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朝里の過去

この日の外回りは、南へと向かった後西に進路をとり、国境を越えて長門王国領に入り『ハブテル』という町まで行く事になった。
ギルドでの仕事は国をまたぐものもあるわけで、当然別の国の事も知っておく必要がある。
そこで今日は、ハブテルの出身という事で、朝里ちゃんを連れ立って行く事になった。
「なんでわたくしが‥‥あのくそばばぁ‥‥殺してやろうか‥‥」
さっきからブツブツと朝里ちゃんが怖いのですが。
どうも生まれ故郷であるハブテルに行くのは嫌みたいなのだ。
それを知らない姐さんは、軽く笑顔で俺についていくよう命じたわけで、朝里ちゃんはご立腹中である。
しかし本当に嫌なのね。
というかどうして普通にしている時はあれほど可愛い朝里ちゃんが、こんな般若のような形相で殺気を放つほど怒るのだろうか。
俺は単純に気になった。
「朝里ちゃん、どうしてそんなに嫌なの?生まれ故郷でしょ?何か嫌な事でもあったのかな?」
俺は普通に思った事を訪ねてみた。
すると朝里ちゃんは少し驚いた表情をした後、少し寂しそうな表情に変わり俯いた。
やっぱり聞かない方が良かったのだろうか。
頑なに自分の強さを隠していた事と、何か関係があるような気もする。
貰い手がどうとかそういう話もしていたな。
その辺りの話題になった時に、決まって朝里ちゃんは可憐な少女モードから、殺気を放つ暗殺者モードに変わるのだ。
でも最近はもう朝里ちゃんがそんなに怖い子ではないって分かっているし、もしも力になれるのならなんとかしてあげたいと思った。
しばらく無言で歩いていた。
本当ならこんなペースで歩いていたら、今日中にハブテルどころか国境を越える事もできない。
早く本気で走っていきたい所だ。
ちなみに俺だけなら、空を飛んで行く事だってできる。
俺は飛翔の魔法が使えるからね。
でも外回りをするのは、その道中の確認もあるわけで、今まで使った事はない。
俺がどうしようかと悩んでいたら、朝里ちゃんが話しかけてきた。
既に怒っている様子はなかった。
「少し話を聞いてもらってもいいでしょうか」
まさかこんな反応が返ってくるとは思っていなかった。
怒ったまま愚痴をぶちまけられるのだと思っていたからだ。
しかし実際は、少し思い詰めたような表情で、俺にすがるように話してきた。
「ああ。俺にできる事があるなら力になるから」
俺はできるだけ優しく返事を返した。
すると朝里ちゃんは、故郷での話をし始めた。
「わたくしは、ハブテルの武士の家に生まれました。父は道場の師範で、私は三歳の頃から剣の修行をさせられていました」
朝里ちゃんは、何時も腰に一本の刀を差している。
今ももちろん帯刀していて、メイド服のような着物とはなんともアンバランスだ。
前に『剣術を少々』と言っていたが、この様子だと少々所ではなさそうだった。
「十五歳になった時、もうすぐ成人して私は結婚する予定でした」
ええ!
マジか!?
まあこれだけ可憐な子だから相手がいてもおかしくないが、今結婚していないって事は、結婚は破談になったって事だろう。
「道場に通うのももう終わりという事で、その日わたくしは、男子クラスで一番強かった子と模擬試合をする事になりました。その子の名前は|伊藤陽之海《イトウヒノウミ》、私の婚約者でした」
ほうほうなるほど。
少し話が見えてきたな。
「陽之海くんは強かったです。私は強い人と戦った事がなかったので、試合はとても楽しくて私は本気で戦いました。でも‥‥そこから少し記憶がないのですが、気が付いたら私は陽之海くんをボコボコにしていました」
朝里ちゃんの表情が悲しみに包まれ、声に少し涙が混じり始めた。
「血まみれの陽之海くんは怯え、私の事を『化け物』と云いました。私は父に背中から抑えられていました。その日の内に、わたくしたちの婚約は解消され、次の日には父と母は道場を捨て町からいなくなっていました」
重い‥‥
重すぎるよ朝里ちゃん。
「私が強すぎたのがいけないんです。女のくせに強いから、婚約者にも親にも逃げられたんです。こんな事なら強くなんてなるんじゃなかった」
朝里ちゃんは手で顔を覆い泣き始めた。
でもさ‥‥
それ、強いから逃げられたんじゃないと思う。
多分勝ってしまったからでもない。
俺は一つの可能性が頭に浮かんでいた。
それを確かめる為に、俺は朝里ちゃんに提案した。
「朝里ちゃん。ちょっと俺と戦ってみないか。過ぎた過去は取り戻せないけど、これからの朝里ちゃんの未来はこれから作れる。俺と戦えば、きっと過去を乗り越えられる。俺を信じて」
俺がそういうと、少しずつ泣き声が小さくなっていった。
少ししてから朝里ちゃんは顔を上げた。
「戦う?でもそんな事したら、わたくしきっと南さんを殺してしまいますよ」
まあ確かにそう見えるだろうけれど、俺はかなり力を隠しているからね。
今日は少し力を見せようか。
俺は自分の魔力を朝里ちゃん程度まで解放していった。
これで朝里ちゃんには五分に戦える相手には見えるはずだ。
「隠しているとは思っていましたが、それほどの力を持っていましたか」
少し朝里ちゃんの目の色が変わった。
やはりこの子は、戦いたいのだ。
俺は水晶から一本の木刀を取り出した。
それを持って道から外れた荒野へと歩いていく。
そして朝里ちゃんを手招きした。
道がある辺りは整備されているので、そこを戦闘で壊すわけにはいかないからね。
「わたくしにも木刀をください。同じ条件で戦いましょう」
俺はもう一本木刀を取り出し、それを朝里ちゃんへ投げて渡した。
「朝里ちゃんは本気でかかってきてね。それでも俺は負けないから安心して良いよ」
少し挑発もしておく。
まずは本気を出してもらわないと駄目だから。
「本気でやるかは南さんの力を見て決めますよ。せいぜいわたくしを楽しませてくださいな」
「了解!では始めようか」
正直俺も朝里ちゃんがどの程度戦えるのか、本気が見てみたいと思っていたのだ。
俺も少しワクワクしてきた。
「では参ります」
「いつでもどうぞ!」
俺がそう言うと、朝里ちゃんは真っすぐに向かってきた。
「速!」
予想以上に速い朝里ちゃんの突進に驚いた。
とは言っても、俺よりはかなり遅い。
俺は全ての攻撃を木刀で受け止めた。
スピードもパワーも俺の方が上だ。
朝里ちゃんの剣技は洗練された素晴らしいものだったが、スペックの圧倒的差で俺は朝里ちゃんを圧倒した。
「強い!強すぎる!これは本気でいってもいいですよね?殺しちゃったらごめんなさい!もう我慢できない!」
そう言って朝里ちゃんはバーサクした。
やはりそうか。
朝里ちゃんはバーサーカーなのだ。
強い相手に対して本気になった時、無意識にバーサクしてしまう。
婚約者との対戦でもきっとこうなったのだ。
しかしこのバーサクは、本人の意思でそうなったのではない。
これはまだ、朝里ちゃんが真のバーサーカーにはなっていない証拠だ。
このままだと、自分の意思でバーサクをコントロールできないのだ。
コントロールできるようになる為には、バーサクを一度自覚する必要がある。
自分がバーサーカーであるという認識が必要なのだ。
つまり今必要なのは、この戦いの中で朝里ちゃんのバーサクを解除し、正気に戻させるという事。
さてしかしこの狂乱戦士をどうやって正気に戻らせるかだ。
バーサクした朝里ちゃんはパワーもスピードもアップしていて、剣での戦いだけなら今や五分だ。
魔法を使おうにも、俺には手頃な攻撃魔法がない。
一番強い攻撃魔法はコロニーレーザーだが、これは風の谷のなんちゃらにでてくる巨人が、虫を薙ぎ払った時に使ったアレの十倍くらいの威力の魔法だ。
あんなのを使ったら、正気に戻るどころか確実に殺してしまう。
次に強い攻撃魔法は、地獄の業火で対象を消し炭にしてしまう魔法だが、これも強力すぎてヤバい。
それ以下の攻撃魔法となると、各種属性の基礎魔法くらいしか使えないので、朝里ちゃん相手には全く通用しない。
まともに戦って朝里ちゃんを正気に戻せる方法はなかった。
そんなわけで、俺は最後の手段を使う事にした。
可愛いお姫様を正気に戻す為にする事と言えば、相場が決まっている。
俺は朝里ちゃんの攻撃を受けながらチャンスを待った。
朝里ちゃんの木刀が振り下ろされる。
俺はそれを受け流しながら、途中で木刀から手を放した。
まさか木刀を放すとは思っていなかっただろう。
それは朝里ちゃんの手を取り、ひねり上げて後ろへと回った。
そしてもう片方の手で俺は朝里ちゃんを背中から抱きしめた。
驚いた朝里ちゃんがこちらを向く。
その瞬間、俺は朝里ちゃんにキスをした。
「お姫様、目は覚めましたか?」
俺がそう言うと、グーパンチが飛んできた。
強烈なパンチで、二十メートルほどフッ飛ばされた。
「いてててて‥‥流石に今のは痛かったな」
とはいえダメージはほとんどなかったので、俺はすぐに立ち上がった。
俺を殴った朝里ちゃんは、どうやら正気を取り戻しているようで、殴った自分の手を見つめていたかと思うと、力が抜けたようでその場にへたり込んだ。
「はい、戦闘おしまい!どう?分かった?朝里ちゃんは強いから怖がられていたわけじゃないんだ。バーサクを自覚せずコントロールできなかったから危険に思われたんだと思うよ」
朝里ちゃんはボーっとした顔を上げ、俺の顔を見つめていた。
「でもさ、もう今ので自覚できたよね。これからはコントロールできるようになっていくはずだ。使うタイミングくらいは考えられるよね?」
俺がそう言うと、朝里ちゃんは頷いた。
そして小さな声で「ありがとう‥‥ございます」といっているのが聞こえた。
その後少しの間、俺達はその場でボーっとしていたが、ほどなくしていつもの俺たちに戻っていた。
いや、少し距離が近くなったような気もする。
この日以降、殺気を放つ事が少なくなったし、家の廊下に下着姿で出てくる事も無くなったし。
何にしても、俺たちは改めてハブテルの町へと走り出した。
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