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決戦前夜

 冀州は広宗に到着するまでに一週間を要した。
 馬を走らせ、野営をして、また次の日も馬を走らせて。
 正直疲れるかと思っていたが、私はこの学園に入って初めて、この学園へ来た目的を果たしているように思えて、楽しく毎日を過ごしていた。
 馬車に乗る面子も変わり、祭縁や孫感先輩とゆっくり話す機会もあった。
 祭縁とはこれまで、近くに居ながら喋った事も無かったが、それが惜しいと思えるくらい楽しかった。
 特に祭縁が話す、今後の世界についての持論は、私の想像もつかないものだった。
 祭縁にしてみれば、今回の反乱も、予想されていた事だと言う。
 ただ、今回は必ず、その反乱は失敗するだろうとの事。
 聞くところによると、広宗にある反乱軍の勢力は約三万。
 一方こちらは、学園生を含め、集結しているのは二万人強だそうだ。
 それでも勝てると祭縁は言った。
 それよりも問題は、その後だそうだ。
 漢帝国の弱体化が露わになり、力のあるものが野心を持って、天下に声を上げると。
 祭縁曰く、群雄割拠の時代が、再び到来する日は近いと。
 私も、確かに悪い時代になりつつあるとは感じていた。
 なんとかしたほうがいいとも思っていた。
 金の無い地方は警備兵すら置かれなくなり、火神の力が及ばない地は増え、賊が我が物顔で町中を闊歩する地域もあると言う。
 それでも私の想像は、地方の反乱程度だった。
 今回のこの大規模な反乱すら、予想できていなかったのだから、祭縁の予想は私には衝撃的で、ある意味面白かった。
 そして最後に祭縁が言った言葉が、私の頭にずっと残る事になった。
「私たちの世代が、今の世界を壊し、そして新たな世界をつくり上げていくと思われます」
 その中に自分はいるのか。
 もしくは、愁癒や莉句遜、歌琥や跳雲が、その中にいるのか。
 考えても答えが今すぐでる事もなく、私は目の前の任務へと、意識を集中していった。

 広宗は既に戦場と化していた。
 反乱軍三万が集う広宗城を、四方向から包囲する形で、漢帝国正規軍が攻撃する。
 その中には、各地から集まった学園生徒もいるようだ。
 しかし、到着したばかりの我々からは、その姿はあまり確認できない。
 正規軍の人達は、当然戦闘用の装備を身につけている。
 第四の生徒は、学ランかセーラー服だ。
 要するにそれ以外が他の学園生だが、その姿はことごとく最前線にあるようで、確認するのは容易ではなかった。
 そしてまた、我々が正規軍から言い渡された戦場は、最前線であった。
「どういう事だ?学生が最前線なんて・・・」
 私が納得いかなくて立ち尽くしていると、祭縁が声をかけてきた。
「正規軍よりも、我々学生の方が戦力になるという事でしょう。第四はともかく、他の学園は、正に戦闘の素質を持った者のみが集められていますから」
 そうなんだよな。
 ハッキリ言ってしまえば、十二ある高等部には、その年の魔力上位者が全て集められていると言えるわけだからな。
 それ以外の道に進む能力者もいるだろうが、きっとそれは少数だろう。
 という事は、今此処に、三世代の最高能力者が集まっていると言えるのか。
 私は、なんとも言えない高揚感に襲われていた。
 そして間もなく我々は、最前線へと足を踏み入れる事になった。

 最前線では、正に激しい戦闘が繰り広げられていた。
 北側ルートから城壁へ攻撃をしている、第六魔法学園と合流した我々は、当初の予定どおり、第一部隊と第二部隊で攻撃を行い、第三部隊が守りを担当していた。
 しかし、籠城する敵からの攻撃は、上方から撃ちおろしてくる為、守りが一部隊ではかなりきつい。
 そもそも数でも負けているのだから、そうなって当然だ。
 それでもかろうじてなんとかなっているのは、第六の面々の活躍だろう。
「すごい・・・なんだあのメンバーは・・・」
 能力が高いのはもちろん、トップレベルの使い手の多さに唖然とする。
 中等部の頃は、凄いと思えるのは歌琥だけだった。
 今の第四にも、あそこで暴れている人たちと対等に戦える者は、数えるほどしかいないだろう。
 全国にはまだまだ凄い人たちがいる事に、私は感心するしかなかった。
 私はハート型の魔法反射の盾、通称「ハート型」を展開し、それで敵の攻撃を防ぎながら、凄い人達に見惚れていた。
 戦争は駄目だと思う。
 人を殺す事も、決してやって良いものではない。
 でも、これだけの人を見ると、何やら熱いものがこみ上げてきて、私はなんだかワクワクが抑えられなかった。
 戦いは日が沈む寸前まで続いたが、こう着状態のまま、一時攻撃を終了した。
 野営地まで後退した我々は、敵からの奇襲に警戒しつつも、体を休めなければならない。
 魔法は無尽蔵に使えるものではないし、体力的にも休息は必要だ。
 だけどその中でも、上層部の者は、今後どうやって広宗城を攻略し、兆角を倒すか、考えなければならなかった。
 このまま籠城されれば、いや、籠城させておけるなら、いずれ敵の食糧は尽きて、勝利をものにする事ができるだろう。
 しかし、城壁内に小さな町を|擁《よう》しており、蓄えもかなりあると予想される。
 漢帝国としては、一刻も早い終結が望まれ、食糧が尽きるのを待ってはいられない。
 だからと言って今日のように、城壁の外から攻撃していたのでは、敵の戦力はほとんど削れず、逆にこちらはじわじわと削られていく事になるだろう。
 更にこのままの戦いでは、我々は包囲しているとは言え、戦力的に負けている。
 となると、それぞれの部隊を各個に攻められれば、大きなダメージを食らうのはやはりこちらだけだし、三万の兵力で何処か一か所を攻撃されれば、あっさりと突破され、手薄な各方面の領土を、再び襲われかねない。
 我々は今、反乱軍の本体を閉じ込める事には成功している。
 各地に二万ほどの反乱軍が活動していて、それに各方面の正規軍が対応している状態ではあるが、総大将の兆角さえ倒せれば、反乱は一気に収束できるはずだ。
 反乱軍は今のところ勝っているし、籠城が第一の選択肢になっているから、今はこの有利な状況を捨てる事はしないだろう。
 だが、敵が動きだしたら、全国で泥沼の戦いが繰り広げられる事になるのではないだろうか。
 要するに、敵が一番効率良く我々を倒す方法が、実は我々が一番望んでいる状況であり、今はバランス良く安定している状態だ。
 もし今何か変化があれば、その安定は崩れ、どういう悲惨な状況になる事やら。
 だから毎日の攻撃はやめられないし、多少の犠牲も仕方が無い状況っていう事か。
 でもそれを続けていれば、敵の食糧が尽きる前に、我々が全滅してしまう。
 結局のところ、なんとか城壁内へと侵入するなりして、城壁門を開けてガチンコ対決をするか、もしくは兆角をおびき出して倒すか、それ以外に作戦は無いという事か。
 部隊長の放心先輩から告げられた作戦は、正にその両方を取り入れた作戦だった。
「あ~・・・作戦本部からの作戦を・・・伝える・・・明日我々は~・・・我が学園メンバーのみで、北側城壁門を攻撃する・・・他は西側城壁門へ移動し、そこから侵入作戦を決行するのだそうだ・・・」
 しかしこの作戦は、理解はできるが納得し難いものだった。
 兆角討伐の指揮は、|考歩数《こうほすう》大将と、|酒春《しゅしゅん》中将か。
 この作戦の意図はこうだ。
 兆角の弟、兆砲を倒した第四は、すなわち餌だ。
 北側にいるのが第四だけなら、打って出てくる可能性もあるし、少なくとも北側への攻撃は、今まで通りかそれ以上で行ってくるだろう。
 そこで、手薄になるかもしれない西から、今まで以上の兵力でなんとか城壁門を攻略し、城壁内に流れ込む。
 城壁内に入る事ができれば、おそらく勝てると思っているのだろう。
 その目論み通りにいったとすれば、敵が逃げるのは我々の方向、即ち北側からだ。
 北側には大きな町も少なく、逃げ場も少ないので、仮に我々があっさり突破されたとしても、最悪の事態にはならないってわけだ。
 うまくいく可能性はあるとは思うが、これが成功した時、我々の中で生き延びているのは、いったいどれだけいるのだろうか。
 私は、愁癒と歌琥と話をする為に、二人を馬車の車両に呼び出していた。
 皆がいるテントを避けたのは、当然、ぶっちゃけた話ができるようにだ。
「今回の作戦どう思う?」
 私は愁癒と歌琥に尋ねた。
 すると、何故かついて来ていた莉句遜が、元気に笑顔でこたえていた。
「どうもこうも、兆角さえバカじゃなければ、これはチャンスだから」
 まったく、小さくて私の視界に入っていなかったよ。
 それはいいとして、莉句遜の言った事は、どういう意味だろうか。
 チャンスというのは、何かが動く時に存在するものだし、ピンチをチャンスにって言葉もあったりする。
 兆角の対応によっては、我々第四が、勝利を決める何かを担えるという事なのか。
 莉句遜の表情から「我々第四が犠牲になる上での勝利」って事ではないと思うが。
「相手がどう動くか考える時は、自分が相手の立場に立って考えればいいぞ。そのうえで相手との力量差を考えれば、自ずと答えは出てくるものだ」
 私が、賢い愁癒と同じように考えて、同じ結論が出せるとも思えないが、確かに言う通りではある。
 私が兆角だったらか。
 兆角は今、三万の戦力を持っている。
 取り囲んでいる敵戦力は、二万そこそこだ。
 正直、真っ向勝負をしても勝てると思うだろう。
 それでも、籠城している方が今は楽だし、確実に敵を削っていけるから、この状況をみすみす放棄する手はない。
 そんな時、敵が西側に戦力を集め、北側戦力は弟の仇である学園だけとなったら、どうするだろう。
 私なら、まずは罠を警戒する。
 打って出ようなんて、いくら相手が仇でもできない。
 となると、出撃する事、或いはこちらに戦力を投入するのが罠なら、やはり西側を一番警戒する。
 なるほど、兆角がバカでなければ、こちらの作戦は読まれ、そういう風に対応してくると言う事か。
「という事は、特に対応はいらないって事か」
「まあそういう事になるな。莉句遜はその上で、チャンスがあると思っているようだが」
 愁癒の言葉に、莉句遜は嬉しそうに考えを述べた。
「もし現在のバランス通り戦力を移動するような事があったら、こちらから城壁内への侵入チャンスがあるだから。七千人の守る城壁門よりも、二百人そこそこしかいない城壁門の方が、侵入に容易いだから」
 要するに個人的だったり、小規模で侵入を狙うなら、こちらの方が都合が良いって事か。
 まさかそこまでは減らさないだろうが、百八十人の敵に、千人を超える戦力をこちらに残しておくとも思えない。
「一ついいか?」
 此処まで黙っていた歌琥が、手を挙げて発言権を求めてきた。
「なんだ?角刈り?発言を許可してやるだから」
 莉句遜は歌琥に対しても、偉そうだった。
 それでも歌琥は表情を変える事もなく、何事もなかったように話しだした。
「いやな、俺達三グループは、我が学園の指揮の中では行動が自由だったよな。それがこの戦いでも生きているなら、最初から戦闘には参加しない方向でいけばどうだ?そうすれば、敵も更にこちらの戦力を減らし、油断するかもしれないぞ」
 歌琥の言う通り、どうせこちらには出撃してくる事もないだろうし、真面目に戦う必要もないかもしれない。
 どうせ何をしても、西に戦力が集まっている時点で、これは罠だと思われるのだから。
 形だけ攻撃しているフリをして、万一出てくるような時には、逃げの一手でいいはずだ。
「最初から、俺達だけで城壁内に入り、門を開ける事を目的に行動するって事か」
 みんなは私の言葉に頷いた。
 それにしても、まったく大した奴らがそろっているな。
 私は凄く頼りになる仲間に、ただただ喜びを感じるばかりだった。
「後は、他のメンバーとも連携がとれている方がいいな。跳雲の力も借りたいし」
「そうだな。学園長にも話しておいた方がいいだろう」
 愁癒がそう言うと、皆立ちあがり、学園長のいるテントへと向かった。
 |一時《いっとき》の話し合いにより、学園長も跳雲も、私たちの作戦に賛同し、協力してくれる事となった。
 そしてこの後、愁癒と学園長は、東の城門を攻撃している、第三、第十の生徒に会いに、そちらの野営地に向かっていった。
 どうやらこの作戦をより確実にする為、上手くいった時に、こちら側に戦力を振り分けてもらうとの事だった。
 明日は直接、兆角に対するのか。
 それとも、また別の展開が待っているのか。
 決戦前夜は、静かに更けていった。
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