチ勢には今回ゲーム機でやる事が推奨されていた。

さて困った。
頭の中で色々と友達を検索してはみるが、宇宙の絆をガチでやっているヤツが出てこない。
おそらく大抵のヤツはやっているとは思うが、ガチでやっているヤツでないと意味がないのだ。
俺は今回、従兄の『一生くん』に勝つ事が目標なのだ。
ちなみに一生くんは、第2回、第3回にはほとんど参加していない。
何でもプロゲーマーになったとかで、賞金の出ないゲームはあまりやらないのだそうだ。
でも『絆Ⅲ』の第1回大会は国別対抗で賞金もバカ高いと予想されるので、おそらくプレイすると思われる。
『絆Ⅱ』の成績から見て上位の階級でスタートするのは確実だろうし、俺も何としても高い階級からスタートしたい。

かれこれ1時間はパソコンの前で悩んでいたわけだが、そろそろ時計も22時になろうかという時、家の一階から母の声が聞こえてきた。

母「和也ー!電話よー!」

おっと言い忘れていたが、俺の名前は『柳生和也』だ。
この春からは高校一年である。
ぶっちゃけ受験勉強はほとんどやっておらず、適当に受かりそうな並みの公立高校を受験して合格した。
もちろん勉強していなかったのは、ゲームばかりしていたからだ。

さてしかし、こんな時間に誰から電話だろうか。
友達ならスマホにかけてくるはずである。
思い当たる名前が出てこない。
急いで階段を下りて、玄関脇にある電話を取った。

和也「もっしー?」

いつもの調子で電話に出てしまったが、言った後に『もしも友達じゃなかったら?』と少しドキドキした。
ただそんな心配はいらない相手だったわけだが‥‥

陽菜「あの、えと‥‥藤山です‥‥」
和也「えっ?陽菜ちゃん?」

陽菜ちゃんというのは、俺の幼馴染だ。
つい最近までは同じ中学に通っていた、現在もお隣さんの女の子である。
幼馴染とは言え、中学に上がってからはほとんど会話を交わした事もなく、隣に住んではいるけどほとんど友達と言える付き合いはない。
親同士はそれなりに付き合いがあるけれど、中学時代に幼馴染というのはなんとも照れ臭い相手で、なんとなくお互い避けていた感もあった。
そんな幼馴染から突然の電話だ。
俺は少し動揺していた。

陽菜「あのえと‥‥久しぶり‥‥」
和也「ああ、卒業式以来だな‥‥」
陽菜「あっ、そうだったね‥‥」

どうも相手も照れくさいようでうまく会話できない。
実は俺はこの陽菜の事は少なからず好意を持っている。
子供の頃はよく遊んでいたし、俺がゲームを始めたのもこいつの影響が大きかっただろう。
陽菜ん所の親は結構厳しくてゲームをしているとよく怒られた。
まあそんなわけで気が付いたらあまり遊ばなくなっていたわけだが‥‥
そしていつの間にか、陽菜はゲームを止めてマラソンランナーをやっていた。
そこそこの大会の小学生の部で優勝もしていたから、かなり将来を期待されていた。
でもそれも直ぐに辞めてしまったんだよな。
その辺り何があったかは知らないが、正直マラソンランナーは陽菜のイメージに合わないので、個人的には少し安心している。

陽菜「えっとね‥‥かっちゃん。宇宙の絆ってゲーム知ってる?」

少し沈黙が続いた後、陽菜が突然驚く事を聞いてきた。
おっと、ちなみに『かっちゃん』とは俺の事だ。
某アニメで亡くなってしまう出来の良い弟と同じ名前という事で、昔からそう呼ばれている。

和也「ああ、まあ、知ってるっちゃー知ってるな」
陽菜「えっと、やってたりする?」
和也「まあな。俺ゲーマーだし、流石にこのゲームをしない選択肢はないだろうし‥‥」

正直少し、いやかなりドキドキしながら喋っているので、自分が何を言っているのか分からない状態だった。

陽菜「今度始まる|Ⅲ《スリー》はもう登録した?」
和也「いや、今してた所なんだけど、まだしてないというか」
陽菜「ほんとに?!ソロプレイか2人乗りか決めちゃった?」
和也「いや、そこでどうしようか悩んでたら、お前から電話がかかってきて、いや、ぶっちゃけ誰か探してる所だったんだけど‥‥」

俺はそこまで言って気が付いた。
子供の頃の話とは言え、陽菜はゲームが得意だった。
あの頃ゲーム機をもっていたのが陽菜で、俺はそこに遊びに行く方だったとは言え、対戦した時の戦績では完全に俺が負けていたかもしれない。
もしも陽菜が今、宇宙の絆をプレイしていて、ガチでやっていたとしたら、期待できるかもしれない。
陽菜が何か言おうとしているのも気にせず、俺は陽菜に尋ねた。

和也「おまえ、宇宙の絆やってたのか?!」
陽菜「あ、え?うん。少しね‥‥」
和也「少しってどれくらいだ?」
陽菜「えっと、宇宙の絆Ⅱを一勝負決定するまで、かな?」
和也「何回目のプレイだ?なんて名前だ?」
陽菜「えっと第1回大会で、チョビって名前でやってたんだけど‥‥」
和也「そっか‥‥」

どうやら俺がプレイしていたのとは違う時にやっていたようだ。
名前も俺の記憶にはなかった。
だから正直、陽菜が俺の期待に応えられるだけの実力があるのかどうかは分からない。
ただ、俺は陽菜の事が割と好きだし、一緒にできれば楽しいだろうなと思ってしまったわけで、気が付いたら誘っていた。

和也「俺と一緒にゲームしないか?あっ、でも、お前んとこ親が厳しかったよな。だったらコッソリベランダから俺がそっちに行っても良いし」

俺の家のベランダと、陽菜の家のベランダは近く、少し危険だが渡れない事もなかった。
ただ、そこから陽菜の部屋に行けるかどうかは分からないけれど。

陽菜「あ、うん。大丈夫だよ。今はお母さんそんなに厳しくないし、私がかっちゃんの部屋行ってもいいよ」

ちょっと待て。
ゲームをする時間はおそらく、主に19時から24時になるんじゃないだろうか。
日曜日だけは丸一日戦闘時間となっているが、宇宙の絆Ⅱでは、基本19時から24時の間しか戦闘ができなかった。
何故なら、それ以外の時間に戦闘ができてしまったら、ニート最強になってしまうからね。
いやしかし、今回の『絆Ⅲ』では、世界大戦だ。
そんな時間に制限なんてできないじゃないか。
つまり、24時間戦闘可能になるのだろうか。
何にしても、一緒にゲームをするとなると、それは24時間どの時間でも一緒にできなければならないという事になる、かもしれない。
まあゲームが始まってからソロプレイする事も可能だが、せっかく陽菜とゲームができるのだったら、俺は一緒にプレイしたい。
それに隣に住んでいるんだ。
スクランブルな時への対応も割とできるだろう。
ただ学校に行っている時間はどうにもならないんだけどね。

和也「お、おう。じゃあ今から俺んちこれるか?登録、してしまいたいんだが‥‥」
陽菜「うん分かったー!すぐに行くねー!」

受話器を置いた俺が玄関のドアを開けて待っていると、1分もしない間に陽菜がやってきた。
見ると陽菜はパジャマ姿だった。

和也「おまえ、その恰好で来たのか?」
陽菜「えー?だって昔はこれくらい普通だったよね!」
和也「いやアレは子供の頃だったからであって‥‥つかこんな時間に俺んとこなんか来て大丈夫なのか?」
陽菜「うん、ちょっと色々あって、ゲームの事なら今は何でも許してもらえるんだ」

その色々が何かは分からないが、どうやらこんな夜遅くにでも、男の部屋に行ってゲームをすることに問題はないようだった。
やってきた陽菜を見てうちの母さんは驚いていたが、藤山の母に電話をして納得していた。
本当にあのおばさんが許している事に驚きだったが、まあ何にしても両方の親が許しているのだから、これからは安心して一緒にゲームができそうで少しテンションが上がった。

和也「じゃあとりあえず登録するぞ」

俺は部屋に陽菜を入れるのが照れ臭かったので、部屋に入るなりすぐにパソコンに向かった。

陽菜「う、うん」

俺の横からパソコンのモニターをのぞき込む陽菜の顔が近くて少し照れたが、俺は平静を装ってキーボードを叩いた。

和也「名前はどうしようかな。せっかくそこそこ知られてもいるから、俺は『カッチ』のままでいくよ。お前も『チョビ』のままでいいのか?」
陽菜「あ、うん。多分第1回大会のメンバーも戻ってくると思うから、その方がいい」
和也「そういえば第1回大会に参加していたんだよな。戦績はどんな感じだったんだ?」
陽菜「一応チームとしては優勝したよ。私はそんなに活躍してなかったけど」
和也「マジか!?つーことは確か紫苑軍だったよな。俺は第2回と第3回にゲームしていたから知らないけれど、紫苑って人はかなり凄い人なんだろ?」
陽菜「うん、でも私がお世話になっていたのは『アライヴ』って人で、多分人型乗りでは一番強かったんじゃないかな‥‥」
和也「えっ?」

俺は登録を進める手が止まった。
今、陽菜の口から驚くべき人の名前が出てきたような気がしたんですが‥‥
『アライヴ』ってのは俺の従兄である一生くんが使っていたキャラと同じ名前。
それだけならまあ同じ名前の別人って事もあり得るんだけど、人型乗りで一番強かったと言われたら、まさしく俺の従兄の兄ちゃんなわけで‥‥

和也「マジかよ‥‥そのアライヴって人、俺の従兄の兄ちゃんだわ」
陽菜「えー!ちょ、ちょ、どうしようー!そんな事ってあるのー?あるのー?」

陽菜が凄い笑顔で壊れていた。
これはアレだな。
かなりその一生くんに好意を持っているのか、あこがれているというのか、そんな雰囲気が伝わってきた。
俺はちょっと悔しかった。
そしてとにかくむかついた。

和也「だったら紹介してやるから、一生くんと組んでやるか?」

俺は思ってもいない事を口にしていた。
しかし陽菜は、俺の提案を断った。

陽菜「ううん。私はかっちゃんとゲームしたかったから」

そう言われて俺はちょっと照れた。
陽菜も照れているようだった。
それを見てなんだかとても嬉しかった。
少し空気がほんわかとした。

和也「そっか。ちなみに俺のゲームの目標は、その『アライヴ』を超える事なんだけど、一緒にやって勝てそうか」

今回は世界大戦で各国対抗だから直接一生くんと戦う事は無いはずだ。
でも、『アライヴよりも強い』と認められたいとは思っている。

陽菜「うーん。かっちゃんの実力が分からないから何とも言えないけど、私一人だと勝てる気はしないかな‥‥」
和也「俺は強いよ。少なくとも第2回と第3回のゲームでは、俺より強いと思うヤツはいなかった」

これは嘘ではないが、まあ同じくらい強いヤツは結構いたかな。

陽菜「かっちゃんだから遠慮せずに言うけど、第1回の強い人達は、半端なく強かったよ。ちょっと今から私と対戦してみる?」
和也「ほう。面白い。だけど今は宇宙の絆はやってないだろ。対戦したくても対戦できないな」
陽菜「ううん、あっち」

陽菜はそう言いながら、俺のゲーム機を指さした。
そこには『バトルグリード3』と書かれたゲームがあった。
【Ξ┃】 【┃┃】 【┃>】
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